全曲集~浪花遊侠伝~

泉ちどり 全曲集~浪花遊侠伝~歌詞
1.浪花遊侠伝


2.他人町

作詞:林須美
作曲:野崎真一

倖せくれると 言った人
信じて今日まで ついて来た
妻という字を 夢に見て
愛のよろこび 知ったのに
今ははかない 他人町

女が一人で 生きるには
夜明けの明日は まだ遠い
愛の命は 消えたのに
未練心の 残り火が
燃えてせつない 他人町

冷たい小雨の 街に出て
悲しい別れを 捨てました
たとえ嵐が 吹こうとも
耐える女に なりました
明日に生きます 他人町


3.恋の糸車


4.酒場みち


5.一夜花

作詞:池田充男
作曲:野崎真一

あんたみたいな 男に惚れちゃ
ばかを見るねと 枕酒
一夜花でも おんなは女
出てゆく男の 胸よりも
もどる男が ほしいのよ

(セリフ)あんた 淋しいねえ 霧笛が泣いてるねえ
誰が恋しいのさ 今夜はなにもかも 忘れておしまいよ

春というのに 霧笛の声が
むせび泣いてる 海の宿
一夜花でも なさけは情
あんたの旅路の 話でも
寝物語に 聞かせてよ

(セリフ)そりゃあ女だもの 惚れた男と一緒なら 駈け落ちもしてみたい
でもさ この町が好きで捨てられないのさ
酒場に咲いた一夜花 あたしの名前ならあんたごのみでつけといてよ

住めば都で この最果ての
町がわたしの 肌に合う
一夜花でも みれんは未練
も一度ながれて 来たときは
浜の酒場を たずねてよ


6.親ごころ


7.夫婦あかり

作詞:池田充男
作曲:野崎真一

歩けば人目が まぶしいと
かるく握った 手をほどく
うしろを振り向きゃ 恥しそうに
三歩離れて ほゝえみかける
そんなお前と そんなお前と
二人で生きる

ないないずくしの 四畳半
灯りひとつに 夢がある
洗ったばかりの エプロンしめて
子供みたいに よろこぶしぐさ
そんなお前と そんなお前と
二人で生きる

のめないお酒で ほんのりと
染めた目元が かわいゝよ
きょうから始まる 人生ですと
俺のこゝろを 泣かせるせりふ
そんなお前と そんなお前と
二人で生きる


8.こけし物語


9.おんな坂

作詞:池田充男
作曲:野崎真一

糸川わたって 振りむく坂を
わたしは名づけた おんな坂
見えてくるのよ 振りむくたびに
陰でささえた 人生が
苦労をこえた 肩に散る
梅の香りがあたたかい

あなたの命に つかまりながら
大船 横浜 かりの宿
傷の痛みも なみだの味も
わかる女に なりました
ぬくもり深いふところに
泣きに来なさい 辛らければ

人目を気にせず 日向の街を
歩けるしあわせ 身にしみる
邪魔でなければ つぎの世までも
つれて行ってね 頼みます
初島 うかぶ 海を見て
きょうもあなたと 二人連れ


10.倖せ日和


11.なみだ坂


12.おんな枯れすすき

作詞:池田充男
作曲:野崎真一

わたしの身のうえ話には
途ぎれ途ぎれの ギターが似合う
捨てられて 捨てられて 冬を知りました
雪になりそうな みぞれまじりの こんな夜は
ああ 人肌こいしい おんな枯れすすき

しあわせ半年 またひとり
恋の儚さ 男の憎さ
あのひとも あのひとも しょせん流れ舟
うれしがらせて 風と一緒に 逃げていた
ああ 置去りなみだの おんな枯れすすき

やつれたぶんだけ 綺麗よと
眉を書くとき 鏡にいうの
もう一度 もう一度 遅い春を待つ
北の露地でも 愛の陽ざしが あればいい
ああ ふたりで咲きたい おんな枯れすすき


13.女ひとり


14.母子草


15.浮き草流し唄


16.燃えて翔べ


17.浪花遊侠伝(男性用カラオケ)


18.燃えて翔べ(カラオケ)