木曾の御岳・岳次郎

秋山涼子 木曾の御岳・岳次郎歌詞
1.木曽の御岳・岳次郎

作詞:島田和
作曲:松井義久

破れ合羽に 木曽路はしぐれ
惚れたあの娘の なみだ雨
呼んでみたとて 届きはせぬに
呼べと夜鴉 二声三声
木曽の御岳・岳次郎
せめて 泊まりは
ア…ア 妻籠宿

「木曽のナァー 仲乗りさん
木曽の御岳さんは ナンジャラホィ
夏でも寒い ヨイヨイヨイ
ハァーヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ」

恩義返しに 命をかけて
結ぶ草鞋も男ゆえ
意地の鯉口 ぷっつり切って
馬鹿を承知の 長脇差仁義
木曽の御岳・岳次郎
落葉ちるちる
ア…ア 三度笠

娘ざかりを 赦せと詫びりゃ
風にこぼれる 紅つばき
戻り旅なら 嬉しかろうに
塒持たない 一本どっこ
木曽の御岳・岳次郎
明日は馬籠か
ア…ア 雲にきけ


2.哀愁特急・日本海

作詞:瀬戸千秋
作曲:松井義久

闇を汽笛が 引き裂いて
みれんを乗せて 汽車は行く
命までもと 誓った恋を
捨てて浪花に さようなら
ああ… 空に舞い散る
吹雪が啼いて 哀愁特急・日本海

深い眠りに なるはずが
心にうつろ 残る過去
離さないでと すがった胸の
駄目ねぬくみが 蘇る
ああ… 敦賀 金沢
糸引く轍 哀愁特急・日本海

津軽海峡 冬の海
戻ろか行こか 迷い雪
やっとつかんだ 倖せなのに
馬鹿ね私は 意気地なし
ああ… 愛の旅路の
終着駅 哀愁特急・日本海