クレッシェンド

湯川潮音 クレッシェンド歌詞
1.Lover's Dart

作詞:LEO今井・湯川潮音
作曲:LEO今井

毎日ナイーブマンデー
退屈なのはなんで?
just give me soul and life soul and life
恋の蛍灯して no no…

夢のドアを叩いてみた
あいつのサントラは
いつも少年ナイフ少年ナイフ
心を切り裂く刃 now now now…

解き放て 愛の矢 彼方へ

罪と罰は読んでなくても
バツとマルはわかるから now somehow

はるか向こう あなたの元まで

I wanna be a lovers dart
I wanna be a shot your heart

I wanna be a lovers dart
I wanna be a shot your heart

I wanna be a lovers dart
I wanna be a shot your heart

つかの間だけでも
誰かのハートを射止めたいの

I wanna be a lovers dart
I wanna be a shot your heart
I wanna break on through the dark...


2.電話のむこう

作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音

昨日のことを謝らせて
どうしていつもうまく言えないんだろう

スローモーションの沈黙で
途切れた電話のむこう
お気に入りのあの歌手だけが 愛を唄う

ああ べつに用はないけど ただ話したくて
ああ 聞いてくれる? 私ずっと一日中あなたのこと考えてた

なんとなく ずっとわかってたんだけど
二人はきっと似た者同士なんだね

些細なことがきっかけで
鳴らない電話のベル
お互いに待ちつづけてただけなんて

ああ べつに用はないとしても ただ話したいよ
ああ 教えてほしい あなたにとって 今日はどんな日だった?

あと少し声を聞かせて

ああ べつに用はないとしても ただ話したくて
ああ 聞いてくれる? 私ずっと一日中

ああ 窓の外に明るく射す 新しい光
ああ 二人の夜も明けるように いま伝えなくちゃ

本当に好きだよって


3.終わりのない物語

作詞:湯川潮音
作曲:辻村豪文

終わりのない物語
そのつづきを きかせてよ
くり返す日々の中に
いくつもの愛のカケラ

どこからか舞い落ちる
天使の羽はきっときみのもの

やまない雨が 君の姿かくすから
見えないだけ

夢の手紙の宛て先だけ 変えたらまた
届くはずだから いつだって

この広い空の下で
鳴り響いている ファンファーレ

虹のむこう つながった
いつかは消えてしまうとしても

あがった雨が 君の姿みせるから
寂しいだけ

愛の手紙の 宛て先はそのままにして
また いつか

知らないままで
いたかった君を知れた 喜びで

はじまりの日を 終わりのあとに
見つけ出して 連れていくんだよ
さあ 出かけよう


4.ここから見る丘

作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音

数え切れないほど
たくさんの雨が降った年に

水溜まりに映して知った
青空の「青」の色

ここから見る丘
そよ風薫る季節
あなたと並んでなんども訪れた

忘れないためにしまっておいたことを
思いださないうちに 待ちくたびれて消えた

変わらない太陽いつからかすれ違い
沈むことはわかっていた
ひなたぼっこもできないわたしたち

低くかかる雲が
いつもより近くにあった日に

寒さを感じたくなって
無理やりに開けた窓

ここから見る丘
どこか淋しげで
雪の中に咲くバラの花みたいだった

忘れないためにしまっておいたことを
思い出すために行こう もう一度あの丘へ

揺れる緑の波間 こぼれ落ちていった
あなたの涙のわけ 優しいうそだった

変わらない太陽いつからかすれ違い
昇ることはわかっていた
それぞれにまた 新しい朝が来る


5.どうかあしたは

作詞:いしわたり淳治
作曲:湯川潮音

どうか どうか あしたは
世界中で良い人だけが笑いますように
どうか どうか あしたは
あなたのような良い人だけに出会いますように

やさしい腕のなかで
眠れなくて祈ってた
心がせまくて くるしくて

良い人のあなたに
言えない秘密があるの
どうしても許せない
人に今日出会いました

どうか どうか あしたは
世界中の嫌な人みんな消えますように
どうか どうか あしたも
わたしのこんな嫌なとこ気付かれませんように

不器用なふりの得意な
意地のわるい器用さで
あしたも乗り切っていいのかな

良い人のあなたに
訊けない秘密があるの
どうしたらそんなに
きれいな心でいれるの

良い人のあなたに
言えない秘密があるの
どうしても許せない
人に今日出会いました


6.五線紙ソング

作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音

何も持たずかけ出そう
こんな晴れた日には 遠くまで
ベランダに干したままの
白いシャツが はためき手を振る

はじめて通る道は
長ければ長いほど
その先にある景色が
輝いて見えるから

だれにもできないことが
きっとそこにある
手をのばせば 届きそうな距離
正しいのか間違いなのかは
あとからわかるから
いまはこうしていたい

向かい風に身をまかせ
少し後ろを振り返ってみれば
おぼろげだった思いも
あの頃よりはっきりと見えてる

どこへ行くのかはそんなに
たいしたことじゃないから
まっさらなこの紙の上
自由に飛び回ってゆけば

だれにもなれないものが
きっとそこにある
目を開けば 当り前のように
正しいのか間違いなのかは
あとからわかるから
いまだけをみていたい

だれにもできないことが
きっとそこにある
手をのばせば 届きそうな距離
正しいのか間違いなのかは
あとからわかること
いまはこうしていたい


7.ヒーロー

作詞:湯川潮音
作曲:松下典由

泣きたいときでも 笑ってられる
君はどうして そんなに器用なの?

誰もが憧れるスーパースター
どんな攻撃もへっちゃらなんだ

どこかでほら困っている人がいれば
命がけで助けに行くよ

だけど君の羽がもげそうなときは
いったい誰が側についていてくれるの?

孤独だけを友達にしたって
抱きしめてほしいときもあるでしょ?

そんな君の周りにはいつも人が溢れ
何かを奪い取ろうとしたりする

ひとりで抱え込んだ苦悩は
誰にもみせられないまま

やさしさをあげる 強さを知る
君はいつだって 変わらぬ顔

だれもが夢見る 時代のヒロイン
そんな肩書きは 気にも止めてない

だれかがほら希望を失くしていれば
自分の分までその人にあげる

だけど君の灯りが消えそうなときは
一体だれが側に寄り添って歩くの?

失くすものはもうないというけれど
一人じゃないと思いたい日もあるでしょう?

そんな君の周りには いつも人が溢れ
何かを与えられるのを待ってる

それがヒーローになったしるし
だれかのために生きてゆく


8.ダイス

作詞:湯川潮音
作曲:タテミツヲ

手探りでつかまえた
無数の光の粒を
すべり込ませ ひとつだけを選ぶ

迷い込んでしまえば
もう戻れなくなりそうで

頭の隅の ダイスを転がす

崩れ落ちてきそうなほどはかない
夜に紛れ込んだら
どうかわたしを 飲み込んでほしい

脈打つ音に耳をすまして
銀河の果てを泳ぐ

あるべきところに あるものをめざして

待ち焦がれた瞬間に
間に合うようにつくために

息を吸っては 吐きだす繰り返し

叫び声をあげたって
自分の声が聞こえない

いまはまだ早い
いまはまだ早い

崩れ落ちてきそうにはかない
夜に紛れ込んだら
どうかわたしを 飲み込んでほしい

脈打つ音に耳をすまして
銀河の果てを泳ぐ

あるべきところに あるものをめざして

こぼれおちてきた一つの石
夜霧に放り投げた
予測できない何かが起こりそうで

絶え間なく流れ込む光の
その先をくぐりぬけ
いまならできる
もう何も持っていない

脈打つ音に耳をすまして
銀河の果てを泳ぐ

あるべきところに あるものをめざして


9.ロンリー

作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音

ロンリー いつからいたの
ロンリー 夜が似合う
ロンリー まぶたのうらへ
私を連れてって 馬にでも乗せて

誰もみてないような 幻の地へ
国も肌の色も全てを越え

ロンリー いつからそこで
ロンリー 泣いているの
ロンリー その悲しみを
憎しみだけには決して変えないで

誰も知らないような 約束の地へ
夢や欲望のもっと先へ

ロンリー
ロンリー
ロンリー
ロンリー


10.ルビー

作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音

真夜中に 誰かが落としたものを探すために
月を超え 砂漠の果てまで追いかけてたけど

欲しいものはもう腕に抱えていたこと
気づかずに 輝きさえ知らないままでいる
ルビー

神様が もしもどこかで見ているとしたなら
広い空の下 迷える子羊はどこへ

怖いものはもう何もないなんて嘘
いらないから その澄んだ瞳でこっちを見て
ルビー

(私の 声がきこえる?…きこえる?)

間違いのその先に あなたの姿がある
揺れる船に帆を掲げ 心の舵を握れば
いまはまだ見えないものも そう遠くはないから
幻じゃなくて 夢は叶えるためにある
ルビー

真夜中に 誰より赤く夜空を照らせる星
月を超え 砂漠の果てで
ルビー
やっとあなたに会えた
ルビー


11.愛に帰ろう

作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音

さまよい続けた 日々に終わりを告げ
胸の奥にひとつの場所を見つけた
どんなに離れても あなたの声が
名前を呼ぶならすぐに 愛に帰ろう

そばにいるから
どこにだって ゆけるでしょう
いつもいつでも 愛しているってわかっていて

知らない間に 流れてく時の中で
ずっとかわらずにあるものを数えた
こんなに近くにも わたしの中の
燃える炎を揺らす愛 確かにある

そばにいるから
どこにだって ゆけるでしょう
いつもいつでも 愛しているって伝えたい

あなたの見せる世界に いつの日か辿りつくまで
どんなに遠い道のりでも 歩いてゆける

あなたに いま 逢いに帰ろう
いま あなたの 愛に帰ろう