あいいろ

矢野真紀 あいいろ歌詞
1.ボクの空

作詞:矢野真紀
作曲:寺岡呼人

神様は分けた 空を青と灰色に
ボクの気持ちもそう、キミには届かない
相変わらず今日もボクはキミを想ってる
空の真ん中で出来る事探して

人は自分に出来ない事を神様のせいにするから

明日大きなシャベルを買うよ
一番高いビルの上から
くもを掘って青をあつめて....キミが気づくように

強く生きるための青、誰にも言えない灰色
悲しいけどボクも上手く使い分けてた

人が自分に出来ない事を神様のせいにするなら

ボクは新しい空をつくるよ
誰も見た事ないような色
くもを掘って青をあつめて....キミが気づくように


2.子守歌

作詞:矢野真紀・寺岡呼人
作曲:寺岡呼人

例えば世界が明日吹き飛んで あなたがわたしを見失っても
必ずあなたを探してみせる... それがわたしの愛よ
あなたが子供にかえる真夜中は孤独や痛みが窓を叩く
何も言わずこのまま目を閉じて わたしの宇宙の中で

胸に耳をあてて、もっと確かめて流れる血の速さまで

ねんねして こうして 今夜抱きしめていてあげる
ねんねして そうして あなたが眠るまで子守歌うたってあげる

決して強い子ないかじゃないのよ あなたの一見で消えてしまうの
どうかわたしの手を握っていて 二度と離さないでね

もっと感じてたいの もっと壊してよ 天国と地獄さえ

ねんねして こうして 静寂の中に溺れさせて
ねんねして そして 決して終わらない子守歌うたってほしいの

胸に耳をあてて、もっと確かめて流れる血の熱さまで

ねんねして こうして 今夜抱きしめていてあげる
ねんねして そして 決して終わらない子守歌うたいましょう。


3.ぎゅっとして

作詞:矢野真紀
作曲:矢野真紀

甘い言葉も何気ない言葉も耳鳴りに変わり
あなたの優しさはわたしを不安でいっぱいにさせる
的外れのあなたに深い溜め息をひとつ
いつもと変わらない横顔が見ててとっても痛いの

一人じゃさむくて仕方ないさ
繋ぎ止められるものは一体何だろう?

わたしが傷つくのは あなたが泣かないから
お願い 抱きしめて、きゅっとして変わる心の温度感じて
強がって逃げたりしないで

甘い言葉も何気ない言葉も今はいらないの
あなたの優しさは何も変わらずにわたしを包み込む
的外れなわたしに深い溜め息をひとつ
いつもと変わらない手の温もりがやけに心地いい

一人じゃさむくて仕方なかった
繋ぎ止められたものは一体何だろう?

あなたが泣けないのは わたしが弱いから
お願い 抱きしめて、きゅっとして、一瞬で感じたら満たされていく
涙もそしたら半分になるよ

わたしが傷つくのは あなたが泣かないから
あなたが泣けないのは わたしが弱いから
震える唇はそのままでいいから
お願い 抱きしめて、きゅっとして変わる心の温度感じて

涙がそしたら半分になるよ


4.けむりのように

作詞:矢野真紀
作曲:矢野真紀

けむりのようにあなたはやってきて
けむりのように振りまいてく熱は
けむりのようにただ儚いままの
あくまでけむりのようなもの

一度くらいちゃんと振り返って
一度くらいちゃんと引き返して
一度くらいちゃんとぶつかって
勇気を出して…包みたかったんだ

会いに行かなくちゃ

あなたの笑顔が見たくて
今すぐ見たくて
涙が止まらない
愛しくて愛しくて仕方がないよ
あなたに会って伝えたい

けむりはわたしだったの


5.せんたくもの

作詞:矢野真紀
作曲:矢野真紀

孤独のタオル、愛のTシャツ
悲しみのセーター、喜びのクツ…

あちらこちらのベランダに今日も
いろんなものが干してあるんだ

洗って干して、つくろって、しまって…

君のベランダに並ぶ真っ白い服は
月になびきもしないでただつるされてるだけ
いろも しわも よれも しみも あいたあなも…

叫ぶことも 感じることも
君はもう あきらめてしまった
明日着るものも やっぱり白いの?

僕が全部取り出して汚してあげる
いろも しわも よれも しみも つけてあげる
そうして、洗って、ずっとくり返すのさ…ずっと…