浅田あつこ全曲集~恋するだるま~

浅田あつこ 浅田あつこ全曲集~恋するだるま~歌詞
1.恋するだるま

作詞:保岡直樹
作曲:西つよし

赤い顔して 眼をそらす
あなたは恋する だるまさん
照れてちゃ駄目よ 好きなら好きと
真っすぐ眼をみて 口説いてよ
にらめっこしましょ 男と女
惚れたら負けよ あっぷっぷ

お酒二杯で 酔うなんて
まだまだ子どもね 可愛いね
焦っちゃ駄目よ 出逢ったばかり
あなたを知りたい もう少し
にらめっこしましょ あぶない夜更け
惚れたら負けよ あっぷっぷ

燃えるくちびる 欲しいよと
お酒に呑まれて 言うあなた
誘っちゃ駄目よ そんなに早く
遊びか本気か わからない
にらめっこしましょ かたむく心
惚れたら負けよ あっぷっぷ


2.見返り橋まで

作詞:喜多條忠
作曲:大谷明裕

宿からつづく 山つつじ
私のこころを 映して燃えて
今朝の別れを 切ながる
添えぬふたりと わかっていても
夢を見ました 寄り添いながら
見返り橋まで 送らせて

大きな杉を 巻いて咲く
山藤みたいに あなたの胸に
ついてゆきたい どこまでも
今度いつまた 逢えるのですか
それもかなわぬ 恋ですか
見返り橋まで 抱きしめて

河原に光る なごり雪
いつかは消えゆく 宿命(さだめ)の雪を
ずっとみつめる ふたりです
何度何度も 振りむく人は
きっともう一度 出逢えるという
見返り橋まで 送らせて


3.霧多布岬

作詞:秋浩二
作曲:秋浩二

誰を探してここへ来たと
海鳴りわたしの身を責める
あなた忘れる旅なのに
つのる想いにあふれる涙
女の恋は幻(ゆめ)ですか
叶うものならもう一度
ひと目逢いたいひと目逢いたい
ああ すがりたい
消えぬ面影だきしめて
ひとり佇む 霧多布岬(きりたっぷみさき)

旅の標にエゾカンゾウ
摘んで歩けば陽が落ちる
今日で別れを決めたのに
つのる想いに尽きない涙
女の恋は幻ですか
冷たい風に千切れて
暗い波間に 暗い波間に
ああ 散ってゆく
心変わりを恨んでも
あなた恋しい 霧多布岬

女の恋は幻ですか
叶うものならもう一度
ひと目逢いたいひと目逢いたい
ああ すがりたい
未練ごころを足止めて
夢も凍てつく 霧多布岬


4.能登の風唄

作詞:平純平
作曲:馬飼野俊一

旅のおんなの 情けに咲いた
冬越え能登の 波の花
愛に疲れた こころを洗う
みぞれまじりの 日本海
風がひゅるひゅるひゅるひゅる
雪がちらちらちらちら
あ…あなた哀しい 唄になる

岩にすがって しぶきに凍る
海鳴り能登の 恋かもめ
愛にはぐれた 一夜の宿は
眠りつけない 泣きまくら
夢がほろほろほろほろ
指がきりきりきりきり
あ…あなた恋しい爪を噛む

沖でふるえる 寒さにたえる
漁火能登の 冬ほたる
愛の入江で 今夜もひとり
錨おろせぬ おんな船
風がひゅるひゅるひゅるひゅる
波がゆらゆらゆらゆら
あ…あなた切ない 唄になる


5.紅い川

作詞:川井みら
作曲:樋口義高

軋む愛が往く
秋の嵯峨野路は
紅葉泣きながら
川に舞い落ちる
迷い道
未練捨てられず
残り火が 赫(あか)くまた燃える

※生きて 生きて添えぬ
辛い宿命(さだめ)なら
命 深く沈め
堕ちて ゆきたい 紅い川※

纏う恋風に
染まる人生の果て
落葉抱くように
裂いた曼珠沙華(まんじゅしゃか)
別れ道 未練 ころがせば
この冬を 越えてゆけますか

熱い 熱い慕(おも)い
時代(とき)に引き裂かれ
今は 過ぎた夢と
涙 断ち切る 紅い川

(※くり返し)


6.風花岬

作詞:秋浩二
作曲:秋浩二

波の彼方に霞んで 見える佐渡島
炎える想いが乱れて 身を焦がす
ああ ああ 逢いたいのもう一度
ひとりひとりさ迷う 北の北の岬は
白い白い風花 ちらちらと舞い散る
あなた戻って欲しいの どんなに叫んでも
雪も砕けて 粉雪(こゆき)に変わる
風 花 岬

岬おろしの飛沫(しぶき)が 渦巻く日本海
辛い悲しみ投げ捨て 忘れたい
ああ ああ 遠くなるあの人が
すがるすがることさえ 二度と二度とできずに
泣いて泣いて身を退(ひ)く そんな恋でしょうか
髪も涙も凍てつく 岸辺に佇めば
雪も海から 吹き上げて来る
風 花 岬

ああ ああ 逢いたいのもう一度
ひとりひとりさ迷う 北の北の岬は
白い白い風花 ちらちらと舞い散る
熱いわたしの心の ぬくもり奪うように
雪もしぐれて 吹雪に変わる
風 花 岬


7.大阪おばけ

作詞:荒木とよひさ
作曲:弦哲也

不幸な女は 奇麗やなんて
どこかの誰かが 言ってたけれど
何度もふられりゃ 慣れてはくるが
それでも あんたにゃ 本気だったから

※12時過ぎたら 口紅つけて
おばけになって 出てやろか
北の新地か 道頓堀か
酔っぱらった ついでに 出てやろか
泣いたふり 死んだふり してみても
あしたは あしたは お天とうさんが 顔を出す※

涙が似合わん 女やさかい
男の運まで のがしてしまう
タコ焼きみたいに 中身の味が
あんたにゃ わかって きっといないから

12時過ぎたら 想い出かつぎ
おばけになって 出てやろか
梅田 京橋 宗右衛門町に
振られちゃった ついでに 出てやろか
泣いたふり 死んだふり してみても
あしたは あしたは お天とうさんが 顔を出す

(※くり返し)


8.たそがれの御堂筋

作詞:古川益雄
作曲:加藤ヒロシ

御堂筋のたそがれは
若い二人の夢の道
お茶を飲もうか心斎橋で
踊り明かそう宗右衛門町
送りましょうか 送られましょうか
せめて難波の駅までも う…う
今日の二人の思い出を
テール・ランプが見つめてる

銀杏並木の御堂筋を
肩を並べて二人きり
もっと歩こう中之島
川の向こうにネオンの灯り
遠い夜空に流れる星を
じっと二人で見つめつつ う…う
今夜もここで別れましょう
ビルの谷間の淀屋橋


9.夢一夜


10.□ヶ崎


11.甘い…追憶

作詞:いとう彩
作曲:内田薫

どんなにあなたを 愛していたのか
どんなにあなたを 傷つけていたのか

コンクリートの 柱の冷たさ
憶えているわ 背中がそれを
まだ居たのかと 駆け寄るあなた
パシュミナ落とした 冬の駅
どんなにあなたを 愛していたのか
どんなにあなたを 傷つけていたのか
今は 今は もうわからない
ただ 抱きしめているだけ 甘い…追憶

別れた人を 悪くは言わない
こころの中で 決めてたルール
シャワーで涙 何度も流し
明日を見つけた この街で
どれだけわたしを 信じていたのか
どれだけわたしが 愛されていたのか

どんなにあなたを 愛していたのか
どんなにあなたを 傷つけていたのか
今は 今は もうわからない
ただ 抱きしめているだけ 甘い…追憶
甘い…追憶


12.恋待花

作詞:つつみりゅうじ
作曲:弦哲也

出羽の三山 夏まつり
待ち人 待つ夜の 恋化粧
離れ小部屋の 蚊帳の内
ふたりがひとつになれた日の
面影 映すか 窓の月

紅花染めの浴衣を羽織り
白い素肌が 紅くなる
逢えますね 逢えますね
旅をここまで 来た人に

紅花染めならナー
色よく染まれヨー
一夜一夜に 濃くなる
命重(いのちかさ)ねた 約束は
ゆきずり きまぐれ恋ですか
今も残るの 愛の傷
お酒で想い出うすめても

恋の 螢が 胸に舞う
東根に咲いた 末摘花を
あなた覚えてくれますか
逢いにきて 逢いにきて
花はかげろう 真紅の里

紅花染めの浴衣を羽織り
白い素肌が 紅くなる
逢えますね 逢えますね
旅をここまで 来た人に

逢えますね 逢えますね
旅をここまで来た人に


13.想い花

作詞:やのたかし
作曲:右田條司

道頓堀を ならんで歩く
愛があふれる ひっかけ橋も
なぜか私に 悲しくうつる
川面に落とす ひとしずく
なくした恋を 数えてみたら
星の星の数ほど 傷のあと

心斎橋に 灯りがともり
夢が流れる 宗右衛門町で
抱かれ上手と 呼ばれていても
胸をぬらす 夜ばかり
終った歳を 数えてみたら
にじむ にじむ涙で かすむ指

八幡筋の 灯りが消える
朝よこないで このままそっと
酔わせ上手と 呼ばれた頃の
昔の姿 しのばせて
真実の愛を 数えてみたら
一つ 一つで終る 想い花
一つ 一つで終る 想い花


14.あじさいの花

作詞:秋浩二
作曲:伊戸のりお

あなたのやさしい 微笑みに
咲いてほころぶ あじさいの花
青い 青い 青空の下
愛の深さを 七色に変え
あなたひとすじ あなたひとすじ
咲いていたいの あじさいの花

雨にも負けずに 色添える
一生一度の 夢追い花よ
キラリ キラリ 心の窓に
愛の陽射しを いっぱい受けて
いのちの限り いのちの限り
咲いていたいの あじさいの花

あなたと二人の 花園に
咲いて彩る あじさいの花
赤く 赤く 真紅に燃える
愛の強さで 飾っていたい
あなたの側で あなたの側で
咲いていたいの あじさいの花


15.ありがとう


16.浪花のじゃじゃ馬娘