女の時計

永井みゆき 女の時計歌詞
1.女の時計

作詞:たかたかし
作曲:弦哲也

氷雨が窓に 降る夜は
女の時計が 昔にかえる
あれほどうらんで 泣いたのに
あなた飲んでた お湯割り酒を
ひとくち ホロリ
ふたくち ホロリ…
想い出あいてに 飲んでます

おぼえているのよ この胸が
あなたの匂いと かなしい嘘を
ひとりがせつない 雨の夜は
指でおくれ毛 掻きあげながら
ひとくち ホロリ
ふたくち ホロリ…
溜息ついては 酔ってます

ひとりの暮らしが きらくだと
つよがり言うのも 未練でしょうね
一度はあなたと しあわせの
時を刻んだ あの日の恋に
ひとくち ホロリ
ふたくち ホロリ…
淋しさこらえて 飲んでます


2.あじさい挽歌

作詞:たかたかし
作曲:弦哲也

あなたを愛した 夏がゆき
北の街では もう雪景色
別れても別れても 今もやさしく
ひとり涙に 濡れながら
冬に咲きます あじさい挽歌

あなたのほほ笑み 横顔を
思いだすたび ため息つくの
逢いたくて逢いたくて 心せつなく
好きなあなたの その胸に
咲くに咲けない あじさい挽歌

あなたに抱かれた ぬくもりを
肌の寒さが 欲しいとせがむ
淋しさに淋しさに 夜に紅ひく
北の女は 春を待ち
冬に咲いてる あじさい挽歌