石北峠

清水博正 石北峠歌詞
1.石北峠

作詞:高木隆春
作曲:桑山真弓

山の向うも 山だろか
あこがれ胸に だきしめて
国道行けば 石北峠
あゝ雪積む緑 えぞ松の
峰ふりあおぐ 恋心

雲の向うも 雲だろか
さすらい続く 青春の
行方ききたい 石北峠
あゝ果てなく遠い 北国に
幸せ一つ 呼ぶ心

道の向うも 道だろか
愛しい人の おもかげを
はるかに偲ぶ 石北峠
あゝ北海道の 屋根という
大雪こえる 旅心


2.上州松五郎

作詞:北小路匠
作曲:弦哲也

誰が名付けた 上州松五郎(じょうしゅうまつ)と
かかる掛け声 晴れ舞台
義理と人情と 祭りにかけちゃ
他人(ひと)にゃ負けない 男意気
叩く酒樽 桴(ばち)さばき

ハァー
お国自慢は 数々あれど
温泉(おゆ)は草津に 水上 伊香保
下仁田コンニャク 高原キャベツ
山は谷川 赤城に榛名
お出でなされよ ご縁があるなら
オオイサネー

惚れた脹(は)れたと 口には出さぬ
誰に遠慮の 胸の内
母子(おやこ)ふたりの 生活(くらし)を陰で
そっと見守る 雨の夜は
男泣きする ひとり酒

赤城颪(あかぎおろし)が 男をみがく
月に嘶(いなな)け 勇み駒
嬶天下(かかあでんか)も どこ吹く風と
歌う八木節 名調子
男上州 松五郎