小さな酒場

真奈尚子 小さな酒場歌詞
1.小さな酒場

作詞:宮川哲夫
作曲:吉田正

アデュー アデュー
あの人が好きだった
静かなこの曲が
今夜も私を 辛くする
小さな酒場の片隅で
古びたピアノを弾きながら
アデュー アデュー
歌っている 淋しい私

アデュー アデュー
灰(ほの)暗い灯の下で
座り手のない椅子が
だまって誰かを 待っている
涙は見せない はずでした
女の悲しい あきらめを
アデュー アデュー
歌っている 淋しい私
「あの人はもういない
どこにもいない」
私はひとり


2.愛の背中

作詞:田久保真見
作曲:下田卓

今夜 恋に落ちても 満月のせいだから
求めたり恨んだり そんなのはなしよ
ちょっと淋しい夜に お酒を飲んで
抱き合い眠れたら それでいいじゃない

愛には 背中があるの
すがれば 逃げてゆくから
見つめてる くらいが
ちょうど いいのよ

独り 風に吹かれて 人生をふりむけば
あのひともこのひとも いい人だったわ
だけど一番ずるい 男に惚れて
心の傷痕は あいつの落書き

愛には 背中があるの
ほんとは 背中だけなの
置き去りに されたら
それが 見えるわ

愛には 背中があるの
爪痕なんて 残して
困らせる くらいが
ちょうど いいのよ