暫存

渡辺満里奈 暫存歌詞
1.レイニー カインド オブ ラブ

作詞:DOUBLE K'O'CORPORATION
作曲:DOUBLE K'O'CORPORATION

雨をながめて レイニー カインド オブ ラブ

どうしてなんで こんな日に
デートはキャンセル 絶望的
赤いチェックのテーブルクロスで
ひとりきりの 全く無意味なゴージャス 少し
気分は晴れた レイニー カインド オブ ラブ

もうこうなれば 仕方ない
開き直れば 結構 楽しい
キング・サイズの ベーコンエッグと
記念写真 天下無敵のスマイルで 写る
訳わからない レイニー カインド オブ ラブ

まだまだ雨は 降り続く
ニートにキメて 掃除をする
サビは 知ってる ヒットソングが
回る 回る 永遠に終わらなくなる 歌は
実用本位 レイニー カインド オブ ラブ

マガジン・ラックの テロリストさ
整理・整頓 圧倒的な破壊力 しかし
あえなくダウン レイニー カインド オブ ラブ
レイニー カインド オブ ラブ
レイニー カインド オブ ラブ


2.ホリデイ・ビジター

作詞:秋元康
作曲:山本はるきち

鳴らしたクラクションの音でわかる
旧式の赤いワーゲン
かどから 一方通行の道を
反対に走ってきたわ

玄関のチャイム
開いた扉に
花束 かかえて
めかしこんだあなた

パパとママに早く
紹介させて
パパとママに早く
会わせてみたい
どうぞ 楽に ホリデイ・ビジター

初めてテキストを見ながら焼いた
愛情のこもったケーキ

いつもより どこか
ぎこちないしぐさ
意識をしすぎて
他人みたい 2人

パパとママはとても
喜こびながら
パパとママはとても
気に入っていた
もっと 楽に ホリデイ・ビジター

パパとママのように
似合いのカップル
パパとママのように
めざしてみたい
どうぞ 楽に ホリデイ・ビジター


3.涙の天気予報

作詞:秋元康
作曲:岸正之

2月の雨が 街に降りてきて
ゼミの本をそっと かざして歩いた
あなたが 風邪を ひいてしまったと
友達から聞いて 部屋を訪ねたの

開いたドアのすきま
誰かの小さな傘
こぼれてる水たまり
ごめんと言った

涙の天気予報
こわれた恋の行方
悲しくて 見上げれば
空も泣いていた

※涙の天気予報
こわれた恋の行方
思い出が 少しづつ
頬に落ちてきて
人の波に まぎれこんだ※

何んにも言えず ドアの外側に
ベンジャミンのカゴを
残してきただけ
あなたのことを 遠い所から
好きでいられたなら それだけでもいい

せつない胸の痛み
誰にも言えない夜
大切にしていれば
よかったけれど

ハートの天気予報
あふれた雨のしずく
後悔の消しゴムで
夢を消さないで

ハートの天気予報
あふれた雨のしずく
1人きり うつむいて
虹がかかるまで
今はじっと 濡れたままで

(※くり返し)


4.裸のクレヨン

作詞:秋元康
作曲:山川恵津子

青い空の 白い雲は
まるで誰かの いたずら書き
あんなふうに 風のように
思い 打ち明けられたらいい

AH 奥手の私を
AH 太陽が笑ってる

恋のクレヨン
胸の中にそっと
恋のクレヨン
ハート 描いてみても
見えないわ あなたには

具体的な 形じゃない
もっと 抽象的な気持ち

AH 信じなくたって
AH 愛おしいこの気持ち

恋のクレヨン
白いノートの上
恋のクレヨン
“すき”と書いてみても
見えないわ

Look at me
Please Please me
愛はいつでも いたずら書き

Look at me
Please Please me
Lu Lu Lu Lu Lu Lu…

Look at me
Please Please me
Look at me
Please Please me


5.星空のピンボール

作詞:秋元康
作曲:山本はるきち

友達の車 3台 連らねて
週末の夜に 海へ飛ばした

少し開けた窓に
ざわめいた風
潮の香り 波の音を追いかけて

カセットの音を 大きめに聞いて
いつもより もっと騒いでみたい

蒼い夜の下で 時を忘れて
ほら 見てごらん フロントガラス

※星空のピンボール
小さな流星 走れば
星空のピンボール
こっそり あなたに願いをこめて※

砂浜に降りて 腕を組みながら
みんなから わざと2人はぐれた

白い船の陰で くちづけすれば
ほら 肩越しに ポッカリ宇宙

三日月のピンボール
このまま ティルトをしないで
三日月のピンボール
ハートのゴールに 狙いを決めて

(※くり返し×2)


6.クリスマスが来るまえに

作詞:秋元康
作曲:岸正之

ゼミの帰りには いつでも
駅へ向う 坂の途中で
赤い屋根のピザハウスに
みんなで寄り道した

そして 私は斜めの席で
あなたに憧れながら
すてきな時を 見つめて過ごした

クリスマス 来るまえに
気づいてね
私の視線に…
クリスマス 来るまえに
できるなら
あなたが好きな セーターの色
ねえ 今 教えて

テストが近づく そのたび
寄り道できなくなる

そして あなたと会えないあいだ
心の辞書をめくって
恋を伝える 言葉を探した

クリスマス 待ちながら
少しづつ
せつなくなるのよ…
クリスマス 待ちながら
徹夜して
私が編んだ セーターだから
ねえ 受取ってね

クリスマス 来るまえに
できるなら
あなたが好きな セーターの色
ねえ 今 教えて


7.ジェリービーンズのロマンス

作詞:秋元康
作曲:岸正之

海沿いの道から
階段を降りれば
遊泳禁止の
立て札越しに
少し早い春

背の高いあなたの
セーターの袖口
つかまって歩く
砂浜の影を
ゆるい波が消した

初めてのこの恋
胸の奥がざわめいてる

※ジェリービーンズの
ロマンスしてみたい
もう何も言わないで
ジェリービーンズの
ロマンスしてみたい
もうずっと 見つめたままで※

意地悪な夕陽が
傾いてしまった
帰りたくなくて
腕時計わざと
持ってないふりした

初めてのこの恋
風に頬が 微熱持つわ

ジェリービーンズの
KISS(くちづけ)してみたい
ねえ瞳閉じたまま
ジェリービーンズの
KISS(くちづけ)してみたい
ねえ 甘い素適な世界

(※くり返し)


8.ハートでCatch

作詞:沢ちひろ
作曲:岸正之

風が青空 走る 姿にみとれ
よそ見した 背中ホラ ぶつけたボール

今の気持ちをキミに 向けたモーション
気づかなきゃ 痛いから

はやく サインを決めてくれなくちゃ
タイム したくなるのよ Shy Boy 今すぐ

ハートでCatch うけとめて
その胸ジーンと させたいな
光に溶けてく 熱い瞬間投げるわ

ストライク はずれても
手を伸ばして うけとめて
返せる近さに いつも私いるよ

すこしづつほどけてく 夕陽のりぼん
ほてるホホ かくしたら 素直になれる?

恋はそのたび違う カーブをみせる
そのせいね 戸惑いは

ふたり 肩を並べてしまうより
なにか ぶつけあいたい Shy Boy キミなら

ハードでCatch うけとめて
その胸いま 感じてる
ふたりの呼吸を 忘れないでいてね

気の早い 星たちが
からかっていても平気
汗ばむ心に 気持ちいいね 恋は

ハートでCatch うけとめて
その胸ジーンと させたいな
光に溶けてく 熱い瞬間投げるわ

ストライク はずれても
手を伸ばして うけとめて
返せる近さに いつも私いるよ

ハートでCatch うけとめて
その胸ジーンと させたいな
光に溶けてく 熱い瞬間投げるわ

ストライク はずれても
手を伸ばして うけとめて
返せる近さに いつも私いるよ


9.受話器から望遠鏡

作詞:秋元康
作曲:岸正之

ずっと ケンカしていた
あなたから 夜中の電話
わざと ぶっきらぼうに
元気よと つぶやいた

私 すぐに あやまらなければ
いけないこと わかっていたのに
強がりが邪魔をして
素直になれなかったの

受話器から 望遠鏡で
ねえ のぞいてみてよ
遠すぎる 向うから
一人ぼっちの この恋

受話器から 私の顔を
ねえ のぞいてみてよ
泣きそうに うつむいて
淋しさに震えてるわ
言葉だけが うらはらに……

早く仲直りして
あの頃のようになりたい
だけど“母親譲り”
許さないふりしてた

もっと違う 言い方があると
知っていても 鋭(とが)ってしまうの
あなただけ 傷つけた
自分が嫌いになった

受話器から 望遠鏡で
もう 気づいてほしい
届かない こっちでは
何もできない この恋

受話器から 見えない痛み
もう 気づいてほしい
黙りこむ そのすき間
わがままをごめんなさい
きっと言える 今ならば……

受話器から 望遠鏡で
ねえ のぞいてみてよ
泣きそうに うつむいて
淋しさに震えてるわ
言葉だけが うらはらに……


10.月夜のピアニスト

作詞:沢ちひろ
作曲:山川恵津

あなたは 月夜のピアニスト
わたしを 窓辺に呼ぶ

おいでと聴こえてきて
バラ色 震えます
くちびるの赤 染めながら

Secret その瞳(ひとみ)
ヒミツ 誰にもね
白い指も しなやかな声も

Secret 夢中って
ヒミツ わたしがね
今夜だけは 片想いさせたい
Princess Love

胸元さらってゆく風
あなたの ささやきかな

背中を走る気持ち
カラダが震えます
熱い願いの せいかしら

Secret 運命を
ヒミツ 信じそう
どんな腕も すりぬけてゆける

Secret 気まぐれと
ヒミツ 思われて
今夜もまた 夢だけの愛なら
Princess Love

Secret その瞳(ひとみ)
ヒミツ 誰にもね
白い指も しなやかな声も

Secret 夢中って
ヒミツ わたしがね
今夜だけは 片想いさせたい
Princess Love


11.See You

作詞:沢ちひろ
作曲:安部恭弘

※See You いちばん素敵な See You
今日だから サヨナラは言えないの
約束は See You

夕映えにふくらんだ
あなたの白いシャツ
手をつなぐ ことだけで
言葉はいらないね

友だちのままで
いられなくなるほど
その瞳 せつなくて
ごめん・なさい・ヘンね

See You 今日まで出逢った See You
サヨナラに まだ慣れていないだけ
気にしないでいて

雨の音 ちかづいて
気がつく 腕時計
ふたりして あわててる
しぐさが おかしいね

だまりこむ くせに
横顔 気にしてる
気配だけ それだけで
いいの・おなじ・きもち

See You いいこといっぱい See You
あるように おまじないしてあげる
瞳をとじて

(※くり返し)


12.虹のマジック

作詞:秋元康
作曲:山川恵津子

緑の木々がふいに騒ぎ始めて
飛行機が連れて来た
熱帯の低気圧
蛇口をひねりすぎた
シャワーのような
スコールのその後で
コテージの手すり もたれて
遠い 街へ帰った
あなたの香りを思い出してた

※虹のマジック 雨が降っても
雲の切れ間 日射しが戻れば
虹のマジック 2人のハート
そっと結ぶみたいに
光の橋が かかる※

心の糸がどこかほつれ始めて
やさしさもすれ違い
ケンカした私たち
だけど本当は
すぐにいつものキスで
仲なおりしたかった
西向きの窓に そよ風
早く ここに帰って
ガラスに映った小さな言葉

虹の予感 離れていても
胸のすきま ぬくもり戻れば
虹の予感 2人のハート
きのうよりも きれいな
七色の愛 かかる

(※くり返し)


13.バスルームでDIARY

作詞:川村真澄
作曲:三谷泰弘

たぶん あれが彼女ね
涙が出ちゃう
今夜 バスタブの中
ずっといてやる

優しいあなたが泣かしてた
淡い口紅のおとなしそうな女性(ひと)

曇る窓を 指でふいて
雨にぬれた二人見てた
カフェテリア 紅茶もさめて
つらい気持ち 同じなのに
なぜかなぜかかわいそうと
思えない そんな自分がキライ

恋は ドロップみたい
消えてなくなる
なんて ノートに書いて
笑ってみるよ

あなたをこっそり映してた
写真を見ながらまるまっていたい

ひとり 髪をとかしながら
そうね 好きと伝えないで
よかったね せめて今は
右と左 沈む心
そっとそっと揺れるだけの
シーソーで もう遊んだりしない

曇る窓を 指でふいて
雨にぬれた二人見てた
カフェテリア 紅茶もさめて
つらい気持ち 同じなのに
なぜかなぜかかわいそうと
思えない そんな自分がキライ

ひとり 髪をとかしながら
そうね 好きと伝えないで
よかったね せめて今は
右と左 沈む心
そっとそっと揺れるだけの
シーソーで もう遊んだりしない


14.バラードを聞きながら

作詞:石川あゆ子
作曲:岸正之

あなたの部屋で聞いたレコード
昨日 買ってしまったの
心の上に針を落とせば
すぐに 傷が見つかるわ

あなた 次の恋をしていますか
お願い 思い出には順番をつけないで

※バラードの口づけを
目を閉じ 受けとめていたあの日
私にはすべてよ
バラードを聞きながら
夏の帽子をかぶってみたら
2人がほら セピアに見える※

愛という字を覚えた頃の
無邪気さには 戻れない
何も気づいてない友達から
きれいになったよって
言われても 複雑ね

バラードのせいにして
あなたに電話かけても きっと
後悔するだけね
あたたかいあの声が
秋の風に変ってく 季節
悲しいけど 止められないの

(※くり返し)


15.EVERGREEN

作詞:川村真澄
作曲:岸正之

積み上げた 本の上
朝陽に目を覚ました
恋愛論も たったひとつの
ときめきにかなわない

クラブハウスの列を
はずれて歩きたいな
カバンの重さ 指で計れば
口笛でバランスとれる

階段教室の隅で 夢を見ていた
私だけが出来ることを
確かめてみたい

※Swing me high
風が 街路樹を揺らす
若葉のころを通りすぎても
心は Foooo! EVERGREEN※

時計をしても 腕は
メトロノームじゃないよ
どうして肩を抱きよせないの
ゆうべのデート 思い出してた

友達は恋人が待つ 約束場所へ
うまく行くといいねなんて
とぎれがちに言う

Show me how
恋は 見せかけも大事
若葉のころを通りすぎたら
ひとりで Foooo! Take a Chance

強く強く感じている 夢が住んでる
私だけを待ち続ける
扉があるはず

(※くり返し)


16.鏡の国のI LOVE YOU

作詞:沢ちひろ
作曲:鈴木さえ子

おおきな月が 影ふみ帰る
夜明けま近の窓べ
オレンジ香る お隣りのキミ
眠るあの部屋 バカね気にして

グッナイ グッドモーニン
何べんガラスに映してる笑顔も
チャーミン ノットチャーミン
冷たい横顔で無視した素振り

鏡の国です キミのガラス窓
わたしのはぁとを さかさまに映す

聞きなれた声 耳もとでクスッ
風のいたずらかしら
苦いルージュを あわてて拭けば
投げたキッスも はねてもどるわ

グッナイ グッドモーニン
早くこんな鏡こわしてほしいの
チャーミン ノットチャーミン
素敵な気持ちまで ゆがんで見える

鏡の国だと キミが気づかなきゃ
いつまでたっても はぁとは読めない

鏡の国です キミのガラス窓
わたしのはぁとを さかさまに映す

鏡の国の……
鏡の国の……
鏡の国の……


17.次のページを開いて

作詞:麻生圭子
作曲:岸正之

モノレールから
空の港が見え始めれば
もうすぐ逢える
あなたの笑顔 到着ロビー

離れて 判ったの
こんなにも好きなこと
あなたのやさしさに
甘えすぎていたみたい

そっと次のページを開いて
あなたの帰り 待っていた
両手をふって見つけて
人ごみのなか 私のこと

帰省ラッシュの
スーツケースが通路に並ぶ
壁のボードの
あなたの便にランプが点いた

今までだったなら
ここまでは来なかった
不思議ね その顔を
ドキドキして 捜してる

そっと秋のページを開いて
愛を先取り あなたより
お帰りなさいの後は
愛していると言うつもりよ

そっと次のページを開いて
駆けよっていく 私から
季節がいくつ過ぎても
このままずっと 離さないで


18.秋服のボートに乗れば

作詞:麻生圭子
作曲:山川恵津子

この公園のボートに乗った
恋人はみんな別れるなんて
そんなジンクス信じないけど
不安になる 淡い日差しに

最初の枯れ葉
ゆらりと落ちた
オールを持ったその手へと
ねえ 私だけ見つめて

秋服を着て
ボートに乗れば
ハートの波
高鳴るの
もっと近くで
微笑(わら)ってほしい
愛しているよと

さよなら近い恋人たちは
想い出話ばかりしている
だからあなたが明日のことを
口にするとうれしくなるの

水鳥たちは
無邪気に泳ぐ
オールを止めて漂えば
もう 黄昏がきらめく

秋風に揺れ
ボートに乗れば
2人なのに
寂しくて
叱ってほしい
ウインクをして
愛されてるよと


19.恋の日付変更線

作詞:沢ちひろ
作曲:山川恵津子

港を出てゆく 白い大きな船
テープと歓声の あざやかな色
まるで虹のなか 晴れてく空のように
涙のあと 笑顔 夢を光らせ

キミとふたり 友達を見送って
思いがけず 肩を抱かれた

恋の日付変更線
超えてゆきたいな あの船より早く
きっと ふたりの勇気は
はるかな愛まで このまま飛べるよ
手をつないで

季節を教える 風と駆けっこして
いちばんでわたしを 抱きしめていて

胸に飾るだけの恋じゃないから
未来じゅうが キミだけになる

※恋の日付変更線
ある日突然に ふたりを変えてゆく
わたし 教えてあげたい
見えない優しさ キミから感じる
大好きなの※

(※くり返し)


20.パノラマでMerry Christmas

作詞:種ともこ
作曲:種ともこ

ジングルベル鳴りひびく街で
プレゼントをあげたいんだって
ダイエットのじゃまするつもり?
百万ドルのケーキなんて

ハンドルをまわしたら リボンだらけの街を
ぬけだしてドライヴ・ウェイ どこまでものぼったら

パノラマでMerry Christmas
砂糖菓子のCity Light
星くずのキャンディーを空に散らして
パノラマでMerry Christmas
澄みわたったSilent Night
ビスケットのペイヴメントでかわすKissさえ甘いわ

イヴの夜は長くなっても
サンタクロースやってくるはずさ
ビルにともるライトの森が
僕たちの今の靴下さ

意外だわ あなたってロマンティストだったの
すましてる横顔がはにかむのがスキだわ

パノラマでMerry Christmas
闇に沈むCity Light
切ない想いあわててジョークにかえて
パノラマでMerry Christmas
チョコレートのSilent Night
キャンドルがわり ライターがかすかに揺れて

ヘンゼルとグレーテル気どる二人のため息は
白く白く夜空を染めて

パノラマでMerry Christmas
砂糖菓子のCity Light
星くずのキャンディーを空に散らして
パノラマでMerry Christmas
澄みわたったSilent Night
ビスケットのペイヴメントでかわすKissさえ甘いわ

パノラマでMerry Christmas
闇に沈むCity Light
切ない想いあわててジョークにかえて
パノラマでMerry Christmas
チョコレートのSilent Night
キャンドルがわり ライターがかすかに揺れて


21.水面(みなも)のフォーレスト

作詞:川村真澄
作曲:鈴木さえ子

冬 森の奥 小さな湖
朝陽 枝の上で見覚める生きものは
はっと凍りついた水面に気づく

あわてないで 空も雲も
秘密の場所しゃべらないよ
赤く揺れるひいらぎの実
笑いかけておじぎをする

今日 特別に誰もが集まる
ずっと土の中に隠した食べものを
そっと毛皮の中 ポケットにいれて

遠い街の 鐘の音が
風にのって時刻(とき)をつげる
眠りこけたふくろうさえ
大さわぎに目を動かす

さあ夕暮れまで
手を休めないで
もう家の窓に
灯がともる頃

今夜 森の奥の小さな生きものは
ツンと凍りついた水面につどう

めかしこんだ白い羽根を
ふくらませて鳥が鳴くよ
赤く揺れるひいらぎの実
笑いかけておじぎをする

遠い街の 鐘の音が
風にのってイブをつげる
いつのまにか舞い散る雪
誰ともなく 指さす……


22.ノーマル

作詞:大江千里
作曲:大江千里

サンタクロースいらないの
駅の近くの空地の棚に
2cmも積もる雪がまぶしいから
木曜10時 スキー便
渋滞の列くぐりぬけて
季節より先に着いてしまう頃かな

今年やり残してきた全部に
リボンをかけて彼に贈りたい

※中途半端に生きています
今の私 恋してます
恋してると言えないまま
年を越そうと焦っています※

制服たたむ その前に
廊下で騒ぐ声を思って
泣きたいくらい息がつまった
かたいコートをほぐすように
早足で行くイブの街は
大人が言うほどドライじゃないね

寒波がくると今朝の予報では
たぶん今ごろ彼も聞いている

こんな風に どこまででも
暗くならず思えるなら
20才まえのらくがきだと
恋に恋してきれいになれる

ふつうのこと ふつうにする
泣きたいなら思い切り泣く
だけど今は少し揺れて
迷ってても罪ではないでしょう

(※くり返し)


23.星に気づいて

作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼

どんな おとぎの話にも
心が 傾きそうな夜
何度も 巻きつづけてみたの
こわれた オルゴール

One Dream 今神様が
星をこぼして 消えたの

※切ない心で 生まれた恋を
あなたは気づいて いるはずもないですね
胸に星をまいた※

あなたの名前を呟(つぶや)けば
吐息は 白い忘れもの
ほどいた季節のリボンは
涙の願いごと

One Dream 今神様が
星をこぼして 消えたの

恋は見つめても 輝けなくて
伝えたい言葉 うまく見つけられずに
カードを抱きしめた

(※くり返し)


24.八月、最初の水曜日

作詞:麻生圭子
作曲:MAYUMI

芝生に停めた 熱いボンネットへ
裸足になって 水を撒くけど
ずっとあなた
カウチに寝転んで ゲームに夢中なの
子供みたいね

早くしないと いい波は取れない
分かってるのに 腰を上げない
あなただから
わたしの気持ちさえ ノン気に構えてる
今は好きだけど さあ

八月、最初の水曜日が来たよ
乗り遅れないで 大きなチャンスに
誰かを好きになると
ひとりごとが増えるのね
恋は楽しいと言ったの ねえ 誰

天気予報を 待ちながら聞いてる
車のラジオ もう12時よ
クラクションで
あなたをせかせるよ 他のメンバーなら
とっくに出かけたのに

八月、最初の水曜日が来たよ
渚へ急ごう ボードを抱えて
誰かを好きになると
性格は強くなるね
夢は苦しいと言ったの ねえ 誰

八月、最初の水曜日が来たら
恋は楽しいと 教えてほしいの


25.星降る島にて

作詞:真名杏樹
作曲:MAYUMI

Island
星の花びらがキラリ
砂に落ちるたびに
願い事がかなう
Island
澄んだ目の少女たちが
遠くの島影 指さすの
ねぇ ホントかな

2週間の 旅で覚えたの
素直な気持ち 隠さない勇気

Island
夏の魔法なの 今夜
私もみんなとあの浜辺
そう 行くつもり

Island
青い絵葉書の裏に
ここまで書いたけど
舟に乗る時間ね

Island
憧れの十字星が
ブローチみたいに波の上
ねぇ 光ってる

あなたの声 少し忘れそう
ハートの距離は ゼロ時間なのに

Island
星の魔法でね 今夜
誰より好きって 夢の中
そう 言うつもり
私を待ってて くれるって
ねぇ 答えてね


26.続・避暑地の森の天使たち

作詞:麻生圭子
作曲:井上ヨシマサ

雨が上がった自転車道路(サイクリングロード)
あの娘があなたといる
はしゃぐ2人の左側
目をそらして追い越した

避暑地の森に
季節は戻ったけど
みんなは変わっていたの

Meet Boys 涙で想い出
Meet Girls 曇ってく
私だけ時間を止めていた
髪だけのばしていた

※Hello Good-bye
さよなら去年の夏
風に坂道押されてく
もっと素敵な 別の恋を
見つけて忘れる※

好きな人いる? そう訊かれ
その次を期待した
来年もまた会おうねと
指切りした星の夜

避暑地の森は
あの日と同じなのに
私はひとりぼっちね

Meet Boys 夏服で光る
Meet Girls 雨のあと
今年こそ人目を気にせずに
気持ちを告げたかった

Hello Good-bye
両手で今年の夏
背筋のばしてつかまえる
きっといつかは 今日のことも
笑って話せる

(※くり返し)


27.恋をしただけ

作詞:沢ちひろ
作曲:山川恵津子

息づく風に
つつまれた夜の海は
ああ 優しくて

眺めるだけの
わけも忘れてしまうの
そう少しさみしいことも

夢物語を
ほそく歩いてるのね
ゆっくり 肩よせて
だんだん少女に
なりたい私だけど
あなたに 不思議かな

林檎がひとつ
そして私だけの場所
もう せつなくて

月の光が
ぼんやり落とした影は
ねぇ あれはあなたかしら

いっぱいの星で
ふたりを見ている空
お願い 瞳(め)を閉じて
だんだん無口に
なりたい私だけど
恋しているだけよ

夢物語は
かたちもないけど そう
それ以上 自由なの
空から神話の
降るような夜だから
素敵に踊りましょう

そうよあなたと 恋をしただけ


28.水の中から恋してる

作詞:岩里祐穂
作曲:山川恵津子

ほら海の底
サンゴ礁の星をあつめた島が
ゆっくりと手招きしてる
波にシュプール
描くように作った泡の道へ
ひとりきり泳いでゆくよ

ゆれてる気持ち 水にもぐって
今日だけは思い切り泣きたい

恋に恋する みんな魚たち
出会ってもキスしても Good-bye?
君の瞳をわざとじらすけど
変らないときめきが
ちょっとくやしいだけ

1000の言葉を
胸の奥に閉じこめたまま
いつも横顔を見つめてるのに

ちょっとこの頃 冷たいねと
ジョークなげた私を
何故ムキになって怒るの?

ハウスの壁に「ごめんね」の文字
君も頭ひやしてきなさい

ほほに涙が もしもあふれても
この海がエメラルドにする
どんな未来も どんな想い出も
君となら永遠に
ハートわけあえるの

恋に恋する みんな魚たち
出会ってもキスしても Good-bye?
砂にあがって しずくをふいたら
おしゃべりな太陽が
なぜか うれしかった


29.Cotton Candy

作詞:沢ちひろ
作曲:MAYUMI

ほんのりとまだ シャボンの匂いの
Tシャツだけの ホリディ
こわれてる傘 とつぜん開いても
外はお天気なの バルコニー

瞳を閉じちゃえば
林の音はいつか
波に変わってく

キミはほんとに ボーイフレンド?
こんな日に電話もかけずにいるなんて
雨がひと粒 落ちただけでも
しぼんでしまいそな ハートは Cotton Candy

ひざの裏 まだ白いそのわけは
ねえ足りないせいよ バカンス

だってこんな夏の
青い空 ひとりきり
気取らせてるから

キミとたとえば 椰子の浜辺で
瞳のなぞなぞを 解いたり解かれたり
ひやかす声に キッスで隠れ
恋したアリバイにドキドキしていたいのに

Pinpon と鳴るベル
はしゃぎだすツマ先を
伸ばして深呼吸

ちょっと待ってて 白い靴下
あれじゃなきゃ駄目なの
まぶしいこんな日は
シュガーひと粒 落としただけで
どこまでもふくらむ ハートは Cotton Candy


30.リアウインドーにgood-bye

作詞:麻生圭子
作曲:岸正之

窓を開け前髪を
雨に濡らして見ている
台風が来てるから
波の穂が高いね

君がいてこの夏は
本当に楽しかったと
言ってくれるあなたは
やっぱり大人だね

あの女性(ひと)があなたのこと
好きなのはすぐ判った
ごめんね 知ってて
わがまま言ったの

リアウインドー 銀色の雫たち
星屑のように光って
流れて消えてゆくの
さよならなら きれいなままがいいね
想い出の中で 私は
いつも笑っていたい あなたと

風邪ひくよ 行こうかと
サイドを外したあなた
この海に二人して
もう来ることもない

キャンパスとハイスクール
その波は大きすぎて
ごめんね 夏中
背伸びをしないで

リアウインドー 哀しみの雫たち
私の心の代わりに
流れて消えてゆくの
さよならって 私が言えるなんて
何だかつらくて おかしい
ふっと笑っていたの

リアウインドー 銀色の雫たち
想い出の中で 私は
いつも笑っていたい あなたと


31.One Night

作詞:沢ちひろ
作曲:J.Carbone

カナリヤ色の空
窓べに降りて
パーティーももうすぐ 終るね
ひさしぶりと声を
かけてきた あなた
ただ見つめただけの 夜だわ

一度だけ絵葉書 ポストに届いた人
気にもしなかったこと 悔しいな

そんな One Night
こんな Moonlight
潮風も甘く 感じた

言葉はこんな時
弱気になるから
ピアノの気の強さ 頼るの

音がはずれるのは もう一度振り向いて
そんな気持ちのせいよ 笑わないで

ふたり One Night
あわい Moonlight
ひと夜のメロディー 流れて
ゆめに One Night
ひかる Moonlight
目の前で遠く なるけど

いつの日か そばに誰かが
いてほしい時 その時
きっと
きっと One Night
こんな Moonlight
教えてあげたい この恋

きっと One Night
こんな Moonlight
教えてあげたい この恋


32.Miss Lonely Weekend

作詞:吉元由美
作曲:岸正之

最後の Chance 追いかけて
海のカーブを曲がれば
肩を Holding 甘えてる
彼女の影が見えたの Blue

言いわけなんか いらないわ
キスをしたらサヨナラよと
涙は叫ぶ

※なんて今日は デイト日和
国道に車停(と)め 海を見たかった
ひとりでもう いられぬほど
あなたに恋してるの
もしも夢ならば 醒めて Just Now※

次の Maybe シグナルで
私は右に折れるわ
あなた Break Out クラクション
叩く勇気があったら Blue

地図をひろげて 週末の
デイトコース考えたね
もう遠いけど

なんて今日は ふられ日和
青空が泣いている 前が見えないわ
優しすぎる あなただけが
心 横切(よぎ)るのはなぜ?
とても逢いたいわ すぐに Just Now

(※くり返し)


33.フォトグラフ

作詞:沢ちひろ
作曲:上田知華

白い雲がつかめそうな坂道
憶えてるでしょう
遠い街で暮らす君に手を振る
あの日の私

夢とか愛がわかる 途中のまま
閉じ込めないで 想い出に

君に送るフォトグラフは
道をたずねて歩いてく私
話しかけて 話しかけて
君は今 何を感じる

いつからかな こんなふうに一人で
写真撮るのは
多分ずっと見せたかった あの日と
違う私も

お願い君もそっと 変わってゆく
横顔や夢 教えてね

君がくれたフォトグラフが
今の私を淋しくさせても
もっと明日 もっと明日
追いかける 私になれる

君に送るフォトグラフは
道をたずねて歩いてく私
話しかけて 話しかけて
本当の私にどうぞ
君に感じてほしい


34.困らないで

作詞:岡部真理子
作曲:山口美央子

雨をうけとめる屋根
夜明け前の部屋に響く
窓をつたって流れる
今日のスケジュール

ゆうべ鳴らない電話
見つめそのまま眠ってた
ほほにひとすじのナミダ
枕がぬぐってくれる

困らないで ねえココロ
こんな季節もあるよ
困らないで ひとりきりでも
もう 雨もやむよ

どんな悲しみからも
朝が来たならば 目覚めて
ひとりベッドにすわって
時間を見送っている

今は何もないけど
いつか ほんとに笑えるね
闇ににじんだ文字盤
朝にむかって刻むよ

困らないで ねえココロ
ほんのちいさなコドク
困らないで ひとりきりでも
もう 夜も明ける

やがて増える足音
窓の下に目を細めて
駅に向かう人ごみに
そっとまぎれていくのね


35.出会いたい

作詞:岡部真理子
作曲:山口美央子

黄昏分けてゆく 電車がまた過ぎる
ひとりでビルの星を 見上げている
横切る急ぎ足 行きかう交差点
いくつもこぼれてる 笑顔見送る

ともった灯りの どこかには
まだ見ぬ あなたが暮らしている

出会いたい
求めてるのはあなただけ
知らないままの 今だけど
きっと会えるよね
出会いたい
ひとり同志のそのままで
街はずっと 動きつづけてる

歩道を渡ったら さよなら告げた駅
心はまどわされ 傷ついていた

寝返りだけで 夜が明ける
いろんな 勇気がすれちがった

出会いたい
さがしてるのはあなただけ
他の誰かと もう恋を
まちがえたくない
出会いたい
いつか抱きしめられるまで
わたしのまま 生きてゆきたいの

出会いたい
求めてるのはあなただけ
知らないままの 今だけど
きっと会えるよね
出会いたい
遠くからでもわかるよに
いつも私 輝いているね


36.BIG TOWN

作詞:吉元由美
作曲:山川恵津子

眠い瞳(め)も覚めそうなラッシュ・アワー
まっ白のパンプスを かばいながら
You! 幾千もの
You! 人の渦に巻かれてしまいそう

私の Brand New Day
未来はきっと
この胸に息づいてるの
素敵な Brand New Day
地下鉄の階段
向い風を 駆けのぼれば
銀色の BIG TOWN

振り向いた あの人と似てる背中
切なさを追いたてる 赤いシグナル
You! 同じ都会(まち)で
You! 違う夢を探して生きるのね

私の Brand New Day
想い出は ほら
この胸に閉じ込めたいの
素敵な Brand New Day
ビルの窓に映る
朝の光 包まれたら
大好きな BIG TOWN

私の Brand New Day
地下鉄の階段
向い風を駆けのぼれば
銀色の BIG TOWN


37.Catch Me Tonight

作詞:吉元由美
作曲:山川恵津子

ケンカをしたデイトの帰り
時間(とき)が首をかしげてる
胸の中でこわしたガラス
涙なんて見せないわ

はぐれた Dance (She Loves You)
星屑 (Dance Alone)
小さなやきもちが Joke から
はみだしてゆくの

※Catch Me Tonight
見上げた空に
Hold Me Tonight
金の三日月
素直になれない
私を微笑(わら)ってるわ

彼女のほら 視線見つけた
スローダンス うわの空

ごめんね Dance (She Loves You)
もういちど (Dance With Me)
からんだ運命の糸をねえ
誰かほどいてよ

Catch Me Tonight
窓にもたれて
Hold Me Tonight
ビーズの星座
ふたりの隙間を
笑顔でつなげたいの

(※くり返し)


38.素敵なSaison

作詞:吉元由美
作曲:山川恵津子

素敵な Saison
春の鏡に
おろした髪がまぶしいね

そっと開いた辞書の片隅
あこがれていたイニシャルも
遠い思い出ね 夢みる想い
ハートはゆれて

※Darling さよなら
花びら 風の舗道
ひとりは気の向くまま
センチメンタル
ひとひら 頬に落ちた
涙によく似ているね Because of you※

ふたりの Saison
明日は恋が
始まりそうな気がするの

卒業したら 両手いっぱい
自由は時間(とき)のプレゼント
開くみたいにね 素敵な人と
めぐり逢えるの

Darling さよなら
Memories 失くしたから
遠くで輝くのね
センチメンタル
星屑 胸に抱いて
優しくなれたらいいな I still love you

(※くり返し)


39.プールサイド

作詞:岡部真理子
作曲:上田知華

ホテルの7階 温水プール
場ちがいなココロ 来てしまったの
あかりとりの窓 さしこむ光
エコーにまじって 満ちている

彼が消えた あの日から
閉じたドアを とびだしてきた

青いさざ波の プールサイド
ひとりとびこむよ 背中まるめ
誰も 同じそぶりで
悲しみをかきわけてく

ついてくるしぶき 息つぎなしで
すすむスピードは 恋に似てる

ターンしては 疲れたココロを
みんな 充電してる

かかとあげながら プールサイド
彼の面影が 水に溶けて
光る プールの水面(みなも)
泣き顔を映している

はしゃぐ声のする プールサイド
聞こえないように 潜水した
いつも となりにいたの
あの恋とこのナミダは


40.My Song

作詞:岡部真理子・MARINA
作曲:上田知華

星座が空にちらかる真夜中
流れ星を待ってみるの
枝が抱いてる桜の花束
降り注いで季節は移る

誰ものせつない想いが
そっとわかる人になりたい

私の瞳 夢に満ちてる
こんな広い空の下 きっと逢える
星の片隅 飾らないまま
見つめ合って ふたりして
歩いていける

悲しい気持ち どこか遠くまで
風にのせて運んでいって

どれだけナミダをためても
いつかそれを強さにしたい

幾千の星 追いかけながら
大事な夢 瞳に映して生きる
散る花びらに ふるえる心
君以外に きっと誰も
わからないの

幾千の星 追いかけながら
大事な夢 瞳に映して生きる
君のもとへと 伝わるように
私はそう 私になる
明日のために


41.100年分のGLORY

作詞:原真弓
作曲:山川恵津子

街中が金や銀の星で
飾られた気の早いツリーのようね
12月は北風(かぜ)も急いで通り過ぎる
ダッフルのコートのポケットに
切なさを詰めこんで
あなたのこと 考えてる
今年聞いた 言葉のひとつひとつ愛しながら

恋して知る
100年分の淋しさ 不安 輝き
予想なんてつかない愛で
駆け抜けたよ 春から冬を
ずっと Love you!

混み合ったロフトに 並んでる
パーティーの夢を待つ ポインセチア
交差点のクラクションにやさしく
重なってく 通りのキャロル

恋して知る
100年分の嬉しさ 迷い ときめき
どんな時もあなたが見せる
表情からさがすの 明日(あす)を
ずっと Love me!

恋して知る
100年分の淋しさ 不安 輝き
同じ人を何度も好きに
なれることを 見つけていたの
ずっと Love you!


42.I'M IN LOVE

作詞:岡部真理子
作曲:高橋諭一

薄青い 住宅街から
エンジンかけ ぬけだすのよ
ガレージで ライトをしぼって
眠る世界 残して行く
冬の入り江まで アクセルを踏んで
あなたなしの わたしの朝に 会いに行こう
ひとりになるための holiday
自分の気持ち 見つめに来たのよ
夜明けに続く カーブきれば
やさしい時間 波間に光ってる

凍るよな 潮風のコロン
ほてった頬 ひやしていく
まぎらすよな恋 街にあふれても
ふたりだけは ほんとの気持ち 離れないわ
まっすぐに 走ってきた距離
なぜ ふりむかず 不安になったの
静かな想いで 感じてる
一番そばで 声を聞くやすらぎ I'm in love

ひとりになるための holiday
自分の気持ち 見つめに来たのよ
ときめきの 次のステップを
いま ゆっくりと のぼりはじめている
I'm in love… my true love…


43.好きじゃないけど愛してる

作詞:戸沢暢美
作曲:上田知華

あなたのキスは
何故か ホッとする
ほかの娘も そう思うかしら

浮気なヤツと
みんながウワサしてる
責めるほど 仲良しじゃないわ

Ah 舗道に
枯れ葉のウズ
言い訳をしない
あなたがけとばす

好きじゃないけれど
愛している たぶん
好きじゃないけれど
あなたのこと
とても 信じたい

身勝手だけど
自分の思うように
生きるのは 大変と思う

Ah あなたが
傷つく時
セーターのように
包んであげるね

好きじゃないけれど
愛している たぶん
好きじゃないけれど
ふたりに来る
未来 信じてる

好きじゃないけれど
愛している たぶん
好きじゃないけれど
ひかれてゆく
ことも あるみたい


44.WHITE SNOW NIGHT

作詞:渡辺満里奈
作曲:山口美央子

急いでるくつ音 包むような月影
蒼い夜をぬけて ふたりの夜に会いに
どんな時もすぐに あなたのこと想って
やさしさだけあふれてく 自分が不思議

白いクロスに 小さなキャンドルを
かすむ部屋では 心だけが見えるわ

みつめて Oh, White Snow Night
包みこむ強さだけ 感じているわ
今はまだ目を閉じて

ふいに頬に触れる やわらかなしぐさが
少し前に降り出した 雪のようね

ふたり いつものイブを過ごしましょう
同じ幸せ 今年もあふれてるわ

みつめて Oh, White Snow Night
まっすぐなまなざしを 感じていてね
いつまでも愛してる

みつめて Oh, White Snow Night
包みこむ強さだけ 感じているわ
今はまだ目を閉じて

愛してる


45.夢の中で おめでとう

作詞:岡部真理子
作曲:山川恵津子

ひとり パーティー 続けてる
音のない (テレビジョン)
起きているけど 出られない
ぬくもりは (ブランケットだけ)
あなたから 切った電話の後
悩んだりは してあげない
Kissしながらのはずよ
その瞬間 (今年が終わる)
何故 チャイム 鳴らないの
もう おやすみ

レース模様に 降った雪
しみこんだ (ベランダ)
ふたり 別々 過ごすのに
時計だけ (重なり合うの)
今夜のわたしを いらないなら
あなたなんて 忘れちゃうよ
この暗がりの部屋に
いま 生まれる (…happy new year!)
去年の忘れものは
もう 消えるの

Kissしながらのはずよ
この瞬間 (今年は終わり)
最初に聞く声なら
あなたの声がいい (夢の中で)
おめでとう

I Love you


46.何も言わないで

作詞:岡部真理子
作曲:山口美央子

くちづけ かわして
肩越しに 見えた月 ねえ 満ちてくように見えるわ
そっと そのホホが 触れるたび
景色が とび散る
言わないで 言わないで
愛してるなんて
そんなコトバじゃ 足りないから
黙って 抱きしめたい

夜更けに こんなの
ありふれてると 思うけど 電話の前でタメイキ
いつも 近くから 遠くから
君を想ってる
信じたい 信じたい
変わってく わたし
会えない時も こんな気持ち
胸に しまえずにいる

ひとりが好きと 言ってた癖に何故眠れないの…

今すぐ 触れたいの トキメキを
移す くちびるに
言わないで 言わないで
愛してるなんて
耳をすまして 瞳閉じて
君を感じていたい

近くから 遠くから
君を思ってる
信じたい 信じたい
変わってく わたし
触れたいの トキメキを
移す くちびるに…


47.私風景

作詞:中田有博
作曲:大沢明子

舞い降りる 粉雪がマフラーに
とけて消えてゆく そしてためいき
パーティーの 華やかさ ひきずった
銀色のシューズ ふと立ち止まる
きらめきの街 かすんだ爪先
流されてしまいそうね
ひとごみの中を 強く生きたい
遠いあの日に ときめいて
描いた地図を そっと握りしめる
光る 瞳で 憧れた
熱さそのまま
どこにいるの 私 ゆれながら

星のない 空よりも 重いもの
抱え込んでいる 素足のままで
だれかの色と 私の風景
にじむのが せつなすぎる
なくせないものが 多すぎるだけ
あした 見つける 鮮やかさ
ふるえていても 始まらないstory
夢のチカラを この胸に
こだわりながら
自分のスピードで 歩いてく

くちびるや頬に 色を重ねて
いつか心が 渇いても
こどもの頃の 涙を流したい
こんな私を ありのまま
愛してくれる 人が
きっといると 信じてる


48.SNOW BIRD

作詞:工藤順子
作曲:鈴木さえ子

君の夢を繰り返す 長い夜
胸の奥に生まれた 白い鳥
月の下…

煙突から吐き出した 溜め息が
雪に生まれ変わって 落ちてくる
暖炉には
夢のあと…

君の優しい言葉を 一粒ついばみながら
僕の小鳥が 凍えたその羽根を 空へ向けた

高い樅に銀の鈴 結んだよ
遠く君の耳へと 道しるべ
祈るように
響かせて…

君が今すぐこのドア 叩いてくれたらそっと
僕の小鳥を夜空へ 逃がしてあげよう
どこか誰かの心に 舞い込むように
淋しい誰かの 心の片隅で 歌うように


49.輝きたいの

作詞:岩里祐穂
作曲:上田知華

Moonlight
冬空はなんだか不思議に透き通る
Starlight
ひとりきり 夜の人ごみを歩いてた

迷いかけている恋のほほ笑み取りもどすのよ

12月の空に生まれた三日月
かじかむ心を照らしてくれるよ
あざやかな光にまぶたをこらせば
涙があふれそうなの

North wind
いつだってあなたがとなりにいてくれた

頬打つ冷たい風にやさしさふと気づいたの

冬が輝いてる 友達みたいに
あなたへの気持ち教えてくれるよ
見つめる瞳たち おんなじ夢だけ
二人は描いていたの

12月の空に生まれた三日月
友達みたいに見守ってくれる
あざやかな光を心に抱きしめ
私も輝きたいの


50.フレンズ

作詞:渡辺満里奈
作曲:上田知華

長い髪ほどく 彼女の横顔
うつむく視線の先 誰かの面影
言葉もかけずに ただそばにいても
それだけでも気持ちは
わかってあげられる

今は 悲しくても
ひとりじゃないこと 気づいて
いつも 思いのまま
生きてる顔 輝いてて 素敵だから

幸せのかたち ひとつじゃないから
いつか白いシャツさえ 思い出に変わってく

今の 自分らしさ
そのまなざし 大事にして
いつも 笑顔でいる
その魅力は 誰もきっと 知ってるから

今は 悲しくても
ひとりじゃないこと 気づいて
高い空見上げて
雲の切れ間 優しささえ 見つかるから


51.夜道

作詞:岡部真理子
作曲:上田知華

黄色いランプ 帰り道照らして
ふたりの輪郭だけ 並んでく
不思議ね(なんだか) とても(とても)
気持ちいい沈黙
アナタは靴を脱いで 両手に 揺らした

ガードレール とんでおいで
真夜中のアナタが 笑う
こんな ふたり どこに いたの
はじめて見つけた夜道
あかりが消えても
素足が 冷えても
このまま いようよ
帰りたくない 気分

のびては(ちぢんで) 走る(止まる)
ふざけ合う 影ふみ
ぶつかる肩にたぶん ふたりとも 気づいた
言いかけたとたんのクシャミ
笑いながら指をつないだ
こんなふたり どこにいたの
はじめて 触れあう夜道

石段 登れば
もうすぐ 着くけど
このまま いようか
もっと迷子に なれる
優しい夜の 中へ


52.MOVE OUT

作詞:岩里祐穂
作曲:上田知華

まだ早い朝の静か過ぎるざわめき
街は今日も同じ顔で動き始める
bookcase 運び出せば
downstairs 友達の呼ぶ声
錆のついたテラスへ出て
最後の風を 吸い込む
I'll (You'll) find a brighter day
なにかが 今 目覚めはじめているから
こんな晴れた気持ち 歩き出してみる

ほら 2階建てのバスが走る通りを
渋滞の中 ホロかぶせた私の荷物
some friends
はしゃぎながら あの日の事言わない
そうじゃないのよ
もうみんないい思い出なの
偶然 彼に出会っても
肩をたたける きっと
I'll (You're) just moving out
誰よりいい生き方見つけたいから
どんな時も 心 飾らないでいる

I'll (You'll) find a brighter day
なにかが 今 目覚めはじめているから
Move out to myself (yourself)
街にキスでさよならを


53.BE WITH YOU

作詞:渡辺満里奈
作曲:MAYUMI

揺れる波に反射してる やわらかい日射し
静かすぎる波の音で 目覚める朝
ひとりで来たの あなたのいない海
もどかしいほど言葉が 胸に重なるけど

きっと いつかは Be with you
はなれて過ごす時間(とき)にも For your love
変わってく夏ね

波打ち際砂の上を 素足で歩いた
まぶしすぎる澄んだ空を 仰いでみた
確かな気持ち 心に感じてる
今すぐにでも会いたい わがまま言わせて

きっと いつかは Be with you
あなたの腕に抱き寄せ For my love
大切といつも思う

夏のこんな風なら In my heart
あなたをすぐに 呼べるわ Close to you
素敵な夏のきもち


54.グラヂオラス

作詞:井上妙
作曲:外間隆史

日曜日は いつでも ふたりで
遊んだ庭 まぶしい 光のなか
お気に入りの花を 一緒に育てていた
願いをこめ 水を あげたね

遠くの街 届いた絵はがき
海のむこう 手を振る 君が笑う
見なれた文字 いつも思うよ 君のことを
こんなふうに 空が 続いて

小さな想いが 胸を しめつける
やわらかな痛みを 感じながら
グラヂオラスを 見ていた

胸のなかに いつも 聞こえる 君の声は
笑ってるよ すぐに 会えると

君の住む街へ 花を届けたい
うずまいた陽射しに さらわれても

朝露にぬれた 花びらが揺れる
やわらかな痛みを 残しながら
グラヂオラスが咲いてる


55.夏の日

作詞:井上妙
作曲:外間隆史

夏の風が誘う 頬(ほ)に触れて
青い草の揺れる 橋のむこう
赤いリボン 麦わら帽子
ひとり歩くの
瞳 そよぐ 景色 くぐって
空に近づく

素足 水にひたす 川のほとり
頬を染めて ずっと見ていた
夏の夕焼け
空に溶けた恋は いつでも
こんな 気持ち

静かに 胸の奥で 感じて
ゆっくり 空が 朱く 染まるね
せつなさ 胸の奥で 感じて
こんなに 空が 朱く 染まるの

静かに 胸の奥で 感じて
ゆっくり 空が 朱く 染まるね


56.青空のコラージュ

作詞:工藤順子
作曲:川上明彦

窓越しに降り注ぐ 青空に誘われて
初めての道を 捜しにゆく
つぎはぎの夢ばかり 淋しさに塗り重ねて
昨日の泣き顔 忘れたふりしてみる

未来はいつも よそ見した目の前を
すり抜けてく

自転車を走らせて 公園横切ってく
緑色の時間を ペダルに巻き込んで

木洩れ日を揺らしてる 乾いた風の下で
青空のかけら 見上げてみる
つぎはぎの夢ばかり 胸の中散らしたまま
見えない明日に そっと耳をすました

未来はいつも どこかの曲がり角で
呼んでるのに

自転車は走ってく 浜辺に続く坂道
ハンドルを切る度に ひろがる青い海

自転車は止まらない 加速つけて滑るよ
どんな考えだって きっと追いつけない

自転車は走ってく 浜辺に続く坂道
ハンドルを切る度に ひろがる青い海


57.今日を好きになるために 第一課

作詞:工藤順子・渡辺満里奈
作曲:橋本晶子

ギラギラ 茹だった太陽
のぼせたこの頭に 今にも落ちて来そう
イライラ お昼も過ぎちゃう
時計の歌う歌も 今日はとても意地悪ね

昨日と明日の真ん中 大事な意味などあるかしら
こんな日は Clean up せめてすっきり

クラクラ めまいが起きるわ
澄んだ水に換わった 水槽眺めてると
ユラユラ 熱帯魚達と
四角い海泳いで 南の島へゆくのよ

トゥラルラ ラジオに合わせて
モップ相手に踊る 美貌のヒロインなの
フラフラ いっぱい汗かいた
頭抱えてたって 解らない事だらけね

こんなに才能(ちから)あるなんて 電気もいらない全自動
脱ぎ捨てて Washing みんなまとめて

デッキチェアに 気取ったサングラス
てのひら残る泡 吹き飛ばした

キラキラ 眩しい青空
髪もシャツもふんわり 乾かしてくれるでしょ
シャラリラ 耳を撫でる Music
うたた寝する頃には すっきり今日が大好き


58.退屈と揺り椅子

作詞:工藤順子
作曲:遠藤京子

終わりの見えない夢 私はその中で
壊れた椅子に 揺られて歌う
緑と嘘と深い 退屈だけの夏

蒼い草を分けて 今日も来てくれる
愛の言葉なんて 幾つでもあげる
今日じゃないこの日を 此処じゃない場所を
君じゃないノックを 待っていたくせに

静かに夢の中で 時間がもつれてく
この夏だけが 過ぎてゆかない
光で編み続ける ラタンの金の波

どんな幸せにも 飽きてしまったの
窓も空も君も 太陽も径も
早く目を覚まして 違う夢にして
過去も明日ももう 想い出も恋も

蒼い草を分けて 今日も来てくれる
愛の言葉なんて 幾つでもあげる
今日じゃないこの日を 此処じゃない場所を
君じゃないノックを 待っていたくせに

私の夢の中の 私を終わりにして
緑と嘘と深い 退屈だけの夏を


59.街はシネマのように

作詞:工藤順子
作曲:新居昭乃

Ah 街は回る木馬 恋が夢が 低く高く
甘い歌に 足がもつれそうよ

人混みを うまくかわすのよ
口笛連れて 歩いてゆく

Ah 窓は滲むシネマ 悲しい台詞(こえ)や 愛しい朝や
終わりのない ドラマ映してるの

曲がり角 二度と迷わない
ダンスのように 滑ってゆく

Ah 夜は開く小箱 こぼす絵の具 青く赤く
妖しい光 心取られそうよ


60.月の裏側

作詞:工藤順子
作曲:松尾清憲

ここで降りるわ 歩きたいから
素敵だった 時間をなぞるの
見てよ星空 あんなに綺麗
銀のしずく 両手ですくえそう

ねえ いつかゆけるかしら
あの 丸く浮かぶ月の裏側に

優しい瞳 その微笑みも たぶん
あなたの中の すべてじゃないはずね

窓に灯りが つくまで見てて
約束なら 今夜はいらない

ねえ いつか解るかしら
この 広く続く宇宙(そら)の秘密さえ

電話のベルが 黙った夜が 好きよ
不安な胸で 耳をすましたいの

ねえ 星は何を知るの
その 熱く燃え尽きてく一瞬に

明日はいいの 見えないままが いいの
せつなくずっと 揺らめいてたいの
電話のベルが 黙った夜が 好きよ
不安な胸で 耳をすましたい


61.晴れた日に

作詞:工藤順子
作曲:山口美央子

風は秋風 焼けた背中に
優しい 歌のよう
羽根は瑠璃色 鳥が旅立つ
陽射しを 追いかけて

こんな晴れた日に 誰かを想う
淋しい人になりたい
丸いこの星で 道の途中で
日の暮れ時を待ってる

空があんまり 透き通るから
君の言葉も 思い出せなくなるよ

花は雛菊 土に抱かれて
静かに 幸せに

こんな晴れた日に 何処か知らない
窓辺にたどり着きたい
肩を追い越して 季節(とき)が逃げてく
心にかけら残して

君があんまり 透き通るから
腕に触れても 涙が出なくなるよ

…だから


62.今だけのLove Song

作詞:工藤順子・渡辺満里奈
作曲:橋本晶子

寝静まった グレイの街
みんなきっと 集まるはずね
暖かい トンネルから
こぼれるリズム 浮かぶシルエット
響く声と Music oh Music 靴音と
今夜もまた Don't stop oh Don't stop 誘われて
ひとつだけの Love Song 君の声で
とろけさせてよ
だから Music oh Music 夜明けまで

夢のように 影を揺らして
ときめきだけ ずっと見つめて
時の中 壁の色も
流れ出すよ 滲む絵のように
鳴らす指と Music oh Music 口笛と
低い空に Don't stop oh Don't stop 繰り返す
ひとつだけの Love Song 苦い涙
忘れさせてよ
もっと Music oh Music 夜明けまで

青白い 空が近づく
みんないつか 出て行ってしまう
響く声と Music oh Music 靴音と
今夜もまた Don't stop oh Don't stop 誘われて
ひとつだけの Love Song 最後の夢
叶えさせてよ
今はただ Music oh Music 夜明けまで

明日は明日
今はただ Music oh Music 夜明けまで


63.KISS・KISS・KISS

作詞:渡辺満里奈
作曲:松尾清憲

あちこちでKISSだらけ 赤いポップキャンディーみたい
ドキドキ打つハートは フラフラ倒れそう
羽根をつけて飛んでる くちびるの逆襲みたい
オレンジ色の屋根で クールもないわ

どうかしているわ どこもかしこもちらつく
夢にまで出るの どうかしちゃってるわ

街中がKISSだらけ 青い服も似合うかしら
そして今夜も嘘を ばらまきましょか

ポケットの片隅で ほどけた銀色のボタン
密かに受信してる かすかな電波
tonight tonight tonight tonight kiss kiss どこかで
飛び散るキスの嵐が oh oh
tonight tonight tonight tonight bang bang 狙ってる

どうかしているの? 頭はまるで PARTY
欲張りすぎだわ 今夜も眠れない
とびきりのKISSだらけ 原色の水玉みたい
ドキドキ打つハートに お気の毒さま


64.夜間遊泳

作詞:工藤順子
作曲:安部恭弘

海の底は憂うつ色
深い青は果てしなく
いつまでも空を覆う
昨晩(ゆうべ)の言葉すべて嘘
本当のことは宙に散り
月だけが揺れて笑う

届かない声と
掴めない月と
いつなら追いつく
すべては一瞬

海の底の憂うつ色
水を含む重い息
溶けるたび空に落ちる
鏡に映ったような
さかさまにうごく世界
光ですくわれてく

朝にまぎれてく
何も見えなくなる
寄せて返す波
すべては記憶に

海の底は憂うつ色
深い青は果てしなく
いつまでも空を覆う


65.SWINGIN' MOON

作詞:工藤順子
作曲:新居昭乃

Swingin' Moonに揺られ
そっと 瞼 開ければ
昨日の事は
遠い遠い 幻

七色の ポップコーンだけ
広場に散らばって

Swingin' Moonの歌う
優しい歌 に包まれ
大人も鳥も
みんなみんな 眠るよ

メリーゴーラウンド 観覧車
朝には 消えてゆく

Swingin' Moonと二人
踊りながら 帰ろう
明日は一人
何処へ 何処へ 行こう

… 何処へ


66.金曜日のウソつき

作詞:能地祐子
作曲:萩原健太

あたしはね
そこまで深刻じゃないんだからね
毎日なんだか楽しいし
これなら彼氏なんかいらなかったじゃん
とか思ったりして
まあそれはウソだけど
ちゃんとひとり暮らし、してるよ
朝からゴハンつくって
もりあがっちゃったりとかして
ひとりでも完璧なサニー・サイド・アップ!!

(歌)
「シリアルと、ミルクと、ハードボイルドみたいな苦いコーヒー」

それもけっこうちょっと、カッコいい感じでしょ
でね、何の話だっけ?
そうなの、だから彼のこと話しても全然へーきだよ

(歌)
SAY ヘヘイヘイ
金曜日のウソつきは
次の恋までやめられない
なんとなく

最近なんだかね
友達がどんどん増えちゃって
前は彼と気が合う人じゃないと仲良くなれなかったけど
もう、そんなことも関係ないしね
けっこう理屈くさい人もいいかな、なんて思ったりして
年下もかわいいなとか

(歌)
「胸がキュンとしてポッとなるグッとアツアツな出会い」

そういうの、ちょっと期待してるんだけど
え、誰のこと言ってるかわかった?
ちがうんだな
あのコでも、あのコでもないんだなァー

(歌)
SAY ヘイヘヘイヘイ
金曜日のウソつきは
次の恋までやめられない
もう 誰かが、とめてくれなきゃ
つかれる

(間奏)

(歌)
「胸がキュンとしてポッとなるグッとアツアツな出会い」

あたし、そろそろ帰るわ
・・・朝まで飲んで踊るって歳でもなくなっちゃったし
じゃあねー(はあっ(;_;))

(歌)
SAY ヘヘイヘイ
金曜日のウソつきは
次の恋までやめられない
もう 誰かが、とめてくれなきゃ
泣けちゃう

つかれる

泣けちゃう


67.ばっちりキスしましょ

作詞:Lee David・日本語詞:能地祐子
作曲:Billy Rose

愛のコトバひとつも ささやけない マジメな人
だけど 嫌いじゃない

「散歩しようよ」なんて 自分から誘っておいて
つれない顔しないで

気がかりなのは 彼女のことね
困った顔 カワイイ

キスしたくなる

すぐに気づいて
立ち止る瞬間に
わたし あなたのもの

静けさがひろがり とまどいのときめき
抱きしめかた 知らないのなら

おしえてあげる

ねぇ 今夜だけ 恋人のふり
楽しみましょう
はやく キスしたいのに
ばっちり
ステキなキス 期待しちゃうわ


68.ダンスが終る前に

作詞:佐野元春
作曲:佐野元春

赤いドレスにシャンペングラス
ステキな恋が始まりそうな夜
ダンスが終る前に

時計の針を止めて
ときめいたそのままで眠りたい
ダンスが終る前に

恋人たちのマンボ・ジャンボ
瞳のなかのハンプティ・ダンプティ
悩ましげなヘルター・スケルター
いつかお願いが叶うとき

※くちづけはいらない
変わらない約束だけでいいの
ダンスが終る前に
ダンスが終る前に※

大切だと言えるものは
いつだってほんの少し
光を胸に抱きしめて
いつかお願いが叶うまで

(※くり返し)


69.約束の場所まで

作詞:高木一江・能地祐子
作曲:平井夏美

約束の場所まで 車走らせる
信号待ちで 指のリングにそっと口づけた

胸できざむ時が 少しだけ早い
心 素敵と感じることを 初めて知ったの

あせりすぎた恋は なつかしい記憶
これからは ゆっくり恋をする

すぐに会いたいのに スピード落とす
あなた笑わす ふざけたジョーク思い浮かべて

やさしい未来に そっと手をのばす
穏やかなやすらぎ 抱きしめる

車をとめながら ちょっと深呼吸
何を言おうか どんな笑顔で 気持ちを伝えよう
約束をかわそう


70.あなたから遠くへ

作詞:金延幸子
作曲:金延幸子

あい色の空が
うすぼけた ガラス戸から はみ出しそう
あたたかい風は 雨雲はこんできそう

パパパル パパプラルラ
パパパル パパプルラ

私は一人 横になって
眠ることなど 忘れて
思います

パパパル パパプラルラ
パパパル パパプルラ

あい色は白くのびて 私を包み
移り気な風は
空を泣かせず 去っていく

パパパル パパプラルラ
パパパル パパプルラ


71.トロピカル・ジュース

作詞:秋元康
作曲:山川恵津子

Summer Juice 夏のジュース
ガラスのコップ 光をシェイク
Summer Juice 夏のジュース
まぶしい季節 召し上がれ

青く澄んだ高い空は
陽射しのプールサイドね
水面(みなも)に浮かぶ 雲の流れが
ほら タイルみたい

風のテラス チェアー出して
素足をそっと投げれば
服を着たまま 泳ぎたいほど
ねえ 暑いわ

誰か 素敵な人と
早く 出会いたい
恋の微熱のせいで 喉が乾いた

Summer Time 夏のチャンス
心のドアを そっと開いて
Summer Time 夏のチャンス
きらめくハート 召し上がれ
ロマンスを集めた Summer Time

麻のシャツに汗が落ちて
洗った野菜のように
小さな雫 キラリ光れば
もう 熱帯

誰か 素敵な人と
キスをしてみたい
恋の微熱のせいで 喉が乾いた

Summer Juice 夏のジュース
ガラスのコップ 光をシェイク
Summer Juice 夏のジュース
まぶしい季節 召し上がれ

ときめきを絞った Summer Juice

Summer Time 夏のチャンス
心のドアを そっと開いて
Summer Time 夏のチャンス
きらめくハート 召し上がれ
ロマンスを集めた Summer Time


72.プライベートサマー

作詞:沢ちひろ
作曲:山川恵津子

偶然のふりをして 木もれ陽の道
手をふった歩道橋 キミへと
何ひとつ気づかない 焼けた笑顔と
Tシャツのまぶしさに この夏がいっぱい

背の高い肩のした 小さな恋
とどくように はずませていた

※次の夏が見えなくて
いつまでも熱いの この想い
立ち止まって このままそっと※

時の波に乗りながら
ねえキミはどこまで泳いでる
わたしはまだ ここにいたいの ふたり

レモネード飲みほした キミの仕ぐさが
ウインクに似てただけ それだけで気分ね

まぶしげに明日へと のびてゆく
視線ならさえぎりたいの

次の夏へ帰れない
不思議な風が吹く 今日だから
見つめあいたい このままずっと

あこがれてた想い出を
いますぐにこの胸 ちりばめて
キミの声で キミの笑顔で ふたり

(※くり返し)

ふたり


73.ふたりの少年

作詞:沢ちひろ
作曲:岸正之

誰もいない校舎 日暮れまで
ふたり 立たされていたね
カバン 3つかさねた自転車を
おしながら またケンカね

キミは南へ カレは北へと
そして私はここで手を振る

1枚目のカードがほら 届いた季節
ふたりの文字がまだ ケンカしてるの
誕生日の消印から 始まる日々は
ふたりの少年と たったひとつの恋

眠い目をこする 教室で
机ならべた まん中
ずるい私のこと 気づいても
横顔だけで 笑った

キミはいつしか カレは突然
そして私も大人になるの?

3枚目のカードがそう 届く頃には
ふたりの文字はもう 別々かしら
誕生日の消印だけ 変わらないまま
ふたりの少年と ひとつ消えた言葉

誰もいない 誰もいない 部屋の片隅
2枚目のカードと 去年の写真
誕生日の消印には 早すぎるけど
ふたりの少年と 3枚目のメモリーズ


74.白いアドレス

作詞:大鳥良浩
作曲:山川恵津子

ほほえむあなたの 似顔絵に
頬へと涙を 描き添えたの
回転扉のカフェハウス
消えてく背中を 見送った

もっと逢えたら よかったね

※You're my love 白いアドレス
うすく にじむらくがき
You're my love 冷たい瞳(め)を
青く染めたい※

Rainy Heart 好きだったこと
2度と 言えるはずない
Rainy Heart あなたはもう
ここに いないの

友達のままで いようねと
重ねた右手を そっとはずす
小雨が窓うつ その度に
想い出 心を濡らしてく

忘れるなんて きっと無理

You're my love 白いアドレス
去年 くれた Birthday
You're my love 季節(とき)が過ぎて
あなた 変わった

Rainy Heart でも憶えてて
2人 すごした時を
Rainy Heart たとえ愛が
遠く 消えても

(※くり返し)

Rainy Heart 悲しいけれど
2度と 逢うこともない
Rainy Heart あなたはもう
ここに いないの


75.DIARY

作詞:沢ちひろ
作曲:岸正之

芝生の隅に置いた
ソファーで膝かかえて
黙って あなたは町を見下ろしてる

部屋から選び出した
机の引き出しから
DIARY 昨日までのページがめくれた

丘のうえのアパート 英語のLESSON
どんな場所や理由(わけ)なら ずっといられたの?

春の日ざしのままで 駆け抜けた日々は
悲しくない時も 思い出してしまうよ
今日のあなたは急に 遠くてせつない
そして うるんでゆく景色だけが いとしいの

カーテンのない窓の
鍵を閉める途中で
あなたは少しだけ夢 逃がしたのね

ケンカもできるくらい
あなたを知りたかった
DIARY 明日からのページの白さに

少し力を込めて 握手をすれば
思いがけない痛さ 心しめつける

春の日ざしの中で 出会ったふたりに
似合いすぎてるから ちょっとつらい笑顔よ
今日のあなたは急に 遠くてせつない
そして うるんでゆく涙だけが 残るのね


76.恋するJellyと7月

作詞:真名杏樹
作曲:佐藤健

汗のしずく Tシャツの裾でぬぐって
あなたはまだ パンクしたタイヤに夢中
海にむかう 初めてのドライブだから
あたりまえじゃない方が素敵だね

空にポッカリ浮かんだ
遠い雲を見てるふりをして

※7月の呪文をつぶやく私
Jolly Jully Jam To A Jelly
二人こそ
ふくらんだハートに気をつけなくちゃ
そっとそっと 真夏になれたらいいね※

頬にあてた 缶コーラ急に投げても
ストライクで受けとめて 陽射しみたいに
ヤシの影があと5ミリ 伸びる頃には
予定どおり 入江まで行けそうね

胸にゆっくり あなたと
会った時の気持ち あふれてく

7月の妖精 教えてくれた
Jolly Jully Jam To A Jelly
今度こそ
透明になるほど 恋をしなくちゃ
もっともっと 素直になれたらいいね

(※くり返し)


77.こんなふうに歌えたら

作詞:沢ちひろ
作曲:柴矢俊彦

知らない子供が手を振ってる
はじめて訪ねた 小さな町で
レンガの舗道で
仔犬も見る夕陽

「みんながあなたを愛してる」と
そんな意味のある 挨拶だった
何だかあなたと
歩いている気がした

この町から流れてくる歌は
あなたのこと知っているわけじゃない
だけどとても わかってゆくみたい
あなたのこと
陽気な顔して すこし淋しいこと

ランプは月夜の邪魔もせずに
今夜は小さな記念祭なの
みんなそれぞれの
歌を唄ってゆくけど

自分のこと 唄える歌なんか
何もないと ちょっとスネてた わたし
だけどそれは 友達の話や
あなたのこと
そんな中に今 わたしが見えてくる

あなたにさえ 幸せや喜び
小さくしか言えないクセ 直したい
そしていつか どんな場所にいても
こんなふうに
ふたり歌えたら きっと素敵だよね


78.Don't kiss me goodbye

作詞:川村真澄
作曲:山口美央子

冒険小説のよな
まっすぐな 瞳
あなたを そっとささえる
ブックエンドになりたい

まだ 教えられない
夢を かなえるまでは
恋なんて しないのね

※Don't don't kiss me good bye
それは サヨナラの合図
しあわせは そこから始まるのに
Don't don't leave me alone
涙 あふれるから
くちびるを 離さないで※

約束のカフェテラスも
割り込みが多い
友達の相談にも
真剣になりすぎるの

ねえ グラスの水が
すぐにカラになるのは
この胸が 熱いから

Don't don't kiss me good bye
いつか 好きだと言われた 生え際を
前髪で 隠すけど
Don't don't leave me alone
ツライ 思いは何故
二人 平等じゃないの

そのサラサラな髪
撫でて わたしひとりの
英雄にしたいのに

(※くり返し)


79.かわってゆく

作詞:芹沢類
作曲:上田知華

さよなら そっとつぶやいた
胸でつぶやいた
あなたを見つめて

いつでも もっと逢いたくて
振り向かせたくて
それだけで過ぎた季節

ほかのひとを好きでもいい
誰より近くにいたかった

あなたの優しさがもう辛い
甘えすぎた私のこと
許せなくなったの

ゆうべは ずっと泣いたけど
ずっと泣いたから
とびきりの笑顔できる

変わってゆく予感がする
私は私をみつけるの

あなたのまっすぐな目が
一人歩き出した私に今
勇気をくれるから

さよなら さよなら
あなたの胸に届いたのね
そう信じているわ



暫存