雲の遥か

熊谷育美 雲の遥か歌詞
1.雲の遥か

作詞:熊谷育美
作曲:熊谷育美

田んぼを見渡して
故郷と思い合わせた
電車に揺られながら
窓越しに記憶を辿る

あの頃は夢に溢れて
一本道しかなかったけれど
あの頃に夢見た今は
うまくいかないことだらけで

もしも弱音を吐いたなら
昔のように叱ってほしい
負けるな、と
負けるな、と
強く抱きしめて受け止めて

涙を流すのは
哀しい時だけじゃないと
教えてくれた日が
惨めなほど懐かしくて

今 僕は夢に迷って
二手に分かれる道の前で
拳をぎゅっと握りしめるけど
逃げたいです 挫けそうです

もしも弱音を聴いたなら
昔のように笑ってほしい
何も言わず
何も言わず
優しい顔で味方して

明日に向かう途中
故郷の風 頬なでた
坂道をのぼって
雲の遥か あなたが見えた


2.花びら抱いて

作詞:熊谷育美
作曲:熊谷育美

今を耐えれば
きっと 救われる
時代はめぐって
いつか 報われる

その道にやがて河が開けるわ

花びら抱いて眠りなさい
晴れる日が来るまで泣きなさい
花びら抱いて眠りなさい
晴れる日が来るまで泣きなさい

今日を越えれば
きっと 救われる
この闇 抜ければ
いつか 報われる

真っ暗だからこそ 見えるものがある

お天道様が見つめてる
憎しみはそこで堪えなさい
お天道様が見つめてる
憎しみはそこで堪えなさい

凍てつく心 長い夜は
お月様見上げて 祈りなさい
凍てつく心 長い夜は
お月様見上げて 祈りなさい

花びら抱いて眠りなさい
晴れる日が来るまで泣きなさい
花びら抱いて眠りなさい
晴れる日が来るまで泣きなさい