夢神殿

癒月 夢神殿歌詞
1.ケアウホウ -ここではない遙かな島-

作詞:森由裡子
作曲:伊籐賢治

どんな嵐の海も
君は渡って行ける

兩手組んで跪(ひざまず)く
遠くから守るために

どんな運命(さだめ)の風が
ふたり試すとしても

目には見えぬ紅い糸
繫ぐはず ふたつの想い

KEHAUHOU 遙か神々の島
いつかそこで逢いましょう
樂園 それは君が呼んでる
ふたりで暮せる場所

瞳閉じればみえる
君とはしゃいだあの日

空は碧く澄んでいた
あの頃の心のように

KEAUHOU 遠き太陽の島
もしもそこに行けたなら
青空見よう 君に抱かれて
願いはたったひとつ

KEAUHOU 光る伝說の島
きっとそこに行きましょう
樂園 それは愛が實って
ふたりで暮らせる島


2.月華の誓ひ

作詞:森由裡子
作曲:伊籐賢治

白い月 夜空にひとりで佇む
遠き私を呼ぶごとく

天(そら)の舟 もうすぐ迎へに來るけれど
そっと隱れたゐ(い) 君が御胸(みむね)

いとし我が君 何處へ行くとも
此の心 その御許(みもと)に 置きて旅立つ
生まれ變われる 時が來たなら
此處へ還って來る
幾年(いくとせ)かけても

伸ばした手 離れて 飛び去る星空
君が姿も消えてゆく

けれど今聽こゆる 君のその叫びが
名前囁ひた 優しき聲

滿ちて欠けると 月は見えても
此の愛は 君を照らし 永久(とわ)に輝く
人はうたかた されどとこしゑ
いつか君を搜す 誓ひを守りて

いとし我が君 何處へ行くとも
此の心 その御許(みもと)に 置きて旅立つ
生まれ變われる 時が來たなら
此處へ還って來る
幾年(いくとせ)かけても


3.Bloody Moon

作詞:森由裡子
作曲:伊籐賢治

さあ踴りましょう
今宵最後ならば
古いオペラ かけたまま

もう他の誰かに
盜られるくらいなら
翳すつもり
三日月のナイフを

そう 女の中に棲んでいる
しなやかな蛇が 囁く
「どこにも行かせない」と
Ah Bloody Moon
赤い血の色の
月だけが 冷たく微笑うわ Ah

ねえ毒のように
甘いkissをしてよ
痺れるほど感じるわ

いま鐵の手錠が
もしここにあるなら
ふたり繫ぐ
朽ち果てる時まで

そう 私を忘れるのならば
ただ憎んでもっと 激しく
破滅へと向かいたい
Ah Bloody Moon
赤い血を流し
殺(あや)めてよ 私の心を Ah

そう 女の中に棲んでいる
しなやかな蛇が 囁く
「どこにも行かせない」と
Ah Bloody Moon
赤い血の色の
月だけが 冷たく微笑うわ Ah


4.勿忘草 -わすれなぐさ-

作詞:森由裡子
作曲:伊籐賢治

空の色の 小さき花
朝露に濡れて 泣いてゐるやうに
さよならさへ 言へないまま
見送った道で 風に搖れます

憧れし 幼き日より
見てゐた貴方だけ
あヽ 蕾のまま 溢るる想ひ

勿忘草の花よ
あの人の步く 都に
此の花は笑ひてるでせうか?

私を忘れないひで
琉璃色の空よ
千里の彼方
あの人に續いてるなら
ただ 伝へて

萎れかけた 花いちりん
ノオトにはさんで 押し花にします
風の便り 元氣でゐると
聞いたけどきっと 二度と逢へない

明日(あす)の朝 私は遠く
遠くに行くのです
運命には 逆らへなくて

勿忘草の花よ
あの人の步く 明日の
ほとりを飾ってください

貴方を忘れないわ
はにかんだ笑顏
月日が過ぎても
永遠に鮮やかなまま
笑き續ける

勿忘草の花よ
あの人の步く 明日の
ほとりを飾ってください

貴方を忘れないわ
はにかんだ笑顏
月日が過ぎても
永遠に鮮やかなまま
笑き續ける


5.夜明けの月

作詞:森由裡子
作曲:伊籐賢治

不思議な夢を見たの
目覺めた時は夜明け
長い旅して來たよう

もすこし眠ったなら
續きがわかるかしら?
ここじゃなくて
遠い場所でキミが呼んでいた

あの日 初めて會って
今は片想い
懷かしいのはどうして?

Moon Light 夜明けの月
答えを教えて どうか
なぜ 惹かれてくの?
ねえこんなにずっと
待ってたように 強く

メ一ルを書いて消した
何度も見たこの夢
伝えたら笑われるね

カ一テン開けて見れば
まどろむ月がそっと
曇り空で 私を見て何か言いたそう

なぜか淚がひとつ
好きなんてたぶん
言えないままだから

Moon Light 朝の月は
淡くて儚い だけど
そう ここにいると ねえ氣がついてよと
玄いてるの きっと

Moon Light 夜明けの月
答えを教えて どうか
そう ここにいると ねえ氣がついてよと
玄いてるの きっと


6.はじまりの旅

作詞:森由裡子
作曲:伊籐賢治

光を追い越すほど
スピ一ドあげてゆく宇宙船

キミと寄り添って今すぐ
100光年 彼方にある星へと

旅に出ようよ 遙かなる銀河へと
夢に見たふたりだけの旅立ち
葉卷型のStar ship
Ah 愛を乘せて

窗から見える地球
ふたりはあの星で出會ったね

光る水色の故鄉(ふるさと)
見つめた時 生きる奇蹟 知ったよ

飛んで行こうよ まだ知らぬ明日へと
新しい時代だけを目指して
軌道に乘れStar ship
Ah 次元超えて

淚なら心を照らす星になり
遠回りしたあの道を照らしてる
爭いのない未來
やっと會えた キミと行こう

この手をつないで 果てしない宇宙へと
夢に見たふたりだけの旅に
連れていってStar ship
飛んで行こう 輝ける明日に向かって
さあ はじまりの旅だね
軌道に乘れ Star ship
Ah 夢を乘せて Fly away