叫ぶ男の肖像

福山芳樹 叫ぶ男の肖像歌詞
1.この空の下に君がいるから

作詞:KYOKO FUKUYAMA
作曲:YOSHIKI FUKUYAMA

広い草原で 陽をあびながら
口ずさむ歌は 君への想い
君はどんな空 夢見ているの
幸せでいると 信じていたい

どんなに離れていても
同じ空に生きているから
風よとどけて 君のもとへ
明日への歌を

この空の下に君がいるから
僕はどこまでも歩いて行ける

どんなに離れていても
同じ空に生きているから
風よ届けて 君のもとへ
いつまでも想っていると

LOVE YOU I LOVE YOU
僕はここにいるよ…

この空の下に君がいるから


2.Nightingale

作詞:KYOKO FUKUYAMA
作曲:YOSHIKI FUKUYAMA

去りゆく太陽と 生まれ来る青い月
同じ空の下 遠ざかる君と僕

森は夢の中 歌うのは夜鳴鳥
同じ空の下 何故会えぬ君と僕

もしも僕が鳥になれたら
昼も夜も君の窓に

Nightingale ただひとり
口ずさむ恋の歌
優しい月明かり 思い出す愛の夢

もしも僕が星になれたら
昼も夜も君の空に

Nightingale ただひとり
口ずさむ恋の歌
優しい月明かり 思い出す愛の夢


3.花ざかりの街

作詞:KYOKO FUKUYAMA
作曲:YOSHIKI FUKUYAMA

君と離れてもう どんなに時がたつだろう
街はいつしか花ざかり
嘘も涙ももう 春の日差しにとけてゆく
さびしい冬の思い出を残して

君と二度と 会えなくても
二人で見た すばらしい夢
いつまでも 咲いているから
僕はまた 歩き出すよ

君と離れてまだ 眠れない日もあるけれど
街はいつしか花ざかり
夢も笑顔もまだ 薄紅色に染まってく
心にともす灯火を残して

君と二度と 会えなくても
二人で見た すばらしい夢
いつまでも 咲いているから
僕はまた 歩き出すよ

たとえ二度と 会えなくても
二人で見た すばらしい夢
いつまでも 咲いているから
僕はまた 歩き出すよ


4.JULIA

作詞:KYOKO FUKUYAMA
作曲:YOSHIKI FUKUYAMA

誰にも言えない 深い悲しみに
眠れぬ夜は 眠れぬ夜は JULIA
そっと肩を寄せて
僕を見つめて

瞳に映った 真冬の星空
泣いているのは 泣いているのは JULIA
きっと僕のせいだね
君が見えない

激しい風に吹かれて
壊れてゆく小鳥のように
傷付いてしまう JULIA
愛してるのに 愛してるのに JULIA

どこからも遠い 君の住む世界
呼んでいるのは 呼んでいるのは JULIA
きっと僕の知らない
幻なのか

こんなにそばにいるのに
解り合えないもどかしさに
傷付けてしまう JULIA
愛してるのに 愛してるのに JULIA

二人ふれあって 冬に埋もれて
震える夜は 震える夜は JULIA
そっと瞳閉じて
僕を感じて

静かな波の隙間に
凍り付いた涙のように
閉じ込めてしまう JULIA
愛してるのに 愛してるのに JULIA


5.八月六日

作詞:KYOKO FUKUYAMA
作曲:YOSHIKI FUKUYAMA

八月六日に 僕がうまれた時
太陽が涙を流して 風が止まったって
母は言った

八月六日に何が起こったのか
何度も心の扉を 叩き付けるように
黒い雨

忘れたくても 忘れられない
海 空 影 大地が知ってる

八月六日に 僕は大人になる
小さな花のぬくもりよ 小さな灯火よ
いつまでも

見つけたくても 見つけられない
窓 猫 ギター 誰も帰らない

八月六日に 僕がうまれた時
太陽が涙を流して 風が止まったって
母は言った 母は言った 泣いていた


6.夏色の夜

作詞:KYOKO FUKUYAMA
作曲:YOSHIKI FUKUYAMA

遠く聞こえる 祭り囃子
何故か懐かしい 夏色の夜
月の巡りを 走り抜けて
風に目覚める 思い出の日々

想い憧れて 大人になって
気付かずに置いて来た 広い空
戻れないと わかっていても
あの頃の僕は今 ここにいる

夢は遥かな おとぎ話
誰と遊んだ すすきの匂い
沈む夕日は 胸に宿り
笛の音色に きらきら光る

時を追いかけて 追いかけられて
泣きながら流れてく 茜雲
山は眠り 明かりは消え
何もない草原に 星は降る

想い憧れて 大人になって
気付かずに置いて来た 広い空
戻れないと わかっていても
あの頃の僕は今 ここにいる
あの頃の僕は今 ここにいる


7.真白にかわれ

作詞:KYOKO FUKUYAMA
作曲:YOSHIKI FUKUYAMA

どうして
君を信じて
君を求めて
まださびしくて
全て
思い通りに
なる訳じゃない
ならなくていい

遠い未来の先に
光あるのなら
どうか今僕に
少し投げかけて

変わりたくないけど
変わり続けるだけ
望み通り改造人間
真白にかわれ

どうして
空は青くて
君は遠くて
涙あふれて
これが
運命なのか
波にのまれて
転がってゆく

こんな馬鹿な僕でも
生きていけるなら
どうか君だけを
強く愛させて

行き先がないから
走り続けるだけ
いつのまにか爆笑人生
真白にかわれ


8.MAD MACHINE

作詞:KYOKO FUKUYAMA
作曲:YOSHIKI FUKUYAMA

憂鬱が始まる 音も無く訪れる
こんなにも切ない あなたはいない
どこにも どこにも OH NO

幽霊が目覚める 中に浮かぶリアリズム
手足の先から 灰色に変わる
どうしても どうしても
抜けることはできない

MAD MACHINE MY MINE MIND 悪魔が蘇る
MAD MACHINE MY MINE MIND 嵐がやってくる
生まれ変わりたい 夜明けの中で

有意義な何かを 探し求めた日々
どうしたらいいのか なす術も持たず
いつまでも いつまでも OH NO

いつまでも いるまでも
とめることはできない

MAD MACHINE MY MINE MIND 悪魔が蘇る
MAD MACHINE MY MINE MIND 嵐がやってくる
生まれ変わりたい 夜明けの中で

変わらない愛 見果てぬ夢
くり返して くり返して

ユートピア ユータナジー 逃げてゆく蜃気楼
悠久の彼方で 誰かが笑う
いつまでも いつまでも
悲しみを浮かべて

MAD MACHINE MY MINE MIND 悪魔が蘇る
MAD MACHINE MY MINE MIND 嵐がやってくる
生まれ変わりたい 夜明けの中で
誰か助けて この苦しみから


9.冬

作詞:KYOKO FUKUYAMA
作曲:YOSHIKI FUKUYAMA

君が去った ドアから
北風がしのび込んでくる
君の影さえいない
窓の外 落ち葉がからみつく

もう 悲しみさえ
枯れ果ててしまう
ああ このままきっと
僕は消えてしまうよ

冬はまた来る 空がかわいてく
冬はまた来る 忘れられてゆく

君と会った時から
黄昏がひどく目にしみる
君の影を見送る
月明かり どこで輝いてる

もう 暗闇さえ
抱きしめてしまう
ああ このままきっと
僕は消えてしまうよ

冬はまた来る 生きるあてもなく
冬はまた来る 帰るあてもなく

もう 優しささえ
苦しめてしまう
ああ このままきっと
僕は消えてしまうよ

冬はまた来る 空がかわいてく
冬はまた来る 忘れられてゆく
冬はまた来る 空が崩れてく
冬はまた来る 忘れられてゆく


10.季節の跡

作詞:KYOKO FUKUYAMA
作曲:YOSHIKI FUKUYAMA

ひとりきり 空は青空
僕の心は 海の底
我を忘れて 記憶を捨てて
楽になりたい 今だけでも

朝が来て 新しい街
船を見送る 白い花
遠く離れて 見えなくなって
初めて知った 季節の跡

I love you 出会った あれは五月
I leave you 流した 涙の数
きっとこの空は 僕には青すぎて
こらえきれずに ふるさと

からすうり 山の合間に
赤く灯って 朽ちてゆく
子供の夢は うつろな香り
今もかすかに 僕を責める

I love you 流れに ゆれる緑
I leave you 別れに 鳴く海鳥
きっとこの空は 僕には広すぎて
迷い迷って ふるさと

I love you 確かに 陽は昇って
I leave you 静かに 沈んでゆく
きっとこの空は 僕には青すぎて
こらえきれずに ふるさと
こらえきれずに ふるさと


11.誰かが君を待っている