螢火の宿/雪舞い橋

真咲よう子 螢火の宿/雪舞い橋歌詞
1.螢火の宿

作詞:水木れいじ
作曲:市川昭介

窓の格子を 染めながら
仕掛けた花火が 水に散る
咲いてはかない 一夜の夢に
賭けて悔いない この命・・・
恋のみちゆき 螢火の宿

捨てた昨日も 他人の目も
今は憂き世の 向こう岸
罪の深酒 酔いしれながら
燃えてあなたに 身をまかす・・・
恋のみちゆき 螢火の宿

どこへ飛ぶやら あてもなく
はぐれ螢は 闇の中
眠れないのと 甘えた胸に
沁みてせつない 湯の香り・・・
恋のみちゆき 螢火の宿


2.雪舞い橋

作詞:水木れいじ
作曲:市川昭介

あなたの背中に 顔臥せて
朝までいてよと 泣き濡れた
雪舞いの… 雪舞いの
橋のたもとのかくれ宿
今日は酔えない 手酌の酒に
恋のはかなさ かみしめる

悲しい運命の 待ちぶせを
知らずにほどいた花の帯
雪舞いの… 雪舞いの
夜がいまさら憎らしい
消すに消せない あなたの匂い
乳房にうなじに また燃える

女に生まれた 倖せを
はじめて教えてくれた人
雪舞いの… 雪舞いの
橋のむこうはみれん川
いいの私は こころの妻と
涙かくして 春を待つ