恋がたり

滝里美 恋がたり歌詞
1.恋がたり

作詞:渡辺雨月
作曲:大谷明裕

別れた後も 募るこの想い
未練ごころと 呼ぶのでしょうか
いくら好きでも 想い続けても
ひとり唇 噛むだけ

恋しいから 泣いて
淋しいから 酔って
今も あの人を探す
なんて馬鹿な 女でしょう……
恋の 残り香を抱いて
ゆらゆら 揺れています

ひとりになって 夜が長すぎる
ふたりの時は 短かすぎたのに
しのび愛でも 哀しくなかった
こころ変りを 知るまで

逢いたいから 呼んで
愛しいから 待って
そして 待ちわびて眠る
夜をいくつ 数えたか……
なのに あの人に今も
ゆらゆら 抱かれたいの

恋しいから 泣いて
淋しいから 酔って
今も あの人を探す
なんて馬鹿な 女でしょう……
恋の 残り香を抱いて
ゆらゆら 揺れています


2.旅の宿

作詞:水木れいじ
作曲:岸本健介

愛想なしほど 情は深い
そこにほだされ もう二年
はじめてですね はじめてですね
そろい浴衣で 旅の宿
あつい地酒に しみじみ酔って
小窓開ければ 春の雪

捨てた故郷に 戻ってみれば
今じゃ家さえ ないと言う
せつないですね せつないですね
もらい泣きして 旅の宿
似た者どうし 身を寄せあえば
いつか夜更けて 波の音

どんな夢見て 寝息をたてる
あなた私の 膝まくら
しあわせですね しあわせですね
ふたりぼっちの 旅の宿
いっそこのまま 時を止めてよ
雪見障子の月灯り