ベストセレクション~母衣~

森若里子 ベストセレクション~母衣~歌詞
1.しがらみ


2.十九の浮草


3.愛愁岬

作詞:星野哲郎
作曲:船村徹

こころを殺して さよならを
言えば笑顔が はり裂ける
背のびをしても 背のびをしても
あなたの船には 届かない
想いがつらい 愛愁岬

好きなあなたに 倖せを
贈る別れの 朝なのに
あきらめながら あきらめきれぬ
みれんな女の 抜け殻が
涙と歩るく 愛愁岬

ほめるあなたが 居なくては
髪も化粧も 色あせる
さだめがにくい さだめがにくい
心の叫びも 岩角の
しぶきに消える 愛愁岬


4.悲しき子守唄


5.母子舞い


6.浮草情話

作詞:荒川利夫
作曲:山口ひろし

この目に見えない運命の嵐
今日もふたりをもてあそぶ
もしもあなたが死ぬのなら
そうよ私も生きてない
ねぇあなた
命をひとつにかさねたい

負けたらだめだと心を叱る
別れられないこの人よ
肩を並べて酔う酒の
耳に聞こえる汽車の笛
ねぇあなた
涙にうかべる故郷よ

どこまで流れる運命の川を
ネオン灯りが目にしみる
どこへ着こうと浮草の
愛を明日へつれてゆく
ねぇあなた
この手を放して暮らせない


7.流恋草~はぐれそう~


8.くちなし情話


9.ふるさと抄

作詞:池田充男
作曲:大葉庸

蚊帳(かや)に 蛍をあそばせて
いつしか眠った 子供のころよ
母の豊かさ 江の川
父の面影 浅利富士
あゝあの山が あゝこの川が
わたしを育てて くれました

妻となれずに 泣いたのも
いまから思えば 運命(さだめ)でしょうか
ひとり東京(みやこ)の せつなさに
拝啓ふるさと おかあさん
あゝ書きかけの あゝ便箋を
いくたび破いて 捨てたやら

歌に 人生おきかえて
しあわせ探しの 恋うた唄う
こゝは泣き砂 琴が浜
きょうは笑顔で 砂をふむ
あゝふるさとよ あゝ有難う
帰って来ました ありがとう


10.女の川

作詞:星野哲郎
作曲:船村徹

にわか雨 傘借りに
駆けこむ家の 軒先で
思わず聞いたふる里の
流れなし 流されなして
この川の 流れに沿うて
男のいのちを 吸いとりながら
女はつよい 母になる

おてんばが 過ぎた娘を
土蔵の中に 押しこんで
文読む癖を つけさせた 母ごころ
逆らうな 逆ろうちゃだめ
この川は 女のさだめ
さだめをしっかり 受けとめながら
女は美くしゅ なるのよし

山を越え 谷を抜け
母子に通う 血の流れ
流れていつか ふる里へ戻るとか
流れなし 流されなして
この川の 流れに沿うて
女のつとめを 果たしていつか
花咲く里に 辿り着く


11.むすめ巡礼

作詞:星野哲郎
作曲:下川博省

沖に寄る浪 とんとろり
空にゃのどかな あげ雲雀
娘遍路は ひとり旅
ここはどこやら 故郷(さと)恋し
シャラリコ シャラリコ
シャンシャラリ
八十八ヵ所 鈴だより

親はないのか 母さんは
問えばうつむく 菅の笠
娘遍路は まだ二八
ひと目逢いたや 母恋し
シャラリコ シャラリコ
シャンシャラリ
頬にちょっぴり なみだ汗

いつか日暮れた 磯の道
帰る白帆が 見えたとて
娘遍路は ただひとり
帰命頂礼 父恋し
シャラリコ シャラリコ
シャンシャラリ
赤い夕焼 見て歩く


12.流し唄


13.みだれ髪


14.宜敷くたのみます


15.東京だよおっ母さん


16.命くれない


17.おはん


18.母衣~ははごろも~