はぐれどり

森昌子 はぐれどり歌詞
1.はぐれどり

作詞:さわだすずこ
作曲:浜圭介

海に浮かべた 笹舟さえも
水に背を向け 戻るのに
帰るあてない あなたを待って
諦めきれない 恋に泣く
拳(こぶし)で胸を 叩いても
この愛消せない 消えてくれない
北へ帰る 鳥の群れに ついていきたい
あぁ あぁ 私 はぐれ鳥

濡れた砂浜 人影も無く
鳥の足跡 目で追って
指でなぞった あなたの名前
寄せ来る さざ波 消していく
許せないこと 数えても
この愛消せない 消えてくれない
震える肩 冷たい風 降り積もる雪
あぁ あぁ 私 はぐれ鳥

拳で胸を 叩いても
この愛消せない 消えてくれない
北へ帰る 鳥の群れに ついていきたい
あぁ あぁ 私 はぐれ鳥


2.メモ用紙

作詞:胡沙まりも
作曲:浜圭介

一人暮らしも 慣れたよなんて
便りを何度も 書いてみたけど
小さなカバンに 明日(ゆめ)をつめ
来た街そんなに 甘くない
辛さに心が 折れそうになり
けれどこのままじゃ 帰れない

一人淋(さび)しさ 忘れたなんて
そんな強がりを 云っては泣いた
瞼(まぶた)閉じれば 故郷(ふるさと)の
山並み恋しい 夢をみる
駅のホームで 頑張れと
母が手を振る なみだ顔

届いた小包み そのなかに
カタカナ混じりの メモ用紙
込み上げる思いに 空を見る
明日もう一度 歩いてみよう
明日もう一度 歩いてみよう