1.生きてりゃいいさ

作詞:河島英五
作曲:河島英五

きみが悲しみに 心を閉ざしたとき
思い出してほしい歌がある
人を信じれず 眠れない夜にも
きっと忘れないでほしい
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ生きてりゃいいのさ

喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって行くのさ

手の掌を合わせようほら温りが
君の胸に届くだろう

一文なしで町をうろついた
野良犬と呼ばれた若い日にも
心の中は夢で埋まってた
火傷するくらい 熱い想いと
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ生きてりゃいいのさ

喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって行くのさ

恋を無くした 一人ぼっちのきみを
そっと見つめる 人がいるよ

きみにありがとうとてもありがとう
もう会えないあの人にありがとう
まだ見ぬ人にありがとう
今日まで僕を 支えた情熱にありがとう
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ

喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって行くのさ

手の掌を合わせようほら温りが
君の胸に届くだろう


2.酒と泪と男と女

作詞:河島英五
作曲:河島英五

忘れてしまいたい事や
どうしようもない寂しさに
包まれた時に男は
酒を飲むのでしょう

飲んで 飲んで 飲まれて 飲んで
飲んで 飲みつぶれて寝むるまで 飲んで
やがて男は 静かに寝むるのでしょう

忘れてしまいたい事や
どうしようもない悲しさに
包まれた時に女は
泪みせるのでしょう

泣いて 泣いて 一人泣いて
泣いて 泣きつかれて寝むるまで 泣いて
やがて女は 静かに寝むるのでしょう

又ひとつ 女の方が偉く思えてきた
又ひとつ 男のずるさが見えてきた

俺は男 泣きとおすなんて出来ないよ
今夜も酒を呷って寝むってしまうのさ
俺は男 泪は見せられないもの

飲んで 飲んで 飲まれて 飲んで
飲んで 飲みつぶれて眠るまで 飲んで
やがて男は 静かに寝むるのでしょう


3.何かいいことないかな

作詞:河島英五
作曲:河島英五

僕が若者という名で呼ばれはじめて そして
今になるまで
つぶやき あるいはさけびつづけた
言葉を今 言おう
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな

だれかが 僕に お前にとって
青春とは何だと たずねても
僕には答える言葉がない
ただこう言えるだけさ
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな

僕が若者と呼ばれなくなって
何よりくらしが大変になったら
こんなのんきなことばかりは
言ってはいけなくなるのでしょうか
それとも 僕が年老いて
今 この世を去ろうとするその時にも
寂しく僕は 言い続けるでしょうが
何かしとけばよかったと
何か 何か 何かいいことないか 何かいいこと
出て来い こわれそうなこの僕の目の前に
何かいいこと
残った命も そう多くはないんだから
何かいいこと
出てこい早く 何か 何か いいこと
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな

僕には かけがえのない恋人が
この世にただ一人だけいる
それなのに やっぱり歌っている
何かいいことないかな
十三、十四、十五、六の時の僕は
バスケットにすべてをかけてたつもり
それだけが いきがいのつもりでいたが
やっぱり何かが 足りなかったよ
僕は今歌うことが すべてのような
いきがいのような つらをしているけれど
やっぱり何かが 足りないよ
何かいいこと ないかな
僕の中の歯車が狂ってる
ゆるんだねじが あるみたい
さびついているところが あるんだよ
なにか いいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな


4.いくつかの場面

作詞:河島英五
作曲:河島英五

いくつかの場面があった
まぶたを閉じれば
喜びにくしゃくしゃになった
あの頃 あの顔
淋しさに ふるえていた あの娘
怒りに 顔をひきつらせ
去っていったあいつ
泣きながら 抱きあっていた
あの人とのことを

まぶたを閉じれば
数々の想い出が胸をあつくよぎる
そしていつも心をはなれない
いく人かの人達がいた
できるなら もう一度
僕の回りに集ってきて
やさしく 肩たたきあい
抱きしめてほしい

いくつかの場面があった
まぶたを閉じれば
いつも何かが 歌うことを支え
歌うことが何かを支えた
野次と罵声の中で
司会者に呼びもどされた
にがい想い出のある町
有頂点になって歌ったあの町
別れの夜に歌った淋しいあの歌

まぶたを閉じれば
数々の想い出が胸をあつくよぎる
そしていつも心をはなれない
いく人かの人達がいた
できるなら もう一度
僕の回りに集ってきて
やさしく 肩たたきあい
抱きしめてほしい

できるなら もう一度
僕の回りに集ってきて
やさしく 肩たたきあい
抱きしめてほしい


5.友よ語ろう


6.てんびんばかり

作詞:河島英五
作曲:河島英五

真実は一つなのか
何処にでも転がっているのかい
一体そんなものがあるんだろうか
何も解からないで僕はいる

そしてそれがあるとすれば 何処まで行けば
見えてくるんだろう
そしてそれがないものねだりなら 何を頼りに
生きて行けばいいんだろう
何も解らない 何も解らない 何も解らない
何も解らない 何も解らない
何も解らないで僕はいる

家を出て行く息子がいる 引き止めようとする
母親がいる
どちらも愛してる どちらも恨んでる
どちらも泣いている

友達が殴られて仕返しをしに行った男がいる
その殴った相手も友達だったので
困ってしまった男がいる

偉い人は僕を叱るけど
その自信は何処からくるんだろう
でももしも僕が偉くなったら
やっぱり僕も誰かを叱るだろう

何人もの人を殺した男がいる
掛替えのない命を奪ってしまった
次はこの男が殺される番だ
掛替えのない命を奪ってしまう

男が殺される男が殺される誰も何も言わない
男が殺される男が殺されるみんながそれに
賛成したのです

男はいつでも威張っているけど どんな目で
女を見つめているんだろう
女はいつでも威張らせておくけど
どんな目で男を見つめているんだろう

僕が何気なく呟いた言葉が
君をとっても悲しませてしまった
慰めようと
言葉を掛けたら君は泣き出してしまった

長い間君はとっても辛い思いをしてきたのでしょう
やっと君を幸せにできると思ったのに
君はもういない

毎朝決まった時間に起きる人の喜びは
何処にあるんだろう
電信柱に小便ひっかけた野良犬の悲しみは
何処にあるんだろう

うちの仔犬はとても臆病で一人では街を歩けない
首輪をつけると とても自由だ
僕を神様だと思っているんだろう

拳を挙げる人々と手を合わす人々が
言い争いを続ける間に
ホラ ごらんなさい野良犬の母さんが
かわいい仔犬を生みました

誤魔化さないで そんな言葉では
僕は満足出来ないのです
てんびんばかりは重たい方に傾くに
決まっているじゃないか
どちらも もう一方より重たいくせに
どちらへも傾かないなんておかしいよ

誤魔化さないで そんな言葉では
僕は満足出来ないのです
てんびんばかりは重たい方に傾くに
決まっているじゃないか
どちらも もう一方より重たいくせに
どちらへも傾かないなんておかしいよ


7.野風増


8.旅的途上

作詞:河島英五
作曲:河島英五

春はあざやか菜の花畑で
雲などながめコップ酒
夏は星降る浜辺に手まくら
波を相手に旅の酒
人恋しさに飲んだ酒が
なお人恋しくさせる
年がら年中恋焦がれ
人生旅的途上

秋はすれちがううしろ姿に
面影しのび手酌酒
冬は暮れゆく空の彼方よ
鳥は南へ俺は北へ
あこがれ求めさまよう胸の
燃える想いを伝えん
たどり着くやら着けぬやら
人生旅的途上

人恋しさに飲んだ酒が
なお人恋しくさせる
年がら年中恋焦がれ
人生旅的途上

たどり着くら着けぬやら
人生旅的途上


9.時代おくれ

作詞:阿久悠
作曲:森田公一

一日二杯の酒を飲み
さかなは特にこだわらず
マイクが来たなら 微笑んで
十八番(おはこ)を一つ 歌うだけ

妻には涙を見せないで
子供に愚痴をきかせずに
男の嘆きは ほろ酔いで
酒場の隅に置いて行く

目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめつづける
時代おくれの男になりたい

不器用だけれど しらけずに
純粋だけど 野暮じゃなく
上手なお酒を 飲みながら
一年一度 酔っぱらう

昔の友には やさしくて
変わらぬ友と信じ込み
あれこれ仕事もあるくせに
自分のことは後にする

ねたまぬように あせらぬように
飾った世界に流されず
好きな誰かを思いつづける
時代おくれの男になりたい

目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめつづける
時代おくれの男になりたい


10.月の花まつり

作詞:河島英五
作曲:河島英五

あの空に浮かぶ月
今は欠けているけれど
生まれ変わって
また 満ちるだろう

夜の森を翔んでゆく
眠らない鳥たちよ
満月の夜に
帰っておいで

何もかもが生まれかわるよ
風も星もくり返す波も
命は遠い空から降りて
地上に咲いた幾千万の花

夜の河を泳いでゆく
傷ついた魚たち
生まれ変わって
もどっておいで

別れていった人も
帰ってきておくれ
肩を抱きあって
許しあおうよ

何もかもがめぐりあえるよ
生きていれば旅をつづければ
命はやがて空に昇って
地上を照らす幾千万の星

何もかもが生まれかわるよ
風も星もくり返す波も
命は遠い空から降りて
地上に咲いた幾千万の花


11.元気出してゆこう


12.伝達


13.晩秋

作詞:河島英五
作曲:河島英五

この国が一番美しい 燃える秋が訪れる
空の遠い遠い所から 懐かしい唄が聞こえてきそうだ

縁側で繕い物しながら 口ずさむ母の唄か
下校時間告げるチャイムと共に 流れたメロディか

悲しみに心奪われ 生きる力無くした時にも
季節は美しく巡り来て 優しく響く

声が潰れるほど泣いた夜も 抱き合った温もりも
過ぎ行く日々の暮らしの中に
いつの間にか埋もれて行くでしょう

街路樹が赤く色づく道 笑い合う子供達
道草をしてお帰りなさい 今を楽しむが良い

やがて寒い冬が来て 全てが雪に埋もれても
あなたと生きて愛し合った日々 忘れはしない

幾度も季節は巡って 全てが風に流れても
あなたが生きて残した温もり 決して消えない
木枯しが吹いても 雪に埋もれても 決して消えない


14.旧友再会

作詞:河島英五
作曲:河島英五

今日は本当に笑った
腹の底から笑った
夕べはあんなに塞いでいたのに
君に会えてよかった

今日の酒はうまかった
気持ちよく酔っ払った
ひとりでしんみり飲むのはつらいが
今日の酒はうまかった

ラララ…

共に過ごした青春
今では笑い話さ
もしももしもやり直せるならば
も少しうまくやりたいね

今日は本当に笑った
腹の底から笑った
わざわざここまで訪ねてくれて
今日はどうもありがとう

ラララ…

わざわざここまで訪ねてくれて
今日は本当にどうもありがとう

ラララ…