暫存

浅丘ルリ子 暫存歌詞
1.愛の化石

作詞:並木六郎
作曲:三木たかし

「悲しみの涙が あの人の幸せに
心をぬらした時
それをひとは 愛と呼ぶのでしょうか
孤独が 私の胸にあふれた時
それをひとは 愛と呼ぶのでしょうか
お願い 教えてあなた
愛するって 愛するって耐えることなの」

夜が燃えて とけるの
離さないで
このままで いいのね
なぜか こわいの

「わずかな時の違いに 逢えなかった夜
そんな 間違いでありますように
涙より悲しいぬくもりが
私のものだった すべてを消してゆくから
海の風の中で 耳をかたむけながら
小さく うずくまっていた 愛の化石
レモンティは あなたとの
口づけの香りなのに
今はそれを 口にふくむたびに
涙がにじみます
あなたに逢いたい 逢って
もっとあなたの事を知りたい
さよならの 言葉だけで
わたしたちの恋が 終るなんて」

ごめんなさいね あなた
わがままな わたし
わかってほしい 愛の
愛のかわきを

あなたに生きたい
もうなにも いらない
あなたの好きな
わたしで いたい
わたしで いたい


2.長崎の恋は哀しくて

作詞:二条冬詩夫
作曲:村沢良介

雨の涙を かみしめて
生きるおんなの かなしさよ
愛する人に 背かれた
港のブイの 灯が赤い
長崎の 長崎の 恋は哀しくて

船の汽笛が さみしさが
しみる坂みち 石だたみ
小指に巻いた 黒髪に
エリカの花が また匂う
長崎の 長崎の 恋は哀しくて

つらい仕打ちを 恨むほど
心がもえて ならないの
かなしみばかり 錆ついた
錨を抱いて みたくなる
長崎の 長崎の 恋は哀しくて