砂川恵理歌 笑歌詞
1.笑

作詞:都小町
作曲:市川喜康

あなたと恋をしたこの場所にまだ
コバルトブルーの空と薫り高き花たち
天真爛漫に只々ここにある
淡いセピアの記憶
あどけなかった日々を呼び覚ます

「強くなりなさい」と笑いながら
旅立つ後ろ姿に
涙に暮れていた少女はもう
ひとりで歩きだす

嗚呼、恋しい、恋しい人よ
それぞれの道歩みながら
嗚呼、恋しい、恋しい、今も
思いひとつ、繋がっている
私はこの道を あなたはその道を
ありがとう ありがとう
明日もあの笑みのまま

たしかに命継ぐ儚き黄金色
やがて朽ちゆくさだめ
凛として受け止めて微笑んだ
残されし言葉を口ずさめば
かすかに気配を感じ
教えられし歌を口ずさめば
声がそう、聞こえたの

嗚呼、恋しい、恋しい人よ
それぞれの道歩んでゆく
嗚呼、恋しい、恋しい、今も
変わらずまだ笑えてますか?
あなたに褒められた笑顔は晴れやかに
ありがとう ありがとう
明日の扉を開ける

嗚呼、恋しい、恋しい人よ
それぞれの道歩みながら
嗚呼、恋しい、恋しい、今も
思いひとつ、繋がっている
私はこの道を あなたはその道を
ありがとう ありがとう
明日もあの笑みのまま

ありがとう ありがとう
あしたはつぼみが開く


2.春夏秋冬

作詞:泉谷しげる
作曲:泉谷しげる

季節のない街に生れ
風のない丘に育ち
夢のない家を出て
愛のない人に会う

人のためによかれと思い
西から東へかけずりまわる
やっとみつけたやさしさは
いともたやすくしなびた

春をながめる余裕もなく
夏をのりきる力もなく
秋の枯れ葉に身をつつみ
冬に骨身をさらけ出す

今日ですべてが終わるさ
今日ですべてが変る
今日ですべてがむくわれる
今日ですべてが始まるさ

季節のない街に生れ
風のない丘に育ち
夢のない家を出て
愛のない人に会う

となりを横目でのぞき
自分の道をたしかめる
またひとつずるくなった
当分てれ笑いがつづく

今日ですべてが終わるさ
今日ですべてが変る
今日ですべてがむくわれる
今日ですべてが始まるさ

今日ですべてが終わるさ
今日ですべてが変る
今日ですべてがむくわれる
今日ですべてが始まるさ

今日ですべてが始まるさ


3.遠い街へと

作詞:松藤量平
作曲:松藤量平

「久しぶりだね」と笑うあなたに
少し強がりで微笑んでみる
「もういかなくちゃ」あなたの背中
もっときついくらいに抱きしめて

違う場所にいてもきっと
変わらないこの気持ちのままで

いつも
遠い街へと響いていく
この風に想いを乗せて
大空高く飛んでいくよ
この声に風を集めて

あの日ふたりで見上げた空も
ひとりきりじゃちょっと 色褪せるように
側にいたこと その大きさを
どうしようもないくらいに感じてる

「同じ空で繋がっているから」って
信じたくてまた見上げているよ

いつも
遠い街へと響いていく
この風に想いを乗せて
大空高く飛んでいくよ
この声に願いを込めて

いつも
遠い街へと響いていく
この風に想いを乗せて

いつも
遠い街へと響いていく
この風に乗せていくから
大空高く飛んでいくよ
この声に願いを込めて

いつも
遠い街へと響いていく
この風に乗せていくから
例え遠くに離れてても
この声はすぐ側にいる


4.おはようサン

作詞:松藤量平
作曲:松藤量平

薄暗い街の向こう側 柔らかい朝焼けに染まる
時を越え世界を変えてく 光はとても暖かい

昨日までの淀んだ空気も その瞬間にすみきっていく

※手をかざすモーニングサン 空いっぱいに
広がる光を体中浴びて
何処へだって行けるさ 追い風に乗って
ほら ずっと向こうに何かが待ってる
「今」なんて すぐ超えて行けるように※

背伸びして大きく息を吸う 目を覚ます新しいキモチ
いつだって世界を変えてく 力は私にあるから

心の窓開け放ったなら その瞬間に光は射す

(※くり返し)

手をかざすモーニングサン 空いっぱいに
広がる光を体中浴びて
何処へだって行けるさ 追い風に乗って
ほら ずっと向こうに何かが待ってる

(※くり返し)


5.祈りを。

作詞:松藤量平
作曲:松藤量平

一体何を信じて今を生きる
不確かな幸せに頷きながら
通りすぎた風はもう往ってしまって
見えないくらい遠い空の下にいるんだろう

ほらまた朝日がもう一度と叫ぶ
ほらまた朝日と夕日がつぶやく
何度でも何度でも時はきっと
死んではまた生まれゆくんだろう

一体何を信じて明日を生きる
限りある灯火と知っていながら
悲しみに涙さえ枯れ果てたあげく
ただひとつ出来ることは祈ることだろう

さあ 手を広げ 今 祈りを
さあ 手を広げ ここに光を
さあ 手を広げ 今 祈りを
さあ 手を広げ

一体何を信じて 今を生きる
柔らかな微笑みに戸惑いながら
忘れ去った影はもういってしまって
暮れなずんでいく街に独り佇むように

ほらまた彼方へ こころを連れてゆく
ほらまた「おいで」と私を呼んでる
何度でも何度でも人はきっと
死んではまた生まれゆくんだろう

一体何を信じて明日を生きる
あたたかな木漏れ日を探し続けて
暗闇もそのままに抱きしめたあげく
ただ一つ出来ることは祈ることだろう

さあ 手を広げ 今 祈りを
さあ 手を広げ ここに光を
さあ 手を広げ 今 祈りを
さあ 手を広げ ここに光を
さあ 手を広げ 今 祈りを
さあ 手を広げ

一体何を信じて今を生きる
不確かな幸せに頷きながら
苦しみにこの声も枯れ果てたあげく
ただ一つ出来ることは 祈ることだろう


6.地球兄弟

作詞:河口京吾
作曲:河口京吾

青い青いこの星に生まれた
みんな繋がって生きている兄弟さ

思い浮かべてみよう
世界中の人の笑顔
大人も子供もほらみんな笑ってる

ニューヨークの人もバグダッドに住む人も
北京やソウルや東京の人も

国や政治や宗教や歴史もあるけど
同じ人として愛をもって さぁ共に歩こう

青い青いこの星に生まれた
みんな繋がって生きている兄弟だろ?

思い浮かべてみよう
争いのない一日を
悲しみの涙を誰も流さなくていい日を

飢えや貧困や思想の違いや差別
一人の人として愛をもって 何が出来るだろう?

青い青いこの空の彼方の
知らない誰かといま話してみたい

六十数億人分の夢と希望と苦悩をのせて
今日も地球はまわる

とどけ とどけ いつか願いとどけ
かがやく瞳の少女の夢叶え

青い青い想いをそのままに
行こう明日へあきらめることなく

青い青いこの星に生まれた
みんな繋がって生きている兄弟さ

同じ時代に生きている兄弟さ