暫存

空気公団 暫存歌詞
1.わかるかい?

作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり

街から街へゆらりと
流れるは風と次の季節
遠くの空は明るくなって
笑い声を届ける

わかるかい こんなふうに
回り回ってやってくる
二人はいつも待ってるんだ

街から街へぶらりと
さがす二人は嘘をついた
遠くの空は陰をつれて
時間をずっと見ている

わかるかい こんなふうに
回り回ってやってくる
二人はいつも待ってるんだ

わかるかい こんなふうに
回り回ってやってくる
二人はいつも待ってるんだ


2.おかえりただいま

作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり

おかえりただいま
君の帰る場所はここに
あるよ
だから
寂しい日には
戻っておいで

おかえりただいま
僕に何もなくなったとき
君に話そう
空みたいなんだ
いつでも側に
いるよ
いつでも
側にいるよ


3.お手紙

作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり

短い短い手紙
僕にくれてありがとう
とても大切にしています

約束はしないでおこう
明日の朝返事を書く

楽しい楽しい手紙
僕にくれてありがとう
とても大切にしています

目には見えない気持ちが
僕に伝わってきます

短い短い手紙
僕にくれてありがとう


4.線の上

作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり

すれすれのところにいる
ここからは何でも見える
だけど僕は目を閉じていた
さみしくてこらえきれない
道ばたにどんどん落ちる
風に誘われて僕は飛び込む
僕らはいつでも夢を見ている
いろんな話をして忘れようと

お願いは一つにして
僕だってできないことはあるよ
でも今はなんでもできる

僕らはいつでも信じていたんだ
いろんな話をする君のことも
僕のことも
信じていたんだ


5.たまに笑ってみたり

作詞:山崎ゆかり
作曲:戸川由幸・山崎ゆかり

声が声じゃないような
音じゃないような不思議な空気
雨の音がうるさくて途切れて聞こえる
懐かしい日々
川沿いの季節色した花達が
傘を覗くから
別れなんて信じられないんだ

やがて雲の隙間から
場違いな晴れ間広がっていく
閉じた傘を滴って集まる滴に
何かが映る
川沿いの季節色した花達が
僕を見てるから
少し楽しい気持ちになれるんだ

なんでもない通りにだって
楽しいこと思い出せるんだ

川沿いの季節色した花達が
風に吹かれて
遠くまで続く流れを追ってまた
ここに戻るから

言葉よりも笑っていたいんだ


6.遠く遠くトーク

作詞:荒井良二
作曲:荒井良二

砂けむりをあげて
ぼくにちかづくバス
すごいスピードでぼくを追いこした
遠く遠く遠くまでゆくんだね
ぼくもみんなも

広告塔がみえる
笑顔が泣いてる
君のせいじゃないよ
ぼくがうつむいたのは
遠く遠く遠くからそうだよ
ぼくがぼくをみるようで

話し声がする
ぬれたような木陰から
ヤギのメエ
犬のワン
鳥のクックー
こどものヤア
男のウォー
女のウ・フ・フ…

遠く遠く遠く遠くトーク……
遠く遠くトークトーク……

ぼくはいつも歩く
クツがやぶれている
こんど街についたら
クツ屋でクツをさがそう


7.動物園のにわか雨

作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり

暖かい
君の声がききたいな
僕は今呼びかける
本当のことを知りたくて
暖かい
君が言葉を話せたら
僕は今考える
ゆっくりと月が昇るまで

明日はきっと
許せる


8.ビニール傘

作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり

街に落としてきたのは心
足は僕を止めない
かき分けて進み出す
傘はもういらない

街に沈んでいるのは心
君は僕を止めない

音のある静けさに
つながっている
僕は人いきれの中に
夢を見ただけかも知れない

遮って無くすぐらいなら
傘はもういらない
とりあえず突き当たりの
喫茶店で待ってるから