恋のメキシカン・ロック

橋幸夫 恋のメキシカン・ロック歌詞
1.恋のメキシカン・ロック

作詞:佐伯孝夫
作曲:吉田正

メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー

ぎらら まぶしい太陽
肌にやけつく 太陽
真昼の海で 出逢った二人
君の瞳は サパタブラック
君の唇 マタドールレッド
なんて素敵な セニョリータ
信じられない セニョリータ
も一度言って 好きだと言って
メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー

恋の酒なら テキーラ
ラテン・ロックで 踊ろう
指先からでも 心はかよう
僕の気持ちは メキシカン・パッション
君のスタイル メキシカン・ファッション
みんなみてるぜ 君を
しびれちゃったよ 僕も
パンチのきいた ロックとルック
メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー

君はたのしい 太陽娘
君は陽気な イエローダリヤ
今夜はじめて マニャーナ
言ってみたんだ マニャーナ
別れの言葉も いかしているぜ
メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー
メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー


2.恋をするなら

作詞:佐伯孝夫
作曲:吉田正

焔のように 燃えようよ
恋をするなら 愛するならば
夜はバラ色 夜明けもバラ色
今日も明日も 明後日も
AAA III EEO AIO
焔のように 燃えようよ
恋をするなら 愛するならば

世の中なんて 忘れよう
恋をするなら 愛するならば
男ごころも 女のこころも
とけて一つに なっちまう
AAA III EEO AIO
焔のように 燃えようよ
恋をするなら 愛するならば

チャームになるさ ハンサムに
恋をするなら 愛するならば
恋のマッチを 二人ですろうよ
すれば火がつく 紅い火が
AAA III EEO AIO
焔のように 燃えようよ
恋をするなら 愛するならば…


3.子連れ狼

作詞:小池一夫
作曲:吉田 正

ルルルルル……

台詞

小(こ)高(だか)い丘(おか)の城(しろ)跡(あと)
の崩(くず)れかけた東(あずま)屋(や)で、

その子(こ)は父(ちち)を待(ま)っていた。
この日(ひ)の朝(あさ)には帰(かえ)るはずの父(ちち)であった。
それが三(み)つ目(め)の朝(あさ)となり、
四(よ)つ目(め)の夜(よる)が来(き)て、
五(い)つ目(め)の朝(あさ)が雨(あめ)だった。

しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
しとぴっちゃん
悲(かな)しく冷(つめ)たい 雨(あめ)すだれ
幼(おさな)い心(こころ)を 凍(い)てつかせ
帰(かえ)らぬちゃんを 待(ま)っている
ちゃんの仕(し)事(ごと)は 刺(し)客(かく)ぞな
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん

涙(なみだ)隠(かく)して 人(ひと)を斬(き)る
帰(かえ)りゃあいいが 帰(かえ)らんときゃあ
この子(こ)も雨(あめ)ン中(なか) 骨(ほね)になる
この子(こ)も雨(あめ)ン中(なか) 骨(ほね)になる
ああ 大(だい)五(ご)郎(ろう) まだ三(み)つ
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん

ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる
ひょうしゅるる
寂(さび)しくひもじい 北(きた)ッ風(かぜ)
こけし頭(あたま)を なでて行(ゆ)く
帰(かえ)らぬちゃんは 今(いま)どこに
ちゃんの仕(し)事(ごと)は 刺(し)客(かく)ぞな
ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる
ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる

涙(なみだ)隠(かく)して 人(ひと)を斬(き)る
帰(かえ)りゃあいいが 帰(かえ)らんときゃあ
この子(こ)も風(かぜ)ン中(なか) 土(つち)になる
この子(こ)も風(かぜ)ン中(なか) 土(つち)になる
ああ 大(だい)五(ご)郎(ろう) まだ三(み)つ
ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる
ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる

台詞

六(むっ)つ目(め)の朝(あさ)、霜(しも)がおりた。
季(き)節(せつ)の変(か)わり目(め)をつげる別(わか)れ霜(じも)が

ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ
ぱきぴんこ
雨(あめ)風(かぜ)凍(こお)って 別(わか)れ霜(じも)
霜(しも)踏(ふ)む足(あし)が かじかんで
ちゃんを探(さが)しに 出(で)て行(ゆ)く子(こ)
ちゃんの仕(し)事(ごと)は 刺(し)客(かく)ぞな
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ

涙(なみだ)隠(かく)して 人(ひと)を斬(き)る
帰(かえ)りゃあいいが 帰(かえ)らんときゃあ
この子(こ)も霜(しも)ン中(なか) 凍(こご)え死(じ)ぬ
この子(こ)も霜(しも)ン中(なか) 凍(こご)え死(じ)ぬ
ああ 大(だい)五(ご)郎(ろう) まだ三(み)つ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ

帶子狼

(台詞)
小山丘上舊城遺跡的東廂房裡
那個孩子正在等候父親
這天早上應該要回來的父親
卻一直等到第三天的早上
第四天的夜裡,都還不見蹤影
第五天的早上,下起雨來了

(在雨地裡行走的聲音)

哀傷冰冷的雨中
幼小的心靈 被凍僵了
等待著還沒回來的父親
父親的工作 正是刺客哪

(在雨地裡行走的聲音)

含著眼淚 把人斬殺
能活著回來就好 回不來的話
這個孩子將在雨中化為白骨
這個孩子將在雨中化為白骨
啊 大五郎 才只三歲哪

(在雨地裡行走的聲音)

(風吹的聲音)

又寂寞肚子又餓 北風之中
撫著頭上一撮頭髮獨自走著
還沒回來的父親 現在在哪裡啊
父親的工作 正是刺客哪

(風吹的聲音)

含著眼淚 把人斬殺
能活著回來就好 回不來的話
這個孩子將在風中化為塵土
這個孩子將在風中化為塵土
啊 大五郎 才只三歲哪

(風吹的聲音)

(台詞)
第六天的清晨 降了霜
告訴你季節變換的霜

(在霜地上行走的聲音)

風淒雨冷 霜凍大地
踩在霜地上的腳 都被凍僵了
出外尋找父親的小孩
父親的工作 正是刺客哪

(在霜地上行走的聲音)

含著眼淚 把人斬殺
能活著回來就好 回不來的話
這個孩子將在霜地中凍死
這個孩子將在霜地中凍死
啊 大五郎 才只三歲哪

(在霜地上行走的聲音)


4.中山七里

作詞:佐伯孝夫
作曲:吉田正

中山七里のお地蔵さんに
あげる野花も かなしい供養
仇は討ったぜ 成仏しなと
合す両手に 他国の風が
きょうも きょうも
きょうも冷たい急ぎ旅

似ている 似てるぜ 助けた女
おしまおまえに ほつれ毛までも
看病一つに つい身がはいる
抱いて女房と 呼びたい宿で
きけば きけば
きけば亭主を たずね旅

長脇差一本草鞋をはいて
土足裾どり おいとましやす
好いて好かれて 手に手を引いて
木曽は桟 仲よく渡れ
これが これが
これが政吉 置土産