淳子と花物語+10

桜田淳子 淳子と花物語+10歌詞
1.花物語

作詞:阿久悠
作曲:中村泰士

この花は私です
やっと綺麗に咲いたのです
誰よりも先に
あなたに見せたかったのです
窓辺に置きます
知らない間に
そっと置いて帰って来ます
気がついてくれるでしょうか
手にとって
あゝ綺麗だといってくれるでしょうか
それとも…………

おぼえています あの日のこと
小雨の中のすれ違いを
胸が熱くふるえたときめきに
これが恋と知らされたあの日を
あれからずっとあれからずっと
あなたを想って泣いてた

この花は私です
やっと綺麗に咲いたのです
初恋なのです
どうしても
あなたの胸にとどけたいのです
明日の朝
窓の外に立ってみます
もしも私の花が枯れていたら
あきらめます
そのかわり
私のことが好きなら…………

私の気持わかるのなら
可愛い花といってほしい
それをそれを信じて待っている
涙もろい近ごろの私よ
窓辺の花は窓辺の花は
あなたを想って咲いてる


2.パイナップル・プリンセス

作詞:シャーマン・訳詞:漣健児
作曲:シャーマン

パイナップル プリンセス
かわいい パイナップル プリンセス
たのしい ウクレレ片手に お散歩よ

パイナップル プリンセス
あかいスカーフ 首にまき
風になびかせ お散歩よ
私はワイキキ生れ
みどりの島のお姫様
せいたかのっぽの彼と
いつでも一緒なの

パイナップル プリンセス
かわいい パイナップル プリンセス
たのしい ウクレレ片手に お散歩よ

パイナップル プリンセス
あかいスカーフ 首にまき
風になびかせ お散歩よ
私はワイキキ生れ
みどりの島のお姫様
せいたかのっぽの彼と
いつでも一緒なの


3.秘密のいろ

作詞:阿久悠
作曲:中村泰士

あなたに書いた はじめての手紙
愛してますと 大人びた言葉
ひとりの部屋は 秘密のいろで
あなたの写真が 笑ってる
封筒を抱きしめて 話しかける
うれしい うれしくない
うれしいでしょう
こんなに好きな いじらしい気持ち
つたえてほしい はじめての手紙

くちづけされた ときめきのままで
愛してますと 大人びた言葉
ひとりの部屋は 秘密のいろで
鏡に向って 笑ってる
くちびるにふれながら 話しかける
うれしい うれしくない
うれしいでしょう
こんなに熱い あなたへの想い
育ってほしい ときめきのままで


4.17才

作詞:有馬三恵子
作曲:筒美京平

誰もいない海
二人の愛を確かめたくて
あなたの腕をすりぬけてみたの
走る水辺のまぶしさ
息も出来ないくらい
早く強くつかまえに来て
好きなんだもの
私はいま生きている

青い空の下
ふたりの愛を抱きしめたくて
光の中へ溶けこんでみたの
ふたり鴎になるのよ
風は大きいけれど
動かないでおねがいだから
好きなんだもの
私はいま生きている

あつい生命にまかせて
そっとキスしていい
空も海も見つめるなかで
好きなんだもの
私はいま生きている
私はいま生きている
…………


5.わたしの早春賦

作詞:たかたかし
作曲:高田弘

窓をあけたら 可愛いつぼみ
春が来たよと つげました
森の水車が コトコトなります
誰か呼んでる 雲の向うに
長いスカートは ルルルルすてましょう
お部屋の鍵も ルルルルすてましょう
もうすぐ来るわ あなたの足音
ホラホラホラ 聞えるでしょう

風に誘われ 振り向く私に
春の光りが たわむれる
どんな世界が 私を待つのよ
頬を赤らめ 肩をすくめる
古い上衣は ルルルルすてましょう
きのうの涙も ルルルルすてましょう
大人になる日 あなたの姿が
ホラホラホラ 走って来るわ


6.日ぐれの少女

作詞:阿久悠
作曲:森田公一

誰かに逢いたい 日ぐれが来ると
誰でもいいから 話しがしたい
坂道のぼって 街の灯見つめ
なぜだか涙を 浮かべているの
公園のブランコが ゆれている
少年がハーモニカ 吹いている
みんなそうかな さびしいのかな
こんな日ぐれは さびしいのかな

花屋の店先 一輪だけが
ぽつんと残った 日ぐれも過ぎて
その花もらって 手にして歩く
この次逢うひと あげてもいいわ
街灯が一つだけ 消えている
泣き虫が道ばたに すわってる
みんなそうかな さびしいのかな
こんな日ぐれは さびしいのかな


7.芽ばえ

作詞:千家和也
作曲:筒美京平

もしもあの日あなたに 逢わなければ
この私はどんな 女の子に
なっていたでしょう
足に豆をこさえて 街から街
行くあてもないのに
泪で歩いて いたでしょう
悪い遊び憶えて いけない子と……
人に呼ばれて 泣いたでしょう
今も想い出すたび 胸が痛む……
もうあなたのそばを 離れないわ
離れないわ 離れないわ

もしもあの日あなたに 逢わなければ
この私はどんな 女の子に
なっていたでしょう
白い薔薇の匂いも 鳥の声も
まだ気付くことなく
ひっそり暮らして いたでしょう
誰か人に心を 盗みとられ……
神の裁きを 受けたでしょう
今も想い出すたび 恐くなるわ……
もうあなたのそばを 離れないわ
離れないわ 離れないわ


8.ふたりはふたり

作詞:阿久悠
作曲:中村泰士

もしもし私 私です
昨日は本当に ごめんなさいね
あなたの言うこと わかっていても
意地をはってた 私が悪い
ゆるして夜中に 電話をかけて
ティンガリンガリン ティンガリンガリン
ティンガリンガリン ワォ………
ふたりはふたりよ ふたりしかないわ
あなたしかないの この広い世界で

もしもし私 私です
電話をきらずに 話していてね
ゆるしてくれたら いつものように
ときどきやさしい 言葉をかけて
名前を呼んでね おやすみ言って
ティンガリンガリン ティンガリンガリン
ティンガリンガリン ワォ………
ふたりはふたりよ ふたりしかないわ
あなたしかないの この広い世界で


9.のっぽの恋人

作詞:阿久悠
作曲:中村泰士

くちづけをせがんだら 抱きあげられて
真赤な靴がぽっんと 落ちた
しあわせも倍くらい 大きな胸を
拳でたたき 甘える私
のっぽの恋人 私の恋人は
さよならも小さくは 見えないの
だから大好き あなたのあなたのことが

人ごみで別れても あなたが見える
ほほえむ顔がぽつん みえる
誰よりもやさしくて たくましいひと
いつも見上げて おしゃべりするの
のっぽの恋人 私の恋人は
さよならも小さくは 見えないの
だから大好き あなたのあなたのことが


10.ワンワン・ワルツ

作詞:B.メリル
作曲:B.メリル

How much is that doggie in the window?
The one with the waggely tail;
How much is that doggie in the window?
I do hope that doggie's for sali.

I must take a trip to California
And leave my poor sweet-heart alone,
If he has a dog he won't be lonesome,
And the doggie will have a good home.

How much is that doggie in the window?
The one with the waggely tail;
How much is that doggie in the window?
I do hope that doggie's for sali.

I read in the papers there are robbers
With flash-lights that shine in the dark;
My love needs a doggie to protect him
And scare them away with one bark.

I don't want a bunny or a kitty,
I don't want a parrot that talks,
I don't want a bowl of little fishies;
He can't take a gold-fish for walks.

How much is that doggie in the window?
The one with the waggely tail;
How much is that doggie in the window?
I do hope that doggie's for sali.


11.恋のふくらみ

作詞:桜田淳子
作曲:高田弘

チューリップのお花が かわいく咲く頃
私の恋は ふくらみはじめるのです
モンシロチョウが お花に止まった時に
私の恋はますます ふくらむのです

そしてそよ風が 彼の耳に
私の気持 そっと伝えてくれたら
私はきっとすばらしい 恋を知るでしょう
そして私は広い 野原を
駈けずりまわるでしょう
恋を知った 天使のように

そしてお日様が 恋を知った
私の心 そっと包んでくれたら
私の胸はしあわせで あふれそうなの
そして私は広い 野原を
駈けずりまわるでしょう
恋を知った 天使のように


12.てんとう虫のサンバ

作詞:さいとう大三
作曲:馬飼野俊一

あなたと私が夢の国
森の小さな教会で
結婚式をあげました
照れてるあなたに虫達が
くちづけせよとはやしたて
そっとあなたはくれました

赤青黄色の衣裳をつけた
てんとう虫がしゃしゃり出て
サンバにあわせて踊り出す
愛する二人に鳥達も
赤いリボンの花かごと
愛のくちづけくれました

今日は楽しい夢の国
森のおまつり舞踏会
白いドレスで出掛けます
幸せ誓ったお祝いに
森の可愛い虫達が
楽器を持って集った

赤青黄色の衣裳をつけた
てんとう虫がしゃしゃり出て
サンバにあわせて踊り出す
まあるいまあるいお月様
愛の光でほほえんで
森の月夜はふけました

赤青黄色の衣裳をつけた
てんとう虫がしゃしゃり出て
サンバにあわせて踊り出す
まあるいまあるいお月様
愛の光でほほえんで
森の月夜はふけました


13.しあわせの一番星

作詞:安井かずみ
作曲:筒美京平

夕焼けこ焼けで 家に帰る路
小石をそっとける 明日も晴れる
夕空背のびして 赤い屋根の上
一番星ほら 見つけたばかり
ルルルルル 心に光るあの人の笑顔が
明日もきっと元気でいると 胸をたたいた

夕陽を追いかけ 母さん忘れてる
道草あの子の 長い影法師
ルルルルル 心に光るあの人の言葉が
いつかはきっと どんな人にも幸福が来ると
夕焼け細道 家に帰る路
誰かが忘れた 自転車ひとつ
誰かが忘れた 自転車ひとつ


14.恋人たちの港

作詞:山上路夫
作曲:森田公一

はじめてよ二人して 港へと来てみたの
キラキラと船灯 夢見ているみたいにきれい
白いあの船に乗り どこか遠くの国へ
あなたと今二人 行ってみたい知らないとこ
港の通り歩いてゆけば 遠く汽笛が鳴るわ

海ぞいのこのお店 窓ぎわへすわったの
美しいことばかり なぜ私とあなたにあるの
あれはギリシャの船と 指で教えるあなた
目と目が合い二人 何も言えず黙ってるの
お店の窓をふるわせながら 遠く汽笛が鳴るわ

白いあの船はまた 海に出てゆくのでしょう
明日もこの愛は きっと何か見つけるでしょう
港の街と別れてゆけば 遠く汽笛が鳴るわ


15.恋はみずいろ

作詞:A.ポップ・訳詞:漣健児
作曲:A.ポップ

青い空が お日さまにとける
白い波が 青い海にとける
青い空は 私の恋の色
青い海は あなたの愛の色
恋は水色 空と海の色

青い空が お日さまにとける
白い波が 青い海にとける
青い空と 水色の空が
愛し合って ひとつに結ばれる
恋は水色 空と海の色

青い空は 私の恋の色
青い海は あなたの愛の色
青い海と 水色の空が
愛し合って ひとつに結ばれる
恋は水色 空と海の色
ルルルルル…………


16.小さな恋のメロディ

作詞:M.ギブ・訳詞:山上路夫
作曲:M.ギブ

誰だろうあの娘は 泣き顔が可愛い
人生のきびしさ 君は知っているの
メロディ・フェア 長い髪とかしなさい
メロディ・フェア 美しくなるため
メロディ・フェア 君は女の子

誰だろうあの娘は 泣き顔が可愛い
人生のきびしさ 君は知っているの
メロディ・フェア 長い髪とかしなさい
メロディ・フェア 美しくなるため
メロディ・フェア 君は女の子

誰だろうあの娘は 窓の外見ている
雨ばかり降らない この世はメリーゴーランド
メロディ・フェア 長い髪とかしなさい
メロディ・フェア 忘れてはいけない
メロディ・フェア 君は女の子


17.心の旅

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

あー だから今夜だけは 君をだいていたい
あー 明日の今頃は 僕は汽車の中

旅立つ僕の心を 知っていたのか
遠く離れてしまえば 愛は終るといった

もしも許されるなら 眠りについた君を
ポケットにつめこんで そのまま連れ去りたい

あー だから今夜だけは 君をだいていたい
あー 明日の今頃は 僕は汽車の中

にぎやかだった街も 今は声を静めて
なにを待っているのか なにを持っているのか

いつもいつの時でも 僕は忘れはしない
愛に終りがあって 心の旅がはじまる

あー だから今夜だけは 君をだいていたい
あー 明日の今頃は 僕は汽車の中

あー だから今夜だけは 君をだいていたい
あー 明日の今頃は 僕は汽車の中


18.友達よ泣くんじゃない

作詞:阿久悠
作曲:鈴木邦彦

友達よ 泣くんじゃない
今は つらいけど
友達よ 泣くんじゃない
明日は 晴れるから
君の胸の奥は いつも熱いあらし
何をしても苦しい せつないこの毎日
友達よ 泣くんじゃない
誰も 今はそうさ

友達よ 泣くんじゃない
話して あげるから

友達よ 行くんじゃない
逃げて どうなるか
友達よ 行くんじゃない
ここにも 夢がある
恋に悩む時も 愛をさがす時も
何をしても苦しい せつないこの毎日
友達よ 行くんじゃない
みんな 君の味方
友達よ 行くんじゃない
見つめて あげるから


19.学生街の喫茶店

作詞:山上路夫
作曲:すぎやまこういち

君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
学生でにぎやかな この店の
片隅で聴いていた ボブディラン
あの時の歌は 聴こえない
人の姿も変わったよ 時は流れた
あの頃は愛だとは 知らないで
サヨナラも言わないで 別れたよ
君と………

君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
窓の外 街路樹が美しい
ドアを開け 君が来る気がするよ
あの時は道に 枯葉が
音もたてずに舞っていた 時は流れた
あの頃は愛だとは 知らないで
サヨナラも言わないで 別れたよ
君と………君と………


20.個人授業

作詞:阿久悠
作曲:都倉俊一

いけない人ねっといって いつもこの頭をなでる
叱られていてもぼくは 何故かうっとりしてしまう
あなたは せんせい
授業をしている時も ぼくはただ見つめてるだけ
魔法にかかったように 昼も夢みている気分
あなたは せんせい
あこがれのあのひとは 罪なことだよせんせい
出来るなら 個人授業を 受けてみたいよハハハ………
学校帰りの道で じっと待つこの身はつらい
毎日毎日同じ場所で ただこうしているよ
あなたはせんせい せんせい

はやりのドレスをいつも しゃれてきこなしてるひとよ
けっこうグラマーなことも ぼくは気がついてるんだよ
あなたは せんせい
今度の休みになれば 部屋へたずねることにしよう
ちょっぴり大人のふりで 愛のことばなど持って
あなたは せんせい
あこがれのあのひとは 罪なことだよせんせい
出来るなら個人授業を 受けてみたいよハハ………
ちらちらまぶたにうかび とても勉強など駄目さ
このまま続いて行けば きっと死んでしまうだろうよ
あなたはせんせい せんせい


21.花物語

作詞:阿久悠
作曲:中村泰士

この花は私です
やっと綺麗に咲いたのです
誰よりも先に
あなたに見せたかったのです
窓辺に置きます
知らない間に
そっと置いて帰って来ます
気がついてくれるでしょうか
手にとって
あゝ綺麗だといってくれるでしょうか
それとも…………

おぼえています あの日のこと
小雨の中のすれ違いを
胸が熱くふるえたときめきに
これが恋と知らされたあの日を
あれからずっとあれからずっと
あなたを想って泣いてた

この花は私です
やっと綺麗に咲いたのです
初恋なのです
どうしても
あなたの胸にとどけたいのです
明日の朝
窓の外に立ってみます
もしも私の花が枯れていたら
あきらめます
そのかわり
私のことが好きなら…………

私の気持わかるのなら
可愛い花といってほしい
それをそれを信じて待っている
涙もろい近ごろの私よ
窓辺の花は窓辺の花は
あなたを想って咲いてる


22.花物語

作詞:阿久悠
作曲:中村泰士

この花は私です
やっと綺麗に咲いたのです
誰よりも先に
あなたに見せたかったのです
窓辺に置きます
知らない間に
そっと置いて帰って来ます
気がついてくれるでしょうか
手にとって
あゝ綺麗だといってくれるでしょうか
それとも…………

おぼえています あの日のこと
小雨の中のすれ違いを
胸が熱くふるえたときめきに
これが恋と知らされたあの日を
あれからずっとあれからずっと
あなたを想って泣いてた

この花は私です
やっと綺麗に咲いたのです
初恋なのです
どうしても
あなたの胸にとどけたいのです
明日の朝
窓の外に立ってみます
もしも私の花が枯れていたら
あきらめます
そのかわり
私のことが好きなら…………

私の気持わかるのなら
可愛い花といってほしい
それをそれを信じて待っている
涙もろい近ごろの私よ
窓辺の花は窓辺の花は
あなたを想って咲いてる