暫存

畠山美由紀 暫存歌詞
1.真冬物語

堀込泰行(キリンジ)・畠山美由紀・ハナレグミ
作詞:松本隆
作曲:松任谷由実

観覧車が円描くと
降り出すよ 粉雪
街の屋根に白が散って
万華鏡のようさ

キスの途中 君は抱きかえさず
もうなんだか楽しくなれないの
そうつぶやいた

※白いフリースの
マフラー深々と
半分顔をかくし
ぼくをじっと見てた
冬の花火だね
不意の明るさが
瞳にあふれそうな
涙に反射した※

不協和音弾いたみたい
こんなそばにいても
銀河系の遙か彼方
すれ違うようだね

レストランの予約取り消さなきゃ
そんなことに思い悩むぼくが
嫌われたんだ

白いフリースの
白の残像が
冷たい雪になって
痛みを麻痺させる
駅に送るって
腕をふりほどき
ケーキの箱を抱いた
人の群れに溶けた

Da li la li la…

…嫌われたんだ

(※くり返し)


2.遠い灯、遠い場所

作詞:畠山美由紀
作曲:畠山美由紀

両手を広げて
降り積もる木の葉の色を
集めてつくった あなたとの夕暮れ
途切れた風に気づくまで

忘れていたけど
二人でいつも歌っていたわ
明るい朝日と 目覚めた鳥のうた
微笑むように光る波

砂に還った想いも 見知らぬ国の匂いも
全部あなたにあげたい
帰る場所がない子供のように 目を閉じて
あなたの声を探そう

あぁ 今では遠い 夢より遠い
捉えたはずの笑い声が
あぁ かもめの群れの 上より高く
風にまぎれて 遠ざかってゆく

あなたの灯りが ともっていれば嬉しかったわ
裸足ではしゃいだ 雪の日の思い出
夜明けが告げた 若い夏

胸にしまった自由も 飛べない鳥の願いも
全部あなたが教えてくれたの
帰る場所がない子供のように 目を閉じて
あなたの声を探そう

あぁ 今では遠い 夢より遠い
聞き慣れていた笑い声が
あぁ かもめの群れよ つかまえていて
他には誰も 代われないのだから


3.輝く月が照らす夜

作詞:畠山美由紀
作曲:畠山美由紀

緑色に潤む風が 無口な花を撫でる時に
あなたの声 想い出すわ
君のことがよく分かるよ 何気もなく横顔のまま
話した声 胸の奥で小さな光に変わる

※輝く月が照らす春でも
果てしなく閉ざされた冬の夜でも
(そばにいて)
微笑むあなたの優しい頬に
悲しみの雫がこぼれないように
そばにいるわ※

晴れ渡ったこの世界を あなたとふたり
碧く揺れる湖まで 歩きたいの
あなたがもし望むならば 兄弟でも友達にでもなるわ
そしていつの時も あなたを孤独にしない

木洩れ日が頬を洗う朝でも
砂のように崩れそうな長い夜でも
(そばにいて)
微笑むあなたの優しい頬に
悲しみの雫がこぼれないように
そばにいるわ

(※くり返し)


4.愛にメロディ

作詞:原田郁子
作曲:永積タカシ

星に願いを 愛にメロディを
歌いましょ こころを燃やして

甘いキスをした ついにキスをした
あなたを 知りたい
あぁ このまま 夜に溶けてゆく

※月影に見果てぬ夢
あなたに恋してしまうなんて
星に願いを 愛にメロディを
歌いましょ こころを燃やして※

人目も気にせず 永いキスをした
あなたを もっと知りたい
あぁ コトバはもういらないの

蒼い夜に ララララ

(※くり返し)

聴こえるでしょ 恋のハーモニー


5.クレマチスよ

作詞:畠山美由紀
作曲:畠山美由紀

咲き誇るクレマチスの 白い花びらが
咲いてしまった哀しみに 風に散っていく
私もいくわ 今すぐ旅立つ
もともとあてなどない あてなどない世界だもの

咲き誇るクレマチスの 白い花たちよ
ともにいつかはどこかへ 消えてしまうもの
私は見るわ どこまでも見なきゃ
もともと果てなどない 果てなどない世界だもの

咲き誇るクレマチスよ 優しい花よ
はじめて心に決めたの
もうおそれないと


6.若葉の頃や

作詞:中納良恵
作曲:堀込泰行

おやすみのKISSと
ごらん星々のフラダンス
あなたが側にいる
笑ったまんま 時を止めて

風を越えるライン
足早に帰る人の群れ
おなかをすかせ待つ
ごちそうさま 幸福のリフレイン

若葉の頃や あの一言は
二度とは戻らない
甘いしぐさや 夢の続きは
誰も知らない

散歩にでかけよう
ごらん 陽だまりのフラダンス
あなたが側にいる
笑ったまんま 今を止めて

メランコリックが好き
枯れた花には ハレルヤ
あなたが側にいる
私を連れて行く 今ここから

若葉の頃や あの一言は
二度とは戻らない
甘いしぐさや 夢の続きは
誰も知らない

若葉の頃や あの一言は
二度とは戻らない
甘いしぐさや 2人のコトは
誰も知らない


7.星が咲いたよ

作詞:畠山美由紀
作曲:沢田穣治

青い波が呼んだよ 白い波を呼んだよ
一緒で楽しいねぇ、って
赤い花は揺れたよ 涼やかな木の下で
恋する心のように

遙か島渡る風のみち まだ知らぬ世界が広がって行く

ごらん、金色の雲 みんなのほほを染める
もうじき夕やけだね

いつの日か別れは訪れ 楽しかったあの日を想い出す
でも

どうか忘れないでね
あなたが微笑む時 私も幸せだって

ごらん 星が咲いたよ