真命ノ仁義/ツワモノガタリ

片霧烈火 真命ノ仁義/ツワモノガタリ歌詞
1.真命ノ仁義

作詞:片霧烈火
作曲:羽鳥風画

叫ぶ誓いの声 堅き剣と成り
弱さ翳る 吾が胸に楔打つ
この貌は背けず 信ずるものの為
直走るが 唯一の指標

何時か見た夢想の続きを
色褪せた現へと描き出せ

猛る血潮 飛沫く生命 繰りて返す争乱の
垣間照らす この真命は 朽ちる事なく
何人でも 穢せはしない 心の奥閃け
嗚呼 掲げよ己が旗の誇り!

哭いた過去と咎が 創痍の盾と成り
吹き荒ぶる 過ちの風砕く
荊に囚われた 運命ヶ路の果て
辿り着こう 唯一の解答

刹那の泡沫の如く
塵芥と化そうと構わない

恐れすらも援兵として 突きて立てた刃で
やがては知る 戦友の祈り 焔の意味を
総て背負い 敢えて往こう 深き罪と修羅の世
嗚呼 其れこそ仁と義の証よ!

途方なき夢想の続きは
吾こそが現へと描き出す

猛る血潮 飛沫く生命 繰りて返す争乱の
垣間照らす この真命は 朽ちる事なく
何人でも 穢せはしない 心の奥閃け
嗚呼 掲げよ己が旗の誇り!


2.ツワモノガタリ

作詞:片霧烈火
作曲:羽鳥風画

「往けよ、天命の路を――!」

仰いだ空の果てに 見据えた運命の影
掠めた指の先は 未だ疼いて

胸に抱いた唯一つ 信じて掲げ謳え
何人たりと穢せざるそれは
退かぬ 止まぬ 絶対の真実

進め、不退転の兵よ
戦慄きすらも力へと変えて
我武者羅に目指して疾れ
往くは、天命の路よ

刃に映す瞳 宿した修羅は気高く
交えた意志が告げる 決して伏すことなく

愚かしい程真っ直ぐに競り合う絆こそ
善悪超えた生命の煌き
奏で 弾け やがて華開く

集え、流れる御旗の下へ
焔の中に斃されようとも
君の為恐れはしない
護る、己が身を賭けて

何時かは訪れる終焉に
気付きながら躊躇いなどせずに
凛と猛るまま顔を上げ
吼け、ただ一度の夢…

貫け、不可侵の兵よ
戦慄きすらも力へと変えて
我武者羅に今こそ願う
「往けよ、天命の路を――!」