暫存

美川憲一 暫存歌詞
1.オイ・オイ賛歌

作詞:秋元康
作曲:後藤次利

たった一回の 人生じゃないの
毎日 楽しまなけりゃだめよ
ゴールは まだまだ

遠い思い出を 振り返るよりも
これから 思い出になる日々を
作ればいいのよ

オイ・オイ・オイ おばあちゃんよ
オイ・オイ・オイ がんばって!
オイ・オイ・オイ オイ・オイ・オイ
歳を取るほど素敵なことはない

長い道のりを 歩いて来る時
途中で いろいろあったでしょう?
行きてくベテラン

どんな大木も 小さな芽からよ
今日まで 過ぎた月日は すべて
重ねた年輪

オイ・オイ・オイ おじいちゃんよ
オイ・オイ・オイ がんばって!
オイ・オイ・オイ オイ・オイ・オイ
歳を取るほど自慢なことはない

太陽みたいに ギラギラとしてた
若さと引き換えにした 今は
きれいな黄昏

オイ・オイ・オイ 陽はまた昇る
オイ・オイ・オイ がんばって!
オイ・オイ・オイ オイ・オイ・オイ
歳を取るほど意味あることはない

オイ・オイ・オイ オイ・オイ・オイ
歳を取るほど素敵なことはない


2.ヨルノ、ロッポンギ

作詞:松本一起
作曲:林哲司

こんな良く出来たオンナ放っといて
鏡のぞきこみ今日も出かけてく

少しチヤホヤされてる saturday night
狙われてるのは credit card
いい気になって over drink
ジ・ゴ・ク・ネ

※ヨルノ ロッポンギ
アスファルトには媚薬が漂う
ユメノ ロッポンギ
都会の海で心ぬかれる
私よりイイ女なんていないのに※

早く気づかなきゃ後で悔やむだけ
貴方待ちながら別の人さがす

がまん出来なくなる日が saturday night
ある日曜日の good morning
私が消えて カ・ラッ・ポ
ジ・ゴ・ク・ネ

ヨルノ ロッポンギ
出逢った頃は一緒に行ったわ
ユメノ ロッポンギ
男はいつも揺れているだけ
私よりイイ女なんて…

(※くり返し)


3.深海魚

作詞:伊藤薫
作曲:伊藤薫

不埒な夢を見るのに慣れた
男と女の為の都会
口にするのも照れぬあたりは
遊び上手だと笑った

街は砂漠 人は深海魚 愛は気のせい

情がなけりゃ 情がなけりゃね
情がなくちゃ 情がなくちゃね
抱いても抱かれても 心寒いよ…

しょうがねえなといつものセリフ
嫌なら止めなと意地を張って
口をふさがれ押しつけられて
背中で灯りを消してた

街は媚薬 みんな深海魚 愛は幻

嘘と真実 酸いも甘いも
罪と罰と 裏も表も
グラスにかきまぜて
飲みほしたけど…

街は砂漠 人は深海魚 愛は気のせい

情がなけりゃ 情がなけりゃね
情がなくちゃ 情がなくちゃね
抱いても抱かれても 心寒いよ…


4.淑女のルンバ

作詞:ちあき哲也
作曲:中川博之

扉の数字は「7」 ノックは1回ね
ワインを注ぐ間もなく あなたは抱きよせる…
おとななの 自由なの 燃えてもかまわない
逢えずに いた日を 目眩めくままに
真昼の片隅 ルンバ
仮面が邪魔ね

射手座に生まれた理由 こうして生きるため
今さら尻込みする あなたと生きるため…
純情に 年なんか 女にないことよ
運命の 矢羽は もがくほど刺さる
じたばたしないで ルンバ
私になさい

ステンドグラスの窓 西日が当たる頃
むずかる心をまた 密かにしまうのよ…
おとななの 他人なの 重荷にさせないわ
車を呼ぶなら あなたからどうぞ
舞台が跳ねれば ルンバ
いつもの淑女……


5.おんな町

作詞:西沢爽
作曲:米山正夫

愛のさだめのはかなさを
知って いながら愛されて
花が花が散るよに 別れたけれど
私の涙は あなたのものよ
あなたが泣かす おんな町

逢ったあの夜の ことでさえ
夢の 影絵の 影法師
今日も今日もあなたの くちずけほしい
私はいまでも あなたのものよ
あなたに燃える おんな町

遠い女と あなたには
言われたくない いつまでも
思い思いつづけて 生きてる限り
私の命は あなたのものよ
あなたにあげた おんな町


6.桜木町ブルース

作詞:荒瀬勝
作曲:杉田富夫

淡い黄昏 せまる頃
私の心が 又 いたむ
好きでならない人なのに
なぜに私に つれないの
今宵もせつない ためいきが
ああ 桜木町は 桜木町は
恋とネオンの 花が咲く

夜のしじまに 降る雨は
私の心を 曇らせる
こんなに思っているけれど
どこにいるのか あの人は
今宵もせつない ためいきが
ああ 桜木町は 桜木町は
恋とネオンの 花が咲く

想い出に咲く ネオン街
私の心に いつまでも
忘れぬ人となるでしょう
今はお酒に 身をまかせ
今宵もせつない ためいきが
ああ 桜木町は 桜木町は
恋とネオンの 花が咲く


7.うたかたの夢

作詞:たかたかし
作曲:叶弦大

好きで抱かれた人だから
死ぬまでだましてほしかった
あなたの匂いがしみつく肌は
お酒なんかじゃ流せない
夢はうたかた 夢はうたかた
恋のブルース

恋のみれんがむせび泣く
落とした指輪の色悲し
悲しくなるほど あなたに燃えた
男ごころのうら表
夢はうたかた 夢はうたかた
恋のブルース

汚れたカモメが 硝子の街で
空を見上げて啼いて飛ぶ
夢はうたかた 夢はうたかた
恋のブルース


8.まちがい男女(どうし)

作詞:さいとう大三
作曲:新井利昌

淋しいふたりが 淋しい夜に
出会った事が まちがいだよね
女は男に 男は女に
心のすきま 埋めるから
色々あったけれど 忘れましょう
それが いいね お互い
あの夜 抱かれたこの肩が
やけに寒い…
また 見つけて また 見つけて
誰か 誰か あなたは

まちがいだなんて 思ってないよ
愛した事は 本当だもの
今夜のお酒は 笑って歌って
泣いたりしない 最後まで
色々あったけれど 忘れましょう
それが いいね お互い
思い出 たくさん戻るから
送らないで…
また さわがすわ またさわがすよ
夢も 恋も おんなは

色々あったけれど 忘れましょう
それが いいね お互い
どこかで会ったら 飲みましょう
大人どうし…
また 会えるね また 会おうね
きっと きっと ふたりは


9.かなしみ笑い

作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき

だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで
喜びも 悲しみも 忘れ去るまで

遊び歩いた あげくの恋は
別れやすそうな 相手を選んで
二度と 涙流さないような
軽い暮らしを 続けてゆくのよ

だって 仕方がないじゃないの
あなたは二度と戻って来ないし
ひとり暮らしを するのはつらい
あなたを待ち続けた あの部屋で

ひとり 待ちわびて 待ちわびて
時を 恨むだけ
だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで
喜びも 悲しみも 忘れ去るまで

恨んでいられるうちは いいわ
忘れられたら 生きてはゆけない
そんな心の誓いも いつか
一人笑いに 慣れてしまうもの

酒と踊りと歌を 覚えて
暗く輝く街へ 出かけよう
そこで覚えた暮らしが いつか
生まれながらに 思えてくるまで

そうよ 待ちわびて 待ちわびて
時を恨むだけ

だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで
喜びも 悲しみも 忘れ去るまで

だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで
喜びも 悲しみも 忘れ去るまで


10.虞美人草(ぐびじんそう)

作詞:星野哲郎
作曲:櫻田誠一

この世はひとり あなただけ
あなたが死ねば 私も終る
さまよう蝶々を 迷わせて
ルラルララ ルラ
赤い炎で 焼きつくす
虞美人草は 業(ごう)の花

静かな雨に ぬれながら
それでも花は 妖(あや)しく匂う
虞(ぐ)や虞(ぐ)や 汝(なんじ)を如何にせん
ルラルララ ルラ
遠い昔の ため息を
いま呼び返す 艶の花

藤紫(ふじむらさき)の 稲妻(いなずま)が
光れば落ちる 哀れの雄花(おばな)
すてられながらも しがみつく
ルラルララ ルラ
恋の下僕(しもべ)を 見て嘲(わら)う
虞美人草は 崖(がけ)の花


11.土曜日の夜

作詞:新本創子
作曲:伊藤薫

恋人たちに 降る…降る……
土曜日の雨は とてもやさしい
くちづけのように
髪をつたい 頬を濡らし
別れの涙 かくしてくれる

恋人たちに 降る…降る……
土曜日の雨は とても淋しい
オルガン弾きも
テント小屋も もうおしまい
家路へいそぎ 誰もが帰る

裏切りを ゆるしてと
オペラ座のチケットに
書き残す 青インク
土曜日の雨に にじんで消える?
それともあなたの ジェラシーに火をつける
見つめあうままに 煙りになりたい
青い煙りに あなたと二人

恋人たちに 降る…降る……
土曜日の雨は とてもやさしい
くちづけのように
髪をつたい 頬を濡らし
別れの涙 かくしてくれる

恋人たちに 降る…降る……
土曜日の雨は とても淋しい
オルガン弾きも
テント小屋も もうおしまい
家路へいそぎ 誰もが帰る


12.生きる

作詞:ALICE DONA・訳詞:矢田部道一
作曲:SYLUAIN LEBEL

好きなように生きた この私だから
死の訪れなど 怖くはなかった
やり残した事も 沢山あるけれど
やる事はやった 人の倍くらい
生きる 生きる 今になって私は
生きることの 貴さを知った

気がつくと仲間が一人 又一人
帰らぬ旅へと 赴いて行った
天国も地獄も 私は信じない
だけど確実に 死は迫っている
生きる 生きる 今になって私は
生きることの 貴さを知った

生きている間 悔いのないように
私の仕事も 整理しておこう
ろうそくの炎が 燃え尽きるように
私の迎えも もうすぐ来るから
生きる 生きる 今になって私は
生きることの 貴さを知った

ビーブル ビーブル 生きている間
ビーブル ビーブル 悔いのないように


13.グランパの黒猫

作詞:田久保真見
作曲:多々納好夫

過去に向かう 迷路のような
路地の途中 その店はある
〜泣きたい方 どうぞお入り〜
なまえの消えた 古びた扉

人生よりも 苦めの珈琲
飲み干せば…

グランパの猫が 十二時間近に
誰かのひざへと 静かに座るの
そのひとが そのひとが
その日一番 哀しいひと

ヴァンブの市の 銀の天秤
心のまま 揺れてかたむく
別れたのが 絶望なのか
出逢えただけで 幸せなのか

ワインと同じ 涙は寝かせて
おくものよ…

グランパの猫は 蝶々に恋して
窓辺を自分の 住み家と決めたの
待ちわびて 待ちわびて
年老いたこと 悔やみもせず

グランパの猫が 十二時間近に
私のひざへと 静かに座った
あのひとの あのひとの
背中見送り 別れた夜


14.地上の愛

美川憲一&イルカ
作詞:イルカ
作曲:イルカ

(女)逢ってどうなる訳じゃなし 勝手知ったる
(男女)地上の愛
(男)切って切れない縁ならば 奪ってしまおう
(男女)地上の愛
(女)去ってしまった人なんか いっそあきらめ
(男女)地上の愛
(男)取って付けたる言葉など 持って帰れと
(男女)地上の愛

(女)日記めくれば あなた色 もっと逢いたい
(男)はったり うそつき 見栄っぱり 一回限りの
(男女)地上の愛
(女)探してくれてありがとう
(男)どんなに離れていた時も
(男女)引き合って離さなかった
(男女)いつか二人で故郷の星へ帰ろう

(男)パットさえないあの人に ラッキーもたらすよ
(男女)地上の愛
(女)馬鹿な女と言われようと そっくりみつぐよ
(男女)地上の愛
(男)待ってるばかりの身の上を ふっと消したい
(男女)地上の愛
(女)やっと見つけた人だもの きっと咲かせるよ
(男女)地上の愛

(男)六根清浄手鍋下げ 一歩つめ寄る
(女)割ってしまったお皿なら 買って返せぬ
(男女)地上の愛
(男)探してくれてありがとう
(女)色んな形で 出逢い別れ
(男女)愛したり憎んだけど
(男女)いつか二人で故郷の星へ帰ろう

(男女)ん〜と 結ばれてる二人なら きっと又逢える
(男女)地上の愛 地上の愛
(男女)地上の愛 地上の愛


15.女と男

美川憲一・水前寺清子
作詞:三浦弘
作曲:三浦弘

※(男)大好きさ 大好きさ
(女)大好きよ 大好きよ
(男)大好きさ 大好きさ
(女)大好きよ 大好きよ※

(男)俺は女が 大好きさ お前ひとりが 大好きさ
(男)星の数ほど女は この世にいるけど
(女)お金ある人 大好きよ 逢えば逢うほど 大好きよ
(女)男次第で女は トコトン惚れるのよ

(男女)この世に生まれて 恋も出来なくなったら
(男女)淋しいもんだよ 人生なんて

(男)気取らないから 大好きさ
(女)男らしさが 大好きよ
(男女)たとえ儚い 恋でも 今の二人は 大好きさ

(※くり返し)

(男)ウブな女が 大好きさ 燃えて感じて 大好きさ
(男)すねて甘える態度が たまらないのさ
(女)勇気ある人 大好きよ 仕事まじめが 大好きよ
(女)男次第で女は どうにもなるものよ

(男女)男と女が 好きと云えなくなったら
(男女)みじめなもんだよ 人生なんて

(男)愛のふれあい 大好きさ
(女)そんな気分が 大好きよ
(男女)たとえ短い 夢でも 今の二人は 大好きさ

(男女)この世に生まれて 惚れる相手もいなけりゃ
(男女)哀れなもんだよ 人生なんて

(男)だから女が 大好きさ
(女)だから男が 大好きよ
(男女)たとえ結婚無理でも 今の二人は 大好きさ

(※くり返し)


16.ふたりが一番

美川憲一・瀬川瑛子
作詞:秋元康
作曲:深大郷

ひとりもいいけど
ひとりもいいけど
ふたりが一番 酒に合う

今夜はなんだか飲みたいね
あの頃みたいに夜更けまで
理由(わけ)ある背中が 肩寄せ合って
差しつ差されつ 元の鞘(さや)

昔の話に花が咲く
思い出手を貸し 酌をする
月日が流れりゃ 悲しいことも
きれいに見える

久しぶり おいしい酒だから
久しぶり 心に沁みるわ

ひとりもいいけど
ひとりもいいけど
ふたりが一番 酒に合う

生きてりゃ いろいろあるけれど
いろいろあるから 人生ね
おまえと別れて 一廻(ひとまわ)りして
撚(よ)りをもどしたくされ縁

上手に世渡りしていたら
大事な人にも気づかない
涙を流して 仲が固まる
男と女

もいちど 振り出しに戻って
もいちど 乾杯しましょう

おまえがいいのさ
あなたがいいのよ
ようやく わかった その相手

もう何も話さなくてもいい
そばにいる それだけでわかる

おまえと一緒に
あなたと一緒に
ふたりが一番 酒に合う