お別れ終列車

永井みゆき お別れ終列車歌詞
1.お別れ終列車

作詞:たかたかし
作曲:伊藤雪彦

好きになるんじゃ なかったと
泣いて手を振る プラットホーム
さよならね さよならね
ふたたび逢えない 人なのね
汽車がゆく 汽車がゆく…
赤いランプに 涙が走る

つらい気持ちは おなじだと
あなた抱きしめ 叱ってくれた
遠ざかる 遠ざかる
ひとりじゃやっぱり 淋しいの
泣きじゃくる 泣きじゃくる…
赤いランプに 涙が走る

好きで別れて 行く人を
胸に残して 夜汽車が消える
さよならね さよならね
粉雪舞い散る 夜の駅
明日(あす)がある 明日がある…
赤いランプに 涙が走る


2.雨の酒場

作詞:たかたかし
作曲:伊藤雪彦

窓に汽笛が しぐれる夜は
口紅(べに)がぬれます こころもぬれる
酒のグラスを 置いた手で
痩せた肩だと 抱いたひと
夜の港は 今日も雨…

箸の袋で たたんだ鶴を
うしろ姿の あなたは飛ばす
君にしあわせ あげるよと
嘘をわたしに くれたひと
泣いたあの日も 雨でした

不幸なじみの 女の胸に
夢はいつ咲く 止まり木ぐらし
黒いコートの 襟を立て
雨の夜更けに 消えたひと
夜の港は 今日も雨…