どんなに打ちのめされても

橘いずみ どんなに打ちのめされても歌詞
1.打ちのめされて

作詞:橘いずみ
作曲:橘いずみ

どんなふうにでも生きてゆける
例えばつまずいても 膝抱え泣いても
もしも暗闇に放り出され どちらを向いてみても
何も見えなくなっても

※正しい答を つきつけられた時
自分の答が 何もかも違ってた
強く傷ついて 心砕け
優しい言葉でもっと 深く打ちのめされて※

どんなふうにでも 生きてゆける
苦しくてうずくまる あいつの手ひっぱり
いつか太陽が見えてきたら 歩いていくんだ
ほら 君もついておいで

理想が高くて 現実は厳しくて
自分の気持ちと 実力がずれていた
長いトンネルに 紛れ込んで
出口が分からなくて 今も彷徨ってる

(※くり返し)


2.東京発

作詞:Izumi Tachibana
作曲:Izumi Tachibana

誰も私を知らない 話しかけることもできない
ノラ犬みたい吠えてた 探し物もわからないまま
窓の外は今日も雨 夜の歌になだめられ
朝に恋してばかりいた 涙こらえ空を見上げ
自分のずるさを知って 自分の弱さを知って

それでも自分らしく 振り向かずに走った
誰にもすがらないで 生きることが勝つことと
決めつけて一人きり 寒い風に向かった
髪も短く切ったから 笑顔を少し取り戻し
古い洋服も写真も すべて捨ててしまいたいよ
淋しくておかしくなって 冷蔵庫もカラッポで
抜け殻のように過ごした だけど明日からは違う

使い古した言葉を全部 洗濯機に投げ入れて
汚れた意味を落として 新しい歌叫びたいよ
オーケストラなどいらない 道端に立ち上がったら
踏みしめる大地からは 熱い風が吹き上がるさ
人の流れにつぶされ 夢の重さにつぶされ

それでも自分らしく 迷いながら歩いた
コンクリートの夏の汗にまみれたノイズと
オレンジの夕焼けに勇気づけられたんだ
頼れるものは自分だけ たったこれだけの体で
涙も枯れてしまえば 笑い飛ばし生きてみようよ
長い眠りから覚めて 眩しさに目を細めて
この街に暮らし始めた だから二度とは負けられない

窓の外はいつも雨 夜の歌になだめられ
朝に恋してばかりいた 涙こらえ空を見上げ
淋しくておかしくなって 冷蔵庫もカラッポで
抜け殻のように過ごした だけど明日からは違う

どこにいたってここじゃない
この街じゃないと思ってた
微笑んでばかりいたけれど
東京 ここで変わる


3.失格

作詞:橘いずみ
作曲:橘いずみ

自分の言いたいことを私は何も言わない
自分のやりたいことを私は何もできない
自分の為に泣いても人の為には泣けない
主義・主張を叫んで外を歩く勇気なんかない
ひねもすベッドに寝てるのは病人か赤ん坊
何もかもが嫌になるにはまだまだ若すぎる
誰かの喋る言葉で心なんて弾まない
明るく元気だけが取り柄の女にはなれない
他人の視線ばかり気にしてる人を認めない
社長の意見は必ずしも正しく思えない
月夜にいつも女はキスを待ってる訳じゃない
安いベッドは軋む音がうるさくて気が滅入る
愛してないのに抱かれ他の人を夢見てる
パチンと弾けて落ちたピンクのバラの花びら

一番大切なものはこの貧欲な私
一番厄介なのもそうデタラメな私
好きな人に他に守るものあっても構わない
だけどひとり夜の渋谷で待つのは好きじゃない
梅田 なんば 心斎橋 元町 西ノ宮
あんなに好きだった街ももうとっくに忘れた
チャカ・カーンを気取って歌ってた “Whatcha gonna do for me”
意味も知らずに涙を流した “Whatcha gonna do for me”
沖縄にも住んだことがあると自慢気に話す
強い日差しが残したものは顔中のソバカス
傷ついた傷つけられたと騒いで憂さ晴らし
失恋した友達慰めどこかホッとしてる
あなたは失格! そうはっきり言われたい
生きる資格がないなんて憧れてた生き方
あぁ 赤い夕焼けの町で小さな体を丸めて
叱られても 恥を重ねても まっすぐ歩いていたのに

眠れずにテレビをつけ煙草を吸えばやるせない
ひどい仕打ちに泣いたとしても夜はゲラゲラテレビ漬け
趣味は何ですかと聞かれて旅行などと答え
外国にも何度かなんて格好つけて見せる
姑息な笑顔浮かべて指先を噛んでいたい
約束を踏み付けても粋な女気取りたい
車にはねられた人を見過ごしたことがあるかい ?
ふしあわせな人を見て笑ったことがないかい ?
父親に若い女いても私は構わない
母親に別の許婚の話を聞きたい
もっときれいになってもっと上手に遊びたい
もっとまじめになってもっとたくさん学びたい
たったこれっぽっちの生きざまをひとり振り返り
四の五の理屈を言ってる私を愛したい


4.富良野


5.愛してる

作詞:橘いずみ
作曲:橘いずみ

どんなに人を好きでも その人にはなれない
だけど身体の奥まで あなたが染みついてる

あなたのことを一日中考えて
生きてゆけたら 他に何もいらない

死んでもいいと思った
運命だと思った
出会った時思った
だけどあなた知らない

泣きたいほどの気持ちは 胸の中でつまって
言葉になんてできない 心から愛してる

どんなに愛を説いても 説明にはならない
どんなに本を読んでも 答など分からない

あなたのことを惑わせてるすべてから
かばえるのなら 他に何もいらない

誰かを傷つけて
ひどい女と呼ばれ
罵られていても
振り向いて欲しかった

手に入らないものなど そう多くはないのに
何故だか手に入らない 心から愛してる

この人だと思った
何も見えなくなった
抱きしめて欲しかった
だけどあなたできない

死んでもいいと思った
運命だと思った
出会った時思った
だけどあなた知らない

いつか命が途切れて また生まれ変っても
ずっと想い続けたい 心から愛してる

言葉になんてできない 心から愛してる


6.また かけるから

作詞:橘いずみ
作曲:橘いずみ

もしもし私 今忙しいの?
へこたれてないかな 私は元気よ
映画見たの 昨日ひとりで
大騒ぎの主人公 あなたに似てた
ラブシ-ンふてくされ 見ていたら キスしてた 空き缶 潰してた
この頃少しヘンだから ばかでしょう
今度会えるの いつ頃になる?
そろそろ切るね 元気でね また かけるから

もしもし本当? まだ話せるの?
都合がもし悪けりゃ いつでも切ります
TVの音が聞こえているよ
同じ番組見てるね なんだか嬉しい
コンタクト ドジだから落としたの 笑うでしょう
人混みで会ったら あなたを見つけられない
どうしよう 今度いつ暇? また遊びたい
そろそろ切るね 元気でね また かけるから

どうすれば どうすれば 眠れるの 独りぼっち
悪い夢ばかり見るの 追いかけられ逃げている夢よ
ごめんね 今の全部嘘なのよ
そろそろ切るね 元気でね…
そろそろ切るね 元気でね また かけるから


7.オールファイト

作詞:橘いずみ
作曲:橘いずみ

オレンジ色のグラウンドを ふざけあい走ってた
クタクタ汚れたユニフォ-ム
すり傷だらけになっても あきらめず追いかけた
顔より大きなバスケットボ-ル
飛行機雲 一番星 遠い空に明日探してた
芝生に寝そべったまま

何があっても オ-ルファイト オ-ルファイト
オ-ルファイト オ-ルファイト OK
遠くこだました エ-ル

試合が近いときだけ 大急ぎ付け焼き刃
このあたり一番ダメなチ-ム
まさかの奇跡を賭けて 体当たり 予選落ち
くやし涙だけ一等賞
帰り道で歌いながら チョコレ-トを頬張ってみても
ちょっとだけ苦い味

※次があるさ オ-ルファイト オ-ルファイト
オ-ルファイト オ-ルファイト OK
明日はきっと勝てる※

卒業して大人になり
進む道はバラバラだけれど
いつもおぼえていてね

何があっても オ-ルファイト オ-ルファイト
オ-ルファイト オ-ルファイト OK
明日はきっと勝てる

(※くり返し)

オ-ルファイト オ-ルファイト
オ-ルファイト オ-ルファイト OK


8.ごみ


9.ジュエル


10.がんばれ、なまけもの

作詞:橘いずみ
作曲:橘いずみ

(がんばれ、なまけもの)
ピンクのフラミンゴが 一本足で立っていたんだ
あいつも精一杯 がんばって生きているのか

ベンチでなまけものが べそをかいて寝そべってたんだ
あいつも何だかんだ 休みたいだけだろうか

人はどんな時にも 上ばかり見ているよ
唇を 噛みしめて 倒れても立ち上がる

だから もっと 早く
何もかも見えなくなるまで
だから もっと 強く
ヘトヘトになっても

どぶねずみがこぞって 一晩中踊り狂ってる
あいつも何もかもを 忘れてしまいたいのか

人はどんな時にも 夢ばかり見ているよ
叶わない 叶わない つぶやいてまた走る

だけど いつも 熱く
考える暇もないほど
だけど いつも 激しく
汗だくになりたい

親も先生達も 友達もマスコミも
負け犬は 負け犬と 青スジ立て叫んでる

だから もっと 遠く
何もかも追いつけないほど
だから もっと 高く
がむしゃらになりたい

だけど お先真っ暗
落とし穴に 真っ逆さま
だけど がんじがらめで
手も足も出ないよ

だから 駄目でもともと
もっと 一か八かで
だから 腹をくくって
もっと 突っ走れるはずさ

だから もっと がんばる
もっと もっと もっと がんばる
だから 君も がんばれ
もっと もっと がんばれ

(がんばれ)