ねむり

空気公団 ねむり歌詞
1.ねむり

作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり

橋をこえ
いつか見た街
誰かの声はもう届かない
ぼんやりだけど懐かしいような
ここは誰もが優しさの中

話を聞いてよ
僕が誰だか
覚えてるかな

あのときはどうもありがとう
もうこんなにも大きくなったね
時々会いに来てもいいけど
さあ
ここからは
目覚めの合図


2.とおりは夜だらけ

作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり

夕べの出来事を忘れてほしいだけさ
電車のガタゴトが明日に響いている

とおりは夜だらけ
僕は風に伝えます
君が待つ家に近いこの町から

僕らに残された言葉は一つだけさ
ゆっくり取り囲む時間が笑っていた

手の中にぽつりと沈んでいる
電車はガタゴト明日を運んでいます

とおりは夜だらけ
僕は風に思い出す
君が待つ家に近いこの町で

とおりは夜だらけ
僕は風に伝えます
君が待つ家に近いこの町から


3.日々

作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり

君のことは何一つ
知っている振り出来ないな
夜の中に眠ってる
僕の言葉を信じたら
少しは楽になる

色が無くて
見えないんじゃないよ
二人はただ
難しいことが苦手なだけ

それだけが僕に分かる仕組み
言葉なんて嘘なんだ
君の顔が
優しいように
悲しいように

色が無くて
見えないんじゃないよ
二人はただ
別々のことを思っただけ


4.歩く

作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり

道を歩いてる
夜の交差点
僕は一人きりじゃないこと
わかったよ

道を歩いてる
僕はひたすらさ
歩く速さを追いかけた
月が見えるよ

この通りを抜けた朝のどこかに
僕は見つけるだろう
もうここがどこでもいいよ
とりあえず僕は歩いている


5.どこにもないよ

作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり

どこかの街で
知らない二人が
数を数えている
暇ならこっちの町まで
おいで

たくさんの遊びに飽きたら
次の朝を待ってみるのもいい
話しても何度話しても
わからないときには会いに行けばいい
答えなんか

どこにも
ないよ

「バスはもう行ってしまった」


6.窓越しに見えるは

作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり

曇り
街の外になだれこんでいる
見知らぬ人は別れを惜しんだ

風が少し柔らかくて
鳥達は煙の中鳴いています

冷たくはない
空風街
君を窓越しに見た
その声が今
胸に届きました


僕の中を騒ぎ立てている
隣り合う気持ちが今よぎるよ
手紙
僕はペンを買ってこよう
夜中の真っ直ぐな声
書きとめる

ゆっくりと駆け出すのは
僕のほうですか
君だって
わからないままにして行ってしまう

冷たくはない
空風街
君を窓越しに見た
君は笑う
僕も笑いました