暫存

江口洋介 暫存歌詞
1.TRAVELING BOY -解き放たれた矢のように

作詞:松本隆
作曲:江口洋介・佐橋佳幸

夜明けの線路で
列車をじっと待つよ
ポケットには飛び出しナイフと
褪せた君の写真だけ

君へと捧げた
五線紙引き裂いたね
心の中走る機関車が
錆びる前に街を出る

風のように矢のように
自由を探そう
鉄条網(てつじょうもう)を乗り越えて
解き放った矢のように

決まったバス停
往復してるだけの
生き方などぼくには出来ない
窒息してしまいそう

風のように矢のように
君を愛してた
だけど君が望むのは
保証された暮らしだけ

風のように矢のように
地図の無い旅へ
何かとても大切な
遠い夢を探すため

さよなら恋人 生まれた街
記憶の扉にその名を刻もう

少年時代の光と影
君は永遠に輝き続ける
少年時代の光と影
君は永遠に輝き続ける


2.フェアリィ・テイル

作詞:江口洋介
作曲:沖野俊太郎

黄金色のフィールドから 空へと舞う風を受けて
走っていた少年たちは 今はどこにいる
疲れはてたアスファルトが
凍えるほど孤独にする
君に触れた温もりだけが 僕を取り戻す

語りかけてくる 追憶の時
フェアリィ・テイル 思い出せよと
信じた夢ならきっと いつかは叶うはずさ

君が眠る夜の果てへ 風になって走ってみた
奮えるほど強い気持ちの 僕を取り戻す
語りかけてくるハートの鼓動
抱き締める時 思い出すのは
信じた夢ならきっといつかは叶うはずさ

忘れかけていた 君の笑顔は
フェアリィ・テイル 懐かしい日々夢見た
未来へきっと 今でも続いている

愛してるなんて 誰も言えない
壊れた世界 君と二人で
信じた夢ならきっといつかは叶うはずさ