福音

水蓮寺ルカ 福音歌詞
1.福音

水蓮寺ルカ starring 山崎はるか
作詞:西田恵美
作曲:前口渉

それは――
完全な歴史である

神より授けられた言葉
その預言に間違いはなかった
愛の誕生 唯一無二の
清らかに奏でる 聖なる誘惑

尊敬と信頼の権威こそが
奇蹟の扉を開く
我が心に 矢のように
突き刺さる 厳しい警告
そこに隠された
様々な教えと奇蹟の記録

そして いくつもの試練は
神より与えられた 有難き学びなり
この世の憂い 悦び 一切を
十字架は慈悲深く見守っている
いざ復活への烽火をあげよ

神に導かれ昇天する魂
祝福の光を浴びながら

今、伝説が始まる


2.深淵

水蓮寺ルカ starring 山崎はるか
作詞:西田恵美
作曲:村井大

静寂揺らす嘆きの詩 尽きぬ答えを探して

成し遂げられず 打ち砕かれてく
憂いの果て 虚しさの海は深く

無情に移ろう現実(いま)を恐れず
偽りを捨てよ つかんだ真実だけ見つめて

罪と罰の雨 降りしきる中 孤独をたずさえ
すがることなく 明日を生きると誓え
悪しき邪念に惑わされても 振り切る強さを
胸に刻んで絶望突き抜け 光射す空 目指せよ

ひとり彷徨う 不確かな世界
暗く続く闇の淵 歩くように

堕落にゆだねた意志の弱さを
救い出せるのは 希望へと向かってゆく魂

ときに理屈では計り知れない 波にのまれてく
自らの手で ねじれた運命(さだめ)を変えよ
たとえどんなに道は険しく 報われなくても
背負うすべてと闘う覚悟で 真の誇りを貫け

罪と罰の雨 降りしきる中 孤独をたずさえ
すがることなく 明日を生きると誓え
悪しき邪念に惑わされても 振り切る強さを
胸に刻んで絶望突き抜け 光射す空 羽ばたけ


3.善き少女のためのパヴァーヌ

水蓮寺ルカ starring 山崎はるか
作詞:くまのきよみ
作曲:設楽哲也

恋をした少女は空を仰ぐ
三日月 星くず 頬につたう涙
少年は きっと優しすぎるの
強がりな子羊は ゆっくりと目を伏せた

叶エナサイ!
ここは光のステージ 見つめ合えばイリュージョン
魔法が効かない片想いは罪 せめて時間をとめて

少女が笑ったら 世界も微笑むの
薄紅色のラビリンス
触れた指スロウモーション
傷つき方も知らないまま
少女は呼びかける 少年は振り返る
無音の予告のような きれいな夜になる

恋をした少女はひとりぼっち
届かぬ想いだけが 少女をうつむかせる

遊ビナサイ!
月は変形のライド 一緒に乗るイリュージョン
揺れた前髪が はしゃぎすぎたなら そっと時間をとめて

少女が立ち止まる 世界が見とれてる
流れ始めたオルゴール
サヨナラみたいなメロディ
抱きしめ方も知らないまま
少女が駆けだせば 少年は追いかける
運命と呼ぶには まだ早い恋だから

少女が笑ったら 世界も微笑むの
薄紅色のラビリンス
触れた指スロウモーション
傷つき方も知らないまま
少女が呼びかける 少年は振り返る
無音の予告のような きれいな夜になる


4.月の祈り

水蓮寺ルカ starring 山崎はるか
作詞:くまのきよみ
作曲:田中俊亮

La la la la…

涙色の雨が降る私の心にそっと
虹を架けてくれた君 まるで太陽みたい

何度となく救われて いつの間にか誰より
大切と思える存在になってゆくの

でも近頃 君の笑顔が
曇りがちになるのは なぜ?
言葉にできない想いを聞かせて

君が眠れない夜には
優しく煌めく月になりたい
迷い込んだ静寂(じかん) 照らして 祈るよ
愛という光 探して
愛しさの雫 切なくめぐる
夜空の彼方で

うまく行かないことさえ ひとつの可能性(チャンス)にして
いくつもの壁 乗り越えるたび 強くなれる

未来へと続く坂道は
険しいけれど その先に
無限に広がる景色が待っている

君がふさぎ込む夜には
痛みに寄り添う月になりたい
傷ついた過去(すべて) 癒すため 祈るよ
太陽の光を浴びて
月は輝く そう私達も
もうひとりじゃない

君が眠れない夜には
優しく煌めく月になりたい
迷い込んだ静寂(じかん) 照らして 祈るよ
愛という光の中で
希望の雫 流星になって
二人の明日へ


5.-paradigm shift-

水蓮寺ルカ starring 山崎はるか
作詞:くまのきよみ
作曲:丸田新

自由の鐘を響かせ 心の声に従え
孤独を恐れなくていい ほら 貫く勇気が導く
-paradigm shift-
たとえ全てを見失っても 道なき道を進めよ
無限の情熱 燃やして

口ずさむ愛の歌が この胸に切なく刺さる
満ち足りぬ心と 今 真っ直ぐ向き合えば

慈しむ想いひとひら 虚しくも千切れるたび
待ち望む光がまた 遠ざかる

知らぬ間に裁かれるように 明日が奪われてく
表裏一体の闇の中 祈り続ける終わりなき願い

あらゆる葛藤越えて たゆまぬ愛を注いで
奈落の底であろうと そう 夜明けは必ず来るはず
-paradigm shift-
だけど自分を愛せなければ 誰かを愛せやしない
感じた温もり信じて

哀しみの空の彼方 約束が色褪せてく
戒めを刻み付けて 歩み出す

永久(とこしえ)に咲く花のように 強く美しくあれ
赦す事は赦される事 気持ちひとつで変わりゆく世界

無意味な驕りを捨てて 心の眼で見極めて
未来を手繰り寄せてく その未知なる新たな覚醒
-paradigm shift-
そして本当の愛に触れたら 笑顔に出逢えるだろう
夢を絆で繋いで

人は 何故 生きるのか?
人は 何故 苦しむ?
人は 何故 争うのか?
迷いながら

あらゆる葛藤越えて たゆまぬ愛を注いで
奈落の底であろうと そう 夜明けは必ず来るはず
-paradigm shift-
だけど自分を愛せなければ 誰かを愛せやしない
感じた温もり信じて