歌謡紀行~東尋坊~

水森かおり 歌謡紀行~東尋坊~歌詞
1.東尋坊


2.石狩挽歌


3.竜飛岬

作詞:麻こよみ
作曲:水森英夫

女の胸の 傷あとを
海鳴り飛沫が また揺する
そそり立つよな 岩肌の
竜飛岬は ああ 風ばかり
遠く離れりゃ なおさらに
未練深まる 別れ旅

情を尽し 愛しても
男はひき潮 波の花
行く手さえぎる 海峡の
竜飛岬は ああ 人もない
女心の 行き止まり
思いきれない ひとり旅

ここからいっそ 見を投げて
この恋すぐにも 忘れたい
夢も涙も 凍りつく
竜飛岬は ああ 北の果て
命断ち切る 意地もない
つらさなお増す 別れ旅


4.北夜行

作詞:水木れいじ
作曲:伊藤雪彦

車窓をたたく雨が 雪にかわり
想い出も 凍えそうです
髪を切ったくせに 鍵も捨てたくせに
戻りたいと 胸が泣く

置手紙 みつけたら
追いかけて くれますか…
はぐれ鴎よ どこへ飛んでゆく
あゝ あなた恋しい
ひとり旅 北夜行

やがて入江づたい 灯りゆれて
海鳴りも 咽ぶ夜です
眠るときはいつも 肩を抱いてくれた
あれは遠い 夢ですか

好きなのに あきらめた
意気地なし 許してね…
寒い汽笛が 胸に月刺さる
あゝ あなた恋しい
ひとり旅 北夜行

置手紙 みつけたら
追いかけて くれますか…
はぐれ鴎よ どこへ飛んでゆく
あゝ あなた恋しい
ひとり旅 北夜行


5.神田川


6.池上線


7.哀愁紀行

哀愁(かなしみ)紀行
作詞:仁井谷俊也
作曲:弦哲也

人影まばらな 桟橋を
夜霧にかくれて船に乗る
別離の手紙と 合鍵は
このまま心にしまいます

※さよなら… あなた
ごめんなさいね
ふたつの愛に揺れうごく
あなたにはついて行けないの
噂も届かぬ 遠い町
生まれかわってひとり暮らすから…※

見慣れた港の 街灯り
涙の向こうに 遠ざかる
携帯電話を今日から換えたのは
過去から出直す証しです

さよなら… あなた
もう追わないで
やさしい女を悲しませ
倖せを わたし奪えない
ふたりの指環は海に捨て
違う明日をひとり探すから…

(※くり返し)


8.恋待ち岬

作詞:麻こよみ
作曲:乙田修三

潮風さえ白く 凍りつく
冬も真近な 日本海…
私の呼ぶ声 呼ぶ声届け
あなたの胸にまっすぐ届け
つのる逢いたさ 恋待ち岬
声がちぎれて 風になる

別れにこの肩 抱き寄せた
あなたの優しさ 信じたい…
こぼれる涙よ 涙よ届け
あなたの胸に 今すぐ届け
未練深まる 恋待ち岬
心寒寒 立ち尽くす

待っても無駄だと言うように
鳴いて波間を 飛ぶ鴎
私の呼ぶ声 呼ぶ声届け
あなたの胸に まっすぐ届け
思いせつない 恋待ち岬
夢がこぼれて 風になる


9.友禅流し


10.木曽路の女


11.京のにわか雨


12.河内おとこ節


13.尾道水道

作詞:仁井谷俊也
作曲:水森英夫

愛しさ憎さが ぶつかりあって
おんなの胸で 渦を巻く
心あるなら 連絡船よ
あのひとつれて 帰ってよ
叫ぶ声さえ 知らないように
海は流れる… 尾道水道

汽笛の音にも 恋しさつのり
こうして来るの 桟橋に
言葉少ない あのひとだけど
嘘でわないわ やさしさは
胸の迷いを 打ち消すように
霧がほどける… 尾道水道

鴎の背中に 夕陽が落ちて
おんなに永い 夜が来る
蛍みたいな 命火ともし
あのひと待つわ いつまでも
ひとり夜風に 名前を呼べば
星が流れる… 尾道水道


14.鳴門海峡


15.火の国の女


16.花