裏町酒

秋岡秀治 裏町酒歌詞
1.裏町酒

作詞:仁井谷俊也
作曲:岡千秋

こころに火の酒 呷(あお)ってみても
胸の寒さは 癒せない
なんであいつを ひとりにしたと
路地の夜風が 身を責める
身を責める

この手で掴めぬ 倖せならば
何故に逢わせた 惚れさせた
どこか空似の おんなをみれば
恋の傷あと また疼(うず)く
また疼く

想い出つぎたす グラスの底に
浮かぶ笑顔と 泣きぼくろ
無理な別れを あいつに詫びりゃ
肩にみれんな 通り雨
通り雨


2.二度惚れ女房

作詞:仁井谷俊也
作曲:岡千秋

出逢ったあの日は 若さと愛嬌
今ではやさしさ 思いやり
そうさおまえは 二度惚れ女房
熱燗一本 お猪口(ちょこ)がふたつ
今夜は飲もうよ 水いらず

初めて弱音を こぼした俺を
涙で叱って くれた夜
そうさおまえは 二度惚れ女房
男の我がまま 勝手な愚痴も
笑って流して くれる奴

我が家に嫁いで 妻から母に
苦労もあったが 倖せも
そうさおまえは 二度惚れ女房
ふたりでいたわり 互いにささえ
歩いてゆこうよ 夫婦(ふたり)みち