籠の鳥、天空を知らず

犬神サーカス団 籠の鳥、天空を知らず歌詞
1.餓鬼


2.少女地獄


3.エナメルヲ塗ラレタアポリネール


4.兄ノ病ノ特効薬ハ死臭漂ウ血ノ池地獄ノヨウナ人肉スープノ形而上学


5.赤痣ノ娼婦


6.廃墟ノ街


7.白痴


8.路上


9.地獄の子守唄

作詞:犬神明
作曲:犬神明

目玉をくり抜いた 死体をかき分けて
踊り続ける 月のない夜
ざくろのように 張り裂けた
額の傷口から 流れ出る膿
雨の中 腐りかけた
貴方の亡骸が揺れ 鳥たちについばまれ
やがて白い骨になる 地獄の子守唄

唇をこじ開けて 焼けた石を入れ
爛れた内臓に 煙が上がる
手足を切り落とし 皮を剥がされて
煮えた釜の中 放り込まれても
愛の絆は忘れない 人の道逸れた恋
二人の首にくくりつけた
あの世で結ぶ赤い縄 地獄の子守唄

愛の絆は忘れない 人の道逸れた恋
二人の首にくくりつけた
あの世で結ぶ赤い縄 地獄の子守唄
地獄の子守唄


10.鬼畜


11.父親憎悪


12.鬱病ノ道化師


13.血ノ贖イ

暗闇に響き渡る
喜びを告げる鐘の音
絶望が笑いかける
もがき苦しんで 彷徨う

赤黒い血を流す
少女の顔は
老婆のように変わり果てる

・・・ ・・・ ・・・

聖らかな この夜に
死臭が漂い出す
眼球を潰そうか
生きて行くために


14.皆殺シノララバイ


15.瓶詰メノ胎児


16.コノ世ノ終ワリ


17.陽炎


18.怪談!首つりの森


19.お金を払って


20.爆走All Night Long


21.黄泉の国


22.早死するのはスターの運命


23.退化


24.愛の亡霊


25.需要供給の法則


26.スケ番ロック


27.平成デモクラシー


28.太陽を待ってる


29.自殺の唄

作詞:犬神明
作曲:犬神明

ダイナマイトに 機関銃
農薬 ガソリン トリカブト
剃刀 長ドス 出刃包丁
焼身 入水 ガス自殺…嗚呼!

私がいなくても
貴方がいなくても
皆が死んでしまっても
誰ひとり困らない

それならば 無理してまで
生きていても 意味がない

眠り薬に 猫イラズ
踏切り 屋上 交差点
静脈 動脈 覚醒剤
首つり 服毒 集団自殺…嗚呼!

私がいなくても
貴方がいなくても
地球が爆発しても
誰ひとり困らない

つらく切ない事ばかり
(死ね 死ね 死んじまえ)
生きる気力も湧いてこない
(死ね 死ね 死んじまえ)
どうせ いつかは死ぬんだろ?
(死ね 死ね 死んじまえ)
長生きしたってしょうがない
(死ね 死ね 死んじまえ)
(死ね 死ね 死んじまえ)

私がいなくても
貴方がいなくても
宇宙が消滅しても
誰ひとり困らない

それならば 無理してまで
生きていても 意味がない


30.道行き

作詞:犬神明
作曲:犬神明

死に場もとめ彷徨って
辿り着いた木立のかげ
禁じられた恋の果て
二人ついに覚悟を決める
吹雪荒れる夜の
最期のくちづけと
見つめ合う瞳は
来世の誓い
光る刃物を咽に立て
互いの脈を切り裂けば
熱く吹き出す鮮血が
粉雪を朱に染める

身請けせまられ遊客に
金で買われたこの命
偽わりの愛 切なくて
夫婦の義理 辛すぎて
泥沼の憂き世から
救い出してくれた
貴方の恋情け
一緒に死のうと
意識遠のく死際に
寂滅為楽の鐘が鳴る
やがて二つの亡骸は
粉雪に包まれる

吹雪荒れる夜の
最期のくちづけと
見つめ合う瞳は
来世の誓い

光る刃物を咽に立て
互いの脈を切り裂けば
熱く吹き出す鮮血が
粉雪を朱に染める

意識遠のく死際に
寂滅為楽の鐘が鳴る
やがて二つの亡骸は
粉雪に包まれる


31.妄想天国

作詞:犬神情次2号
作曲:犬神情次2号

右も左も他人地獄で
いつも誰かがあたしを邪魔してる
助け求めて泣いてみせろって
卑猥な口を歪め笑ってる

くだらない事ばかり

嗚呼もういいよ うつつに用は無し
嗚呼もういいよ ここは夢の世界

思いのままよ 妄想天国

服を脱がせて縄で縛って
あんなことこんなこともできる
邪魔する者は一人残らず
楽に殺さず真綿で首締める

素晴らしい事だらけ

嗚呼もういいよ うつつに用は無し
嗚呼もういいよ ここは夢の世界

私が神よ 妄想天国

ねぇ誰かここが何処だか教えて
ねぇ誰かここが何処だか教えて
私の部屋
三途の川
それとも夢の中

嗚呼もういいよ うつつに用は無し
嗚呼もういいよ ここは夢の世界
身体ごと 残酷なこの世から
逃避したいの 最後の楽園へ

破滅寸前 妄想天国


32.かわいい音頭


33.籠の鳥(新曲)