北の浜唄

真木柚布子 北の浜唄歌詞
1.北の浜唄

作詞:下地亜記子
作曲:弦哲也

涙も別れも 知りぬいた
はぐれ鴎が 飛ぶ港
南部鉄瓶(なんぶてつびん) 立つ湯気(ゆげ)に
情けがからむ 浜酒場
男と女が 酔いしれて
古びたラジオが 恋唄流す
波がザンブラ 拍子(ひょうし)とり
風は三味線(しゃみ)の音(ね) 泣きじゃくる

お酒は地酒の 辛口(からくち)で
遠い汐鳴り 聞いて飲む
こころ凍(しば)れる こんな夜は
唇さむい 肌さむい
男と女が 海になり
背中にもたれて 恋唄歌う
雪がしんしん 降り積もり
花もなければ 船もない

男と女が 酔いしれて
古びたラジオが 恋唄流す
波がザンブラ 拍子(ひょうし)とり
風は三味線(しゃみ)の音(ね) 泣きじゃくる


2.美唄の風

作詞:下地亜記子
作曲:弦哲也

人生は 涙と笑顔の 繰りかえし
つまずいて 転(ころ)んだり 迷子(まいご)になったり
だけど泣かない くじけない
心には 愛がある 歌がある
緑の大地に 渡る風が
涙を優しく ぬぐってくれる
あぁ 山よ川よ 花よ鳥よ
美しい美唄(びばい) 私のふるさと

人生は 哀しく切なく 愛(いと)しくて
誰もみな 傷あとを 隠して生きてゆく
だけど苦しみ だけじゃない
心には 夢がある 歌がある
空知(そらち)の平野(へいや)に 渡る風が
明るい未来を 運んでくれる
あぁ 空よ月よ 光る星よ
美しい美唄 私のふるさと

緑の大地に 渡る風が
涙を優しく ぬぐってくれる
あぁ 山よ川よ 花よ鳥よ
美しい美唄 私のふるさと