光陰矢のごとし~3年B組金八先生主題歌集~

海援隊 光陰矢のごとし~3年B組金八先生主題歌集~歌詞
1.贈る言葉

作詞:武田鉄矢
作曲:千葉和臣

暮れなずむ町の 光と影の中
去りゆくあなたへ 贈る言葉

悲しみこらえて 微笑むよりも
涙かれるまで 泣くほうがいい
人は悲しみが 多いほど
人には優しく できるのだから

さよならだけでは さびしすぎるから
愛するあなたへ 贈る言葉

夕暮れの風に 途切れたけれど
終わりまで聞いて 贈る言葉

信じられぬと 嘆くよりも
人を信じて 傷つくほうがいい
求めないで 優しさなんか
臆病者の 言いわけだから

はじめて愛した あなたのために
飾りもつけずに 贈る言葉

これから始まる 暮らしの中で
だれかがあなたを 愛するでしょう
だけど 私ほど あなたの事を
深く愛した ヤツはいない

遠ざかる影が 人混みに消えた
もうとどかない 贈る言葉
もうとどかない 贈る言葉


2.人として

作詞:武田鉄矢
作曲:中牟田俊男

遠くまで見える道で 君の手を握りしめた
手渡す言葉も 何もないけど

思いのままに生きられず 心に石の礫なげて
自分を苦しめた 愚かさに気付く
私は悲しみ繰り返す そうだ人なんだ

人として人と出会い 人として人に迷い
人として人に傷つき 人として人と別れて
それでも人しか 愛せない

夢を語り合えばいつも 言葉はすぐに途切れてしまう
ひざを抱えて うつむくことばかり

鳥のように生きたいと 夕空見上げて佇むけれど
翼は愚かな あこがれと気付く
私は大地に影おとし 歩く人なんだ

人として人と出会い 人として人に迷い
人として人に傷つき 人として人と別れて
それでも人しか 愛せない
それでも人しか 愛せない


3.声援

作詞:武田鉄矢
作曲:中牟田俊男

貴方が言葉を覚えたのは 悲しみ語るためですか
どうか何度も泣いてください うれし涙に出会うまでは
春の陽射しを見つけるまで だれもが寒い旅人なんです
涙で汚れた貴方の顔に 僕は声援送ります
がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ
がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ

大地耕す人の手が 泥にまみれている様に
心も働けば汚れるものさ 人を愛したり憎んだり
笑顔ばかりで生きてる人は 怠け者だと気付いてくれ
手探りしながら生きてる貴方に 僕は声援送ります
がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ
がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ

夢をめざして走り出す時 みんな寂しいマラソンランナー
声をからして貴方の背中に 僕は声援送ります
がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ
がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ


4.スタートライン

作詞:武田鉄矢
作曲:千葉和臣

夜明け前の薄暗い道を
誰かがもう走っている
拾った小石で誰かが書いた
アスファルト道のスタートライン
寒い身体を言い訳にして
町は眠ってる曇り空の朝に
自分の汗で自分を暖めて
寂しさ目指して走る人がいる

今 私達に大切なものは
恋や夢を語りあう事じゃなく
一人ぼっちになる為のスタートライン

雨が降ってる町の公園で
誰かが一人濡れている
待たせてばかりの恋する人に
靴のかかとで描いたピリオド
素直な奴ほど傷ついてしまう
みんな上手にふざけて生きるのに
たったひとつの別れの為に
真っ直ぐ涙を流す人がいる

今 私達に大切なものは
恋や夢を語りあう事じゃなく
一人ぼっちになる為のスタートライン

夜の川原の長い一本道を
誰かがまだ走っている
星を見上げて走り続ける
誰かが書いたスタートライン
向こうの岸辺はあんなに明るく
町の灯が夜を焦がすのに
微かな星の光を探して
闇を選んで走る人がいる

今 私達に必要なものは
光り溢れる明るい場所じゃなく
闇に向かって走り出す為のスタートライン


5.新しい人へ

作詞:武田鉄矢
作曲:千葉和臣

君はハンドル くねらせながら
長い坂道のぼる
汗と一緒に 涙ふく君を
僕が押してあげるね
何の花だろう こんな坂の途中
冬を選んで 咲く花もある

止まれば倒れる この自転車が
君が選んだ 生き方なんだね

ペダルをこいで ペダルをこいで
君ならできる 倒れず行ける
君はペダルをこいで
坂の上まで のぼりついたら
まっすぐに空を見た

飛んでみたくなる 夕暮の空
僕らはここで 僕と君になる
心が強くなろうとする時
言葉は何にも 役に立たない

悲しみばかり 染みこんだ町
君は静かに 見下ろしている

ペダルをこいで ペダルをこいで
ふり返らずに 走り続けて
君はペダルをこいで
地面をかすめて 飛ぶ鳥のように
まっすぐ坂道 君は降りて行く

幸福ってやつは きっと傍にある
自転車こいで行ける所に

ペダルをこいで ペダルをこいで
君なら行ける 一人で行ける
ペダルをこいで ペダルをこいで
遠くなるほど 君らしくなる
だからペダルをこいで


6.まっすぐの唄

作詞:武田鉄矢
作曲:中牟田俊男

今日から僕はまっすぐに 君の涙になってやる

僕が頬からつぎつぎに 涙で地面を濡らすから
どうかそれを目印に 一歩一歩と踏みしめて
愚かでもいい まっすぐが優しいことがしたいのだ

今日から僕はまっすぐに 矢印みたいにまっすぐに
貴方の少し前をゆき 涙を地面にさしてゆこう

君のためなら デクノボウ そう呼ばれたってかまわない
少し汚れた棒でさえ まっすぐならば杖になる
ささやかだけど役にたつ そんな自分にしたいのだ

今日から僕はまっすぐに 貴方とここからまっすぐに
生きてゆこうと決めたので ありがとうなどいりません

ねじれて曲がった唄よりも ただまっすぐの唄がいい
君が遠くに離れても その声めざして探すから
下手でいいんだ まっすぐの唄が一番響くのだ

まっすぐだけが届くのだ まっすぐだけが終わらない
誰かの心につきさされ まっすぐの唄つきさされ
まっすぐの唄つきさされ


7.初恋のいた場所

作詞:武田鉄矢
作曲:千葉和臣

陽差しのように あなたはやって来たのです
微笑みながら 私を照らして 行ったのです
生まれて初めて 海を見た子供のように
立ち尽くしていた あの初恋の 来た道で

あなたでなければ みんなと一緒に 行きすぎた
愛したときから みんなと別れて ひとりきり
あれが私の 始まりでした 今もぼんやり 陽のあたる
ほら あそこです 初恋のいた場所は

散る花のように あなたはやって来たのです
ただ一面に 私に積もって いったのです
騒がしかった 心は 雪の夜のように
静まり返った あの初恋の 来た道で

見わたす限りの 空に誓った ただひとつ
涙の準備は していますから 愛します
あの時 私は 清らかでした 今もかすかに 風の吹く
ほら あそこです 初恋のいた場所は

生きてゆくうちに 心は少し 濁ったけど
だけどあなたの いた場所だけは あの時のまま
少年のまま 澄み切っている あの日々の
あなたを見つめ ひとり たたずむ 初恋のいた場所に
今も忘れない 初恋のいた場所は


8.贈る言葉(アコースティックヴァージョン)

作詞:武田鉄矢
作曲:千葉和臣

暮れなずむ町の 光と影の中
去りゆくあなたへ 贈る言葉

悲しみこらえて 微笑むよりも
涙かれるまで 泣くほうがいい
人は悲しみが 多いほど
人には優しく できるのだから

さよならだけでは さびしすぎるから
愛するあなたへ 贈る言葉

夕暮れの風に 途切れたけれど
終わりまで聞いて 贈る言葉

信じられぬと 嘆くよりも
人を信じて 傷つくほうがいい
求めないで 優しさなんか
臆病者の 言いわけだから

はじめて愛した あなたのために
飾りもつけずに 贈る言葉

これから始まる 暮らしの中で
だれかがあなたを 愛するでしょう
だけど 私ほど あなたの事を
深く愛した ヤツはいない

遠ざかる影が 人混みに消えた
もうとどかない 贈る言葉
もうとどかない 贈る言葉


9.人として(ニューアレンジ)

作詞:武田鉄矢
作曲:中牟田俊男

遠くまで見える道で 君の手を握りしめた
手渡す言葉も 何もないけど

思いのままに生きられず 心に石の礫なげて
自分を苦しめた 愚かさに気付く
私は悲しみ繰り返す そうだ人なんだ

人として人と出会い 人として人に迷い
人として人に傷つき 人として人と別れて
それでも人しか 愛せない

夢を語り合えばいつも 言葉はすぐに途切れてしまう
ひざを抱えて うつむくことばかり

鳥のように生きたいと 夕空見上げて佇むけれど
翼は愚かな あこがれと気付く
私は大地に影おとし 歩く人なんだ

人として人と出会い 人として人に迷い
人として人に傷つき 人として人と別れて
それでも人しか 愛せない
それでも人しか 愛せない


10.まっすぐの唄(アコースティックヴァージョン)

作詞:武田鉄矢
作曲:中牟田俊男

今日から僕はまっすぐに 君の涙になってやる

僕が頬からつぎつぎに 涙で地面を濡らすから
どうかそれを目印に 一歩一歩と踏みしめて
愚かでもいい まっすぐが優しいことがしたいのだ

今日から僕はまっすぐに 矢印みたいにまっすぐに
貴方の少し前をゆき 涙を地面にさしてゆこう

君のためなら デクノボウ そう呼ばれたってかまわない
少し汚れた棒でさえ まっすぐならば杖になる
ささやかだけど役にたつ そんな自分にしたいのだ

今日から僕はまっすぐに 貴方とここからまっすぐに
生きてゆこうと決めたので ありがとうなどいりません

ねじれて曲がった唄よりも ただまっすぐの唄がいい
君が遠くに離れても その声めざして探すから
下手でいいんだ まっすぐの唄が一番響くのだ

まっすぐだけが届くのだ まっすぐだけが終わらない
誰かの心につきさされ まっすぐの唄つきさされ
まっすぐの唄つきさされ