儚な酒

清水たま希 儚な酒歌詞
1.儚な酒

作詞:坂口照幸
作曲:四方章人

何がしあわせ 不しあわせ
うんとあるのね 人の世は
グラスゆらせば 立つ波も
しょせん硝子の 中のこと
思い出させて 夜がゆく
みんなうたかた 儚な酒

一つ二つは 誰もある
拭いきれない 傷のあと
浮いて沈んで 漂って
それも男と また女
せめて上手な 引き際は
褒めてあげたい 儚な酒

誰を濡らすか 通り雨
人はそれでも 生きている
夜に泣こうと 笑おうと
明日につながる さだめ川
恋の涙も 思い出も
みんなうたかた 儚な酒


2.こぼれ灯

作詞:坂口照幸
作曲:四方章人

ついて来るかと あなたが微笑う
見つめ返した 瞳がぬれる
まわり道にも 花はある
そんな生き方 したくって
こぼれ灯 こぼれ灯…
拾う小さな 春の音

いつも気後れ 戸惑いばかり
長くその殻 破れぬままに
それもあなたと 今越えて
人の一生 決まるのを
こぼれ灯 こぼれ灯…
わたし見ました 目の中に

風に煽られ すぼめたままの
傘もうれしい 夕咲きしぐれ
肩の匂いも ぬくもりも
この手伸ばせば そこにある
こぼれ灯 こぼれ灯…
生きてゆきます 今日からを