ベスト16

真咲よう子 ベスト16歌詞
1.あじさいの雨

作詞:悠木圭子
作曲:鈴木淳

雨に滲んだ 街灯り
泣いているよに ゆれてます
もっとやさしく 尽していたら
二人に別れは ないのでしょうか

※ 雨 雨 雨が
雨が降り続く
あなたに逢えなく なってから
あじさいの花 色を変え
あなたの帰り 待ってます※

夜明け間近の 雨の中
遠く霞んで 消えていた
すがりつきたい あなたの背中
もっと素直に 甘えたかった

雨 雨 雨は
雨はいつあがる
あなたに逢いたい もう一度
あじさいの花 咲き乱れ
心もふるえ 泣き濡れる

(※くり返し)


2.愛愁

作詞:悠木圭子
作曲:鈴木淳

愛を断ち切る 夜汽車から
町の灯りが 消えゆく
一人ぼっちの 胸を濡らして
熱い涙が あふれる
窓に浮かぶ あなたの顔
あの日のように やさしい
もう一度 凍るからだ
抱きしめて 欲しいの
こんな私 重荷ですか
遠く儚い 夢です

あなた忘れる 旅なのに
未練ごころが 哀しい
二度とあなたに 逢う日はないと
思う傍から 逢いたい
誰もいない 冬の海は
胸の奥まで 寂しい
岩陰で はぐれかもめ
啼きながら 震える
今の私 涙も 涸れ
生きることさえ 切ない

暗い夜空 白く染めて
風に舞い散る 粉雪
遠ざかる 愛の記憶
行かないで 思い出
いつか二人 めぐり逢える
夢の中でも 恋しい


3.夢見酒

作詞:水木れいじ
作曲:中村典正

あなたのお荷物にならないように
いのち旁せばしあわせでした
おんなの彩月 花ごよみ
知っているのね このお酒
一杯いかが…
一杯いかが…
今夜は 夢見酒

暖簾のむこうの宵町通り
きれいごとでは 渡れなかった
おんなの彩月 ふりむけば
見栄もあります 古傷もある
一曲いかが…
一曲いかが…
今夜は なみだ艶歌

こころに化粧はしなくていいと
酔った眸をして 肩抱くあなた
おんなの彩月 これからも
つかず離れず 咲かせてね
おひとついかが…
おひとついかが…
今夜は 夢見酒


4.ふたりの縁歌


5.ゆうすげの花

作詞:たかたかし
作曲:中村典正

あなたの胸に 抱かれた夜も
ゆうすげ淡く 咲いていた
おもいでの
おもいでの ゆけむりの宿
窓にせせらぎ 湯あがりの
髪にあの日の あなたが匂う

どれほどあなたを 愛していても
どうにもならない 恋でした
ゆうすげは
ゆうすげは おもいでの花
今はわたしも 人の妻
ひとり手酌の お酒に泣ける

はかない命 ゆうすげの花
夕べに咲いては 朝に散る
人の世の
人の世の かなしい宿命
秘めてせつない 面影に
夜の湯の町 時雨がはしる


6.紅葉川

作詞:水木れいじ
作曲:市川昭介

好きで添えない あなたなら
いのち燃やして 別れたい
悪い女ね ああ・・・最後まで・・・
忍ぶ恋とは 知りながら
淡く咲けない 紅葉川

酔ったふりして 帯とけば
みれん雨ふる いで湯宿
眠れないのよ ああ・・・つらいのよ・・・
抱いて下さい しっかりと
燃えて乱れる紅葉川

たたむ浴衣に散り染めた
夢のなごりか口紅の花
涙かくして ああ・・・いたいのに・・・
これであなたを見おさめの
朝が泣かせる 紅葉川


7.ふたり道

作詞:木下龍太郎
作曲:伊藤雪彦

“おひとついかが”“お前も呑めよ”
笑顔と笑顔の 差し向い
明日が見えない つらい夜も
泣いたりしないから
夢を信じて 捨てないで
いい日も来るでしょう
おつかれさまです あなた

“甘えて欲しいの”“照れるじゃないか”
重さが嬉しい 膝まくら
一人で苦労を 背負わずに
二人で半分こ
他人に言えない 話でも
私に聞かせて
おつかれさまです あなた

“いつでも一緒よ”“これから先も”
心と心は 水入らず
不器用同士の 二人にも
しあわせきっと来る
何があっても 負けないわ
明日を信じて
おつかれさまです あなた


8.みなと酒


9.あじさいの花

作詞:高畠じゅん子
作曲:中川博之

ひとつの蛇の目を ふたりでさせば
別れが切れない 運命が憎い
あじさいの花 あじさいの花
雨の重さに 耐えながら
色も幾度も 変えて咲く
優しいお前に よく似た花だよ

苦労のくの字も 口には出さず
笑顔で尽くした かぼそい肩よ
あじさいの花 あじさいの花
肌に残り香 染めながら
夢をくれたと つぶやいた
可愛いお前を 忘れはしないよ

女がひとりで 生きてく辛さ
知りつつわがまま 許しておくれ
あじさいの花 あじさいの花
箱根 湯の町 みれん宿
愛の温もり くれたひと
いとしいお前は こころの花だよ


10.螢火の宿

作詞:水木れいじ
作曲:市川昭介

窓の格子を 染めながら
仕掛けた花火が 水に散る
咲いてはかない 一夜の夢に
賭けて悔いない この命・・・
恋のみちゆき 螢火の宿

捨てた昨日も 他人の目も
今は憂き世の 向こう岸
罪の深酒 酔いしれながら
燃えてあなたに 身をまかす・・・
恋のみちゆき 螢火の宿

どこへ飛ぶやら あてもなく
はぐれ螢は 闇の中
眠れないのと 甘えた胸に
沁みてせつない 湯の香り・・・
恋のみちゆき 螢火の宿


11.一つ星


12.雪舞い橋

作詞:水木れいじ
作曲:市川昭介

あなたの背中に 顔臥せて
朝までいてよと 泣き濡れた
雪舞いの… 雪舞いの
橋のたもとのかくれ宿
今日は酔えない 手酌の酒に
恋のはかなさ かみしめる

悲しい運命の 待ちぶせを
知らずにほどいた花の帯
雪舞いの… 雪舞いの
夜がいまさら憎らしい
消すに消せない あなたの匂い
乳房にうなじに また燃える

女に生まれた 倖せを
はじめて教えてくれた人
雪舞いの… 雪舞いの
橋のむこうはみれん川
いいの私は こころの妻と
涙かくして 春を待つ


13.ホロホロ桟橋


14.女の港町

作詞:水木れいじ
作曲:弦哲也

ふたりで暮らした あの部屋は
汽笛が聞こえる 坂の町
逢いたいわ 逢いたいわ
こんな夕暮れは…
ふたつ躰が あったらと
ためいき残して 消えた人

波止場の小雨に 泣きぬれて
別れを惜しんだ 出船前
せつないわ せつないわ
何も言えなくて…
盡しきれない 恋ひとつ
女のしあわせ 夢ですか

他人の空似と 知りながら
涙でふりむく 石だたみ
あのひとを あのひとを
呼べば霧がふる…
夢でいいから もう一度
おねがいやさしく 抱きしめて


15.紫の花


16.女のみれん