Illumination

浜田省吾 Illumination歌詞
1.涙あふれて

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

ホテルのバーに坐り
雨の中に消えてく君の後姿
僕は見てる

互いの瞳の中に
愛の断片(かけら)探して
躰寄せ合った金曜の夜

※涙あふれ 何も見えない
もう誰も愛せない
I'm cryin'. I'm cryin'.
信じられない 二人の愛の結末を※

いつも君の傍に居て
君だけを見つめてる
そんな やさしい男(やつ)を求めてたよね

でも愛を守る為に
自分を裏切ったり
心閉ざすことなど出来なかったよ

(※くり返し)

光と影なんだね
ふれあう ぬくもりと痛みは

窓の外 最終バスが
君を乗せ走り去る
僕の心の中に 水しぶきあげ

(※くり返し)


2.グッドナイト・トーキョー

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

Good Night Tokyo 流れるイルミネーション
熱い通りを 醒めた男のロマン 駆け抜けてく この夜

これから どこへ行こう 夜の街
コートの襟を立てて 小雨の中
過ぎた激しい日々 褪せた若い夢
でも どんな思い出も今には かなわない
今夜は何故か いくら飲んでも酔えない
冷たい雨に打たれてるせいさ

※Good Night Tokyo ざわめく街角
Good Night Tokyo 流れるイルミネーション
熱い通りを 醒めた男のロマン 駆け抜けてく この夜※

踊るよ ひとりきりで ラストナンバー
テーブル ワイングラス 午前3時
ほんの束の間の恋に落ちようか
でも どんな慰めも 心をいやせない
今夜は何故か いくら飲んでも酔えない
冷たい雨に打たれてるせいさ

(※くり返し)


3.片想い

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

あの人のことなど もう忘れたいよ
だって どんなに想いを寄せても
遠く叶わぬ恋なら

気がついた時には もう愛していた
もっと早く「さよなら…」言えたなら
こんなに辛くは なかったのに

あゝせめて一度だけでも
その愛しい腕の中で
「このまま 傍に居て 夜が明けるまで」と
泣けたなら…

あゝ肩寄せ歩く恋人達
すれ違う帰り道
寂しさ風のように
いやされぬ心を もて遊ぶ

あの人の微笑 やさしさだけだと
知っていたのに それだけでいいはずなのに
愛を求めた片想い


4.恋人達の舗道

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

夏の翳りを残した夕暮れの街 ひとり歩くよ
君と出逢った あの店 今夜はドアを閉ざしてる
「踊らないか 僕もひとりさ」
振り向き はにかんだ君
ミラーボール ふたつの影 寄り添ういつしか

何故人は恋を求めてさまよう
寂しさポケットに隠して
恋などゲームさ 恋などゲームさ
君に会うまでの ひとり言

ガラスごし 夜更けの舗道 藍色の空ふちどるネオン
からのグラスに映った 想い出 約束 短い夏
「もう逢わないわ 理由(わけ)は言えない」
言葉をつまらせた君
キャンドルライト 横顔に影 見知らぬ誰かの

何故人は恋を探してさまよう
目の前の愛に気づかずに
恋などゲームさ 恋などゲームさ
忘れかけていた ひとり言


5.汐風の日々

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

あゝ僕の愛した夏
今 どこへ消えた
村祭り ゆかた姿の初恋の人

あゝ僕の愛した海
今 どこへ消えた
友達と夕日めがけて
漕ぎ出す舟 光る波

想い出の浜辺歩くよ
打ち上げられたボートのように
失くしたオール 探して

想い出の通り歩くよ
目を閉じ 汐の香りの中に
過ぎた季節 たどって

あゝ僕の愛した歌
今どこへ消えた
月明り窓辺に置いた小さなラジオ
“ロックン・ロール・ミュージック”

あゝ僕のひとつひとつの愛した日々
今 どこへ


6.25番目の夢

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

僕は夢見る
きらめきの瞬時を

吹雪の通りで
コートを投げ捨て
肌を刺す 風の痛みに
この季節 知るように
ドアを開け 待ち焦がれてる
いつの日も…


7.ガラスの恋

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

ガラスのような恋さ 線路の上の
悲しみの影が いつか追い越してゆく
いつまで いつまで
僕等 ここに居られるのだろう

僕には 朝まで君を抱いてやれない
理解ってる 電話も出来ぬ 君の寂しさ
いつまで いつまで
君は 僕を許せるだろう

君は愛を真っ直ぐに見つめて
寄り添う「このままでいい」と
愛に傷付き泣くことも まだ知らない
あゝ子供さ

ガラスのような恋さ もう忘れよう
あの娘を こなごなに 砕かぬうちに
いつまで いつまで
僕は 迷い 迷っているのだろう

いつまで いつまで
僕等 ここに居られるのだろう


8.散歩道

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

雨上りの街角 雫流れる ショウウィンドウ
あの娘にセー夕一買ってやりたくて ポケットさぐれば
小銭が少し そしてため息ひとつ

ケンカするたび 僕は
「悪いのは みんな君だよ」と思い込ませた
哀れなあの娘 涙に濡れて
「どうして いいのか わからない」とうつむいた

悲しい夢を見た
僕の名を呼ぶあの娘が
誰かに 連れ去られてく夢
ラララ…悪いのは僕
許して悲しい想いさせて

小さな (ともしび) を吹き消した夜
あの娘は朝まで泣きどおしで泣いた
ラララ…悪いのは僕
許して悲しい想いさせて

駅前の並木道 あの娘の好きな黄昏
悲しいことは 何も無かったような笑顔で
僕の肩に頭をのせて帰る 散歩道


9.からっ風のララバイ

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

※今日もまた風が吹いてる
きらめくネオンの街に
今日もまた風が吹いてる
乾いた夜の舗道に
ヒュウヒュウ…と※

髪に櫛をいれて
お気に入りのスニーカー

流行のステップおぼえて
車に滑り込む
誰も愛さず
愛を求め 夜をさまよい
グラスかかえて
ひとり退屈してる

(※くり返し)

ミラーボールの中
踊るよ 酔いしれて
でも 明け方の街角で
また いつものため息
君は君のスポットライト探しもせずに
頬づえついて
夜毎ヒーローを夢見る

(※くり返し)


10.ミッドナイト・ブルートレイン

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

カーテンコール
ステージライト
ざわめき…
今でも 火照る躰
ギター抱えて 夜汽車に 揺られ
次の町まで ただ眠るだけさ
どこへ行くのか 何をしてるのか
時々 わからなくなるよ

飛び去ってゆくレールの上で
時は過ぎてく瞬く間に
描いた夢と 叶った夢が
まるで違うのに やり直せもしない
もう帰ろう みんな 投げ捨てて
でもどこへ
一体どこへ

Midnight Blue Train 連れ去って
どこへでも行く
思いのまま
走り続けることだけが生きることだと
迷わずに答えて

人を傷つけ
嘘もついたよ
弱音を吐きながら ここまで来た
愛する人を引き止めようと
時には 自分を裏切りもしたよ
何を失くし
何を手にしたか
わからない もう わからない

Midnight Blue Train 連れ去って
どこへでも行く
思いのまま
走り続けることだけが生きることだと
迷わずに答えて