ひとひら、ふたひら

池上ケイ ひとひら、ふたひら歌詞
1.ひとひら、ふたひら

作詞:Satomi
作曲:池上ケイ

ひとひらふたひら
散りゆくさくら

紺碧へ 色付く心に
淡い記憶がいま
風となり 揺らす水面
忘れていた 痛み

数奇な運命と いまをただ嘆くより
悲しい時に笑えることが
大切ね

※ひとひらふたひら
見上げし空は
悲しいくらいに
蒼く澄んでいる※

愚かだと 嘲笑われても
後悔はしてない
いまだから そっと祈る
あなたの倖せを…

さくら襲(がさね)に舞う 生き急ぐ花びらを
この掌(て)で掬いあげたとしても
戻れない

ひとひらふたひら
散りゆくさくら
描いた軌跡に
わたしを重ねた

(※くり返し)

ひとひらふたひら
散りゆくさくら
描いた軌跡に
未来を重ねた


2.とどかない淚

(Piano & Vocal)
作詞:池上ケイ
作曲:池上ケイ

歩き慣れたはずの いつもの道なのに
今日はやけに 風が冷たくて
星がキレイだから 心偽れない
忘れたはずの あなたに逢いたい

いつの間にか 時は過ぎて
ありきたりの 日々を過ごしてるよ
なにか足りなくて なぜか切なくて
次の場所へ 歩けない

どうしてだろう 今もあなたの影を
探してしまうよ そっと 確かめるように
いつかの地図も 二人だけのドアも
抱き寄せながら 言った 行き先のない言葉も
見上げた空に とどかない涙

それぞれに見ていた 同じはずの青は
心しだいで 違う色になる
変わりゆく想いに 震えるだけの二人
暖め合った 孤独もあったのに

祈れないよ 願えないよ
私なしの そんな未来なんて
誰と笑ってるの?どこで眠ってるの?
どんな夢を見ているの?

どうしてだろう 明日が遠くても
探してしまうよ そっと あなたの温もり
戻せない針 胸にしまってみても
消えない寂しさ いっそ 幸せに思いたい
見上げた空に とどかない涙

深く深く 刻まれた あの日の二人

どうしてだろう あなたの影を

いつかの地図も 二人のドアも

どうしてだろう 今もあなたの影を
探してしまうよ そっと 確かめるように
今この時を 生きているあなたを
悲しみよりも もっと 大きな心になって
見守れたなら 歩き出せるかな

見上げた空に とどかない涙