女の世界

植木等 女の世界歌詞
1.それはないでショ


2.花と小父さん

作詞:浜口庫之助
作曲:浜口庫之助

小さな花にくちづけをしたら
小さい声で僕に言ったよ
小父さんあなたはやさしい人ね
私を摘んで お家につれてって
私はあなたのお部屋の中で
一生懸命咲いて慰めて上げるわ
どうせ短い私の命
小父さん見てて 終るまで

可愛い花を僕はつんで
部屋の机に飾っておいた
毎日僕は急いで家に
帰って花とお話をした
小さいままで 可愛いままで
或る朝花は散っていったよ
約束通り僕は見ていた
花の生命の 終るまで 終るまで


3.チョッと一言多すぎる


4.泣くのがいやだから


5.みんな世のため


6.あきらめのブルース


7.笑えピエロ

作詞:浜口庫之助
作曲:浜口庫之助

君は僕を笑ってる
僕は君を笑わせる
笑おう 笑おう 笑おう 笑おう おもいきり
君もピエロ
僕もピエロ
誰でも心は泣いている
心は泣くのにいそがしい
だから
笑うと涙が出てくるぜ
ほら涙が出てくるぜ

君は僕を夢見てる
僕は君を夢見てる
見よう見よう眼をとじて
せめて今日は
せめて今は
誰でも心は淋しいぜ
心は一人で泣いている
だから
笑うと涙が出てくるぜ
ほら涙が出てくるぜ

ほら涙が出てくるぜ
ほら涙が出てくるぜ
ほら涙が出てくるぜ


8.ウイウイ小唄


9.たそがれ忠治

作詞:鎌田洲見雄
作曲:萩原哲晶

空にクルリコ 三度笠投げて
行く手占う 上州境
風のまにまに 流れる雲を
見れば身にしむ 見れば身にしむ 胸にしむ
「ハァーしみるしみるよ
……………国定忠治も落目だねェ」

行方定めぬ 落目の旅を
追ってくれるな 上州鴉
闇に流れる 呼子(よびこ)を聞けば
小松五郎の 小松五郎の 刃がうづく
「いやうづくったってね
……………国定忠治も落目だねェ」

渡り鳥さえ 塒(ねぐら)はあるに
帰えるあてない 流転の旅路
ワラジゆるめて 盃持てば
捨てた故郷が 捨てた故郷が 目に浮かぶ
「ウイー酔ったなー
……………国定忠治も落目だねェ」


10.空を仰いで


11.パパと一緒に


12.万葉集

作詞:永六輔
作曲:中村八大

(朗詠)
世の中は 空しきものと 知る時し
いよいよますます 悲しかりけり
千年以上も昔の男が
今と同じよな愚痴こぼす
なんとかしようよ
まるで同じじゃ
サルに顔向け出来ないよ
(朗詠)
ますらをや 片恋せむと 嘆けども
思(しご)のますらを なほ恋にけり
千年以上も昔の男が
今と同じよな 片思い
いやじゃありませんか
当ってくだけろ
磯のアワビじゃあるまいし
(朗詠)
銀(しろがね)も 金(くがね)も玉も 何せむに
勝れる宝 子に如かめやも
千年以上も昔の親父が
今より立派な育てぶり
学校の成績
あてにはならぬ
夢のある子が宝もの
(朗詠)
万葉集 読んでつらつら おもんみた
植木等の 学のあるとこ……
なんともはや


13.余裕がありゃこそ(ボーナストラック)


14.何が何だかわからないのよ(ボーナストラック)