ビッグスター1500シリーズ

梅沢富美男 ビッグスター1500シリーズ歌詞
1.夢芝居

作詞:小椋佳
作曲:小椋佳

恋のからくり 夢芝居
台詞ひとつ 忘れもしない
誰のすじがき 花舞台
行く先の影は見えない
男と女 あやつりつられ
細い絆の 糸引き ひかれ
けいこ不足を 幕は待たない
恋はいつでも 初舞台

恋は怪しい 夢芝居
たぎる思い おさえられない
化粧衣裳の 花舞台
かい間見る 素顔可愛い
男と女 あやつりつられ
心の鏡 のぞき のぞかれ
こなしきれない 涙と笑い
恋はいつでも 初舞台

男と女 あやつりつられ
対のあげはの 誘い誘われ
心はらはら 舞う夢芝居
恋はいつでも 初舞台


2.恋暦

作詞:石原信一
作曲:円広志

花びら触れる 愛しさで
恥じらう肩を 抱いた春
ひとすじ蛍 飛ぶ夜に
命を焦がし そして夏
人生は廻り舞台 めぐり逢う
めぐり逢う恋暦(こいごよみ)
あぁ おまえ

そぼ降る時雨 別れ唄
季節のさだめ 濡らす秋
舞い散る雪に 山茶花(さざんか)の
紅色胸に しみる冬
人生は廻り舞台 行き過ぎる
行き過ぎる恋暦(こいごよみ)
あぁ おまえ

心の奥に 灯をともし
女がひとり 待ちわびて
旅路の果てに 面影を
男はいつか 振り返る
人生は廻り舞台 やがて咲く
やがて咲く恋暦(こいごよみ)
人生は廻り舞台 やがて咲く
やがて咲く恋暦(こいごよみ)
あぁ おまえ


3.帰りゃんせ

作詞:円広志
作曲:円広志

はらりはらりと雪が降る
ほろりほろりと胸焦がす
おちょこ一つをねだって酔って
うたかたの夢せつないね
ひらりひらりと春が舞う
ふらりふらりと夜が行く
どうかしてると叱っておくれ
優しくされるとつけあがる

※帰りゃんせ 帰りゃんせ
行きは酔い酔い 帰りゃんせ
帰りゃんせ 帰りゃんせ
心残して帰りゃんせ
私残して帰りゃんせ※

ひざを枕に旅をする
浴衣はだけて染めてゆく
何で忘らりょあの日のことを
とどかないけど好きだもの
初めて見せた泣き顔を
何故と尋くから憎らしい
まして言えない遠い明日を
愚かだと笑わずに

帰りゃんせ 帰りゃんせ
私ならもう大丈夫
帰りゃんせ 帰りゃんせ
気にしないで 帰りゃんせ
振り返らずに帰りゃんせ

(※くり返し)


4.恋曼陀羅

作詞:阿木燿子
作曲:宇崎竜童

せんじつめれば男と女
月と影との 色模様
月が痩せれば 影もついでに
人目忍んで 細くなる

地獄極楽 行ったり来たり
恋の逢う瀬は うしろ髪
あんなに抱いたあとだから
朧にお前が消えそうで
まんだら まんだら 恋まんだら
まんだら まんだら 恋まんだら
万にひとつも お前とは添えないものを

別れ間際の本音と嘘が
涙の裏で乱れ飛ぶ
私を殺す 悪い人ねと
お前の声が震えてた

地獄極楽 のったり のたり
今日も誰かに うしろ指
こんなに惚れた女さえ
泣かせてばかりの薄情

まんだら まんだら 恋まんだら
まんだら まんだら 恋まんだら
万にひとつの この恋に 賭けてはみても

まんだら まんだら 恋まんだら
まんだら まんだら 恋まんだら
万にひとつの この恋に 賭けてはみても


5.演歌みたいな別れでも

作詞:中山ラビ・小椋佳
作曲:小椋佳

どうせはかない 夢だったのと
下手な台詞は 云わないでくれ
会えば涙が つらさを増すと
手紙ならまだ 許せもするが
なりゆきだけの 恋だったのか
演歌みたいな 別れだね

赤羽行きの 夜更けの電車
秋色深い 肩かけ揺れて
あの日にかけた お前の目には
まこともどきの 光が見えて
一緒にいたい 気にもなったよ
演歌みたいな 別れでも
愛のわだちが いとおしくなる
泥をはらって 抱きたくなるよ

冬の深さに 閉ざした心
旅のそぞろに 野火たく夜は
人恋しさに 帰りたくなる
さよなら云わず 離れたことに
少しあかりを 捜したりする
演歌みたいな 別れでも
愛のわだちを たどりたくなる
泥を払って 追いたくなるよ


6.虹飾り


7.色が舞う

作詞:茅野遊
作曲:小椋佳

色は匂へど 散りぬるを
桜 山吹 花菖蒲
色とりどりの 恋衣
心こがして 衣が咲く
男心は風車
何処吹く風に柳色
いとあわれ いとをかし
女の綾なす 色くらべ

あさきゆめみし 恋模様
茜 白藤 花嵐
乱れ染めにし 恋舞踊
心ゆらして 衣が舞う
会えぬ怨みの夢枕
会えば梔子 ゆるし色
いとあわれ いとをかし
女の織りなす 色すがた

季節知らずの花軍
果ては枯れ野か 朽ち葉色
いとあわれ いとをかし
女の綾なす 色絵巻