なみだうた-矢野真紀泣ける生歌ベスト-

矢野真紀 なみだうた-矢野真紀泣ける生歌ベスト-歌詞
1.夜曲

作詞:寺岡呼人
作曲:寺岡呼人

長い長い旅の果てに 僕はこの岸辺にやってきた
何処に向かい流れてるの? 目の前の河よ

向かう場所も見失って なのに何故僕は生きてるの?
問いかけてもこの景色は 何も答えない

消えはしないあの日の痛み 今も聞こえる君の言葉が

泣いて泣いて泣いて どうして人は想いが溢れ出るの?
生きる者すべての涙の雨が やがて河になり 大地を今日も流れてる

ひとつひとつ輝きだす 茜色の空の星達
遙か遠く故郷には 今も僕がいる

永遠など誰も求めず 短すぎる生命を生きてる

泣いて泣いて泣いて どうして人はこんなに弱いのだろう?
すべての哀しみや歓び達が やがて河になり 世界を今日も流れてる

夜へ還る海鳥達よ 僕の孤独も運んでおくれ

泣いて泣いて泣いて どうして人は想いが溢れ出るの?
生きる者すべての涙の雨が やがて河になり 大地を今日も流れてる


2.東京タワー

作詞:藤井謙二・矢野真紀
作曲:藤井謙二

東京タワーで君を待ってた 夕暮れの展望台
望遠鏡ごしに君と二人で小さな世界に触れてたくて

高速道路の光 まるでキルトに綴られた朱色に輝く糸のよう
君といた季節も僕のみた現実さえも数え切れない物語の中に

途切れたまま消えていった
昨日までの悲しみも君とのどんな瞬間も 僕には宝物だって思えるよ

東京の空に未来をみてた 夕暮れの野球場は
すり鉢上に広がったシートで大きな歓声に包まれてた

幼い僕の手を温めてくれたあの日の大きな父親の手は
陽が昇って沈むように記憶の糸を辿って
また君にそそぐ愛情へかわってゆく

今はただこの夕焼けに
染まっていった街と君が僕の目に映る全てで 希望なんだって思えるよ

ゴールもなんの約束もない…
君にも僕にも答えは解らないけど…多分ずっと

君だけに今はただ消えないように伝えさせてほしい
霧に包まれて凍えながら灯をともしていくこの模型のような街と
君が僕の目に映る全てで宝物だって…まっすぐに…まっすぐに…
消えないように
伝えさせて


3.ボクの空

作詞:矢野真紀
作曲:寺岡呼人

神様は分けた 空を青と灰色に
ボクの気持ちもそう、キミには届かない
相変わらず今日もボクはキミを想ってる
空の真ん中で出来る事探して

人は自分に出来ない事を神様のせいにするから

明日大きなシャベルを買うよ
一番高いビルの上から
くもを掘って青をあつめて....キミが気づくように

強く生きるための青、誰にも言えない灰色
悲しいけどボクも上手く使い分けてた

人が自分に出来ない事を神様のせいにするなら

ボクは新しい空をつくるよ
誰も見た事ないような色
くもを掘って青をあつめて....キミが気づくように


4.パパ


5.ふるさと


6.タイムカプセルの丘

氣がつくとまたこの場所に居る そう、タイムカプセルの丘
肩を並べて、夢を話して、時間なんか經つの忘れて

目に映る全てが永遠と信じてた
抱きしめても抱きしめてももう戾れない

苦しいくらい大好きよ わがままだと知っていてもまだ
出來る事なら今すぐにあなたの匈い確かめたいの

あとどれだけの季節飛び越えれば何もかもそう、消えてしまうの

あなたの目には誰が映っていたのか分からなくなったの
大人になって、子貓になって、笑ったりして、泣いたりして

自分の可愛さが邪魔をしてたの
〞傷つくのが怖かった〞なんて狡かったね

夢中すぎて夢見てて 私は間違いすら見落とした
二人で居る事實ただそれだけで私は私ごと滿たされた

木枯らしが吹いた頃 一緒に乘せて言ったさよなら
新しい幻想にいつか出會う為二人は一人で步き出すの

今は孤獨がただ胸に刺さるよ 甘く切なくうずく傷おさえ
あなたを想うの いつものこの丘で???


7.WHEN YOU WISH UPON A STAR ~星に願いを~


8.君の為に出来る事


9.青空に浮かぶは白い月

written:矢野真紀
arranged:龜田誠治

白い月のかけら浮かぶ
君の分も見つけなくちゃ
あの空に半分ならどこかにきっとあるよ

白い月のかけらふたつ?
君と僕とでふたつなら
早くそのかけらをひとつにしておきたい

君と出會えて本當に良かった
君と一緒に居れて良かった
一人の時思う人が
君という人で本當に良かった

見上げる空は廣くは無い
けど惡い氣はしないんだ
何もかもをふちどってしまう摩天樓に

白い月のかけら浮かぶ
一筆描きのスカイライン
それでもゆっくりたどってみたらいつかは
僕だって君の分まで見つけられると思うよ


10.窓

作詞:さだまさし
作曲:寺岡呼人

病室の狭い窓から 街路樹の花咲く音が聞こえる
緑は音も立てずに ひと雨ごとに深まる
四角い窓の空へ あなたはため息ついた
その切なげに曇る笑顔を 守りたいと思う
ふるさとへ帰ろうか 寂し気に呟くけれど
あなたと暮らす町が いつもわたしのふるさと
マロニエの花の真白さと
生命が目映いね あなた

一番辛いはずの あなたが笑ってるから
窓辺の花を変えよう 未来色のポピーに
少し窓を開けたら 春の鳥が聞こえた
わたしで構わないなら ずっと離れないよ
希望よ舞い上がれ 高く高くもっと高く
いつでも側にいるよ 今までもこれからも
大丈夫ふたりの歩幅で
少しずつ歩こう

頑張りすぎないで でも決してあきらめないで
強い夢ならばきっと
いつか必ず叶うから


11.ケサラ 渡和久×矢野真紀