その声を覚えてる

河野マリナ その声を覚えてる歌詞
1.その声を覚えてる

作詞:こだまさおり
作曲:神前暁

今もずっと、その声を覚えてるから

あの日走った道に あの日見上げた空に
二度と帰らない時をかさねてる
キミは笑うだろうか 少し怒るだろうね
こんな諦め悪い僕のことを

何度でも…
迂闊に願う可能性を精査して
まだ甘い嘘に騙されてたくて

だからどうか、せめてなんて思う心は
一時的な感傷だって許せばいい
だからそうさ、キミがやっと絶望の先で
触れた日々に偽りなんてないと
言ってあげよう

ほんの短い夢や ほんの些細な会話
そこに思いを馳せるのは自由で
子供じみた意地かな 誰もいい顔しないか
だけどきっと必要な手順なんだ

これからも…
自分なりの正しさで向きあってく
たとえ無力な現実たとしても

僕は僕を、最後まであきらめないよ
どんな時も精一杯に抗いたい
だからいつか、この声が優しい響きで
また誰かを救えるように
今日を生きていくんだ

終わらない迷路のように
彷徨って繋がる未来
結末はまだできてない

だからどうか、せめてなんて思う心は
一時的な感傷だって許せばいい
だからそうさ、キミがやっと絶望の先で
触れた日々に偽りなんてないね

僕は僕を、最後まで諦めないよ
どんな時も精一杯に抗いたい
だからいつか、その声が優しい響きで
また誰かを救えるように
今日を生きていくんだ

忘れないで 忘れないで
忘れないで


2.消えるdaydream

作詞:こだまさおり
作曲:神前暁

それでも僕たちは 示しあわせたように
ものわかりよく笑うだろう
ため息はそのまま 深呼吸にかえて
拙さの言い訳もせずに

キミが望むことを ずっと待っているよ
まだ間に合うと言えばウソになるのかな

救われたいわけじゃない 報われたいわけじゃない
壊れそうにただ叫びたいだけ
いつだって願ってるんだ ほろ苦いinterference
境界線上で触れた 消えるdaydream

打ち砕く本音は どれほどの痛みで
鋭さをひそめるのだろう
ささやかな絶望と 無防備な現実は
ありふれてしまえばいいね

いつか変わるまでの 長いプロローグを
きっと僕たちは揃って 夢で見てるんだ

救われないわけじゃない 報われないわけじゃない
同じくらい傷ついているだけ
キミがそこにいるなら 切なくて構わないさ
今が繋がる先も 見つけられるよ

忘れることなんて きっとできない
思い出さなくたって 胸(ここ)にあるんだ
それは永遠(とわ)と呼べるほどの何かじゃないかもしれないけど
いいよいいよ振り向かずに

キミが望むことを ずっと待っているよ
どんなやりきれない朝も笑い返すから

救われたいわけじゃない 報われたいわけじゃない
壊れそうにただ叫びたいだけ
いつだって願ってるんだ ほろ苦いinterference
境界線上で触れた 消えるdaydream