Homeland

臼澤みさき Homeland歌詞
1.故郷 ~Blue Sky Homeland~

作詞:佐々木久夫
作曲:佐々木久夫

青い空ながめて
故郷を想う時
悲しいこと全部すいこまれて
泣き出しそうな魂

果たせない夢のために
僕はまだ帰れない
あゝとっさの怒りに包まれて
飛び出した夏の日

カラリカラ
乾いた旅人のように
水のない心、君を想ふ
故郷は遠く晴れわたる空の
彼方へ続いている

季節は巡ってゆく
僕はまだひとりだよ
あゝ小さな涙に隠された
淡い恋の話

カラリカラ
回る風車のように
急ぎだす心、君を想ふ
故郷は遠く晴れわたる空の
彼方へ続いている
「カラスが鳴くから帰ろ」

幸せをもう一度
ふたりで探そう
青い鳥が舞う道を戻る
故郷はもうすぐ君が待つ空の
彼方へ続いている
「うしろの正面だあれ」


2.みさき節

作詞:佐々木久夫・葛口雅行
作曲:佐々木久夫・葛口雅行

北の岬に
風が吹いたらよう
沖の波間に大漁旗
船が帰るよ

北の里に
月が昇ればよう
宵にゃあ祭さ 宵にゃあ祭さ
童(わらす)も跳ねる

エンヤサノサ〜 エンヤサノサ〜 エンヤサノどっこい
よ〜よ〜いと
エンヤサノサ〜 エンヤサノサ〜 エンヤサノどっこいしょ

北の山に
花が咲いたらよう
川はいいあんべ 森はいいあんべ
みさきも歌うよ

エンヤサノサ〜 エンヤサノサ〜 エンヤサノどっこい
よ〜よ〜いと
エンヤサノサ〜 エンヤサノサ〜 エンヤサノどっこいしょ


3.色彩

作詞:江崎とし子
作曲:江崎とし子

舞い散る 淡い 花びらに
酔いしれて 春を行く

燃えたつ夏は 夢 抱き
蒼の空を仰ぐ

見渡せる限りの 素晴らしい
目の前の景色を 眺めて

この国に生まれ育つ中で
繋がる 手と手の 温もりに触れて
大事なものは いつの時でも
心の中にある

稔りし 稲穂を垂らす
色とりどりの 秋を行く

恋しい冬は 君 想い
見つめる 雪化粧

研ぎ澄まされし 朝の空気を
精一杯 胸に 吸い込み

この国に生まれ育つ中で
全てを尊ぶ やさしさに触れて
大事なものが 息づいてゆく
それは 光る 宝

見渡せる限りの 素晴らしい
目の前の景色を 眺めて

この国に生まれ育つ中で
繋がる 手と手の 温もりに触れて
大事なものは いつの時でも
心の中にある
かけがえのない 宝


4.ワンツースマイル

作詞:佐々木久夫
作曲:佐々木久夫

おはよう世界
君が住む町
太陽が今日も私たちを迎える
いつもありがとう
感謝してるよ
忙しい一日が始まる

初めてのように息をしてみよう
つらかった昨日までの涙は忘れて
風は優しく鳥は奏でる
生きていく力が湧いてくる

小さな願いを込めて
ひとつ手をたたいたら

123もっと強くなる
アスファルトに咲く花のように
晴れの日も雨の日も
どんなときも笑顔になれる
魔法のように君と笑いあう

足りないものを数えるよりも
今ここにあるものを大切にしよう
明日の方が今日よりすこし
楽しいことが待っているはずさ

小さな願いを込めて
ひとつ手をたたいたら

123きっと立ち上がる
雨上がりに架かる虹のように
風の日も嵐でも
どんなときも笑顔になれる
魔法のように君と笑いあう

123もっと強くなる
アスファルトに咲く花のように
晴れの日も雨の日も
どんなときも笑顔になれる
魔法のように君と笑いあう
いつまでも笑顔になれる


5.外山節

作詞:岩手県民謡
作曲:岩手県民謡

わたしゃ外山の日陰のわらび
誰もおらぬで ほだとなる
コラサーノサンサ

わたしゃ外山の野に咲く桔梗
折らば折らんせ 今のうち
コラサーノサンサ

南部外山は山中なれど
駒こ買うなら外山に
コラサーノサンサ

外山街道に笠松名所
名所越えれば行在所
コラサーノサーサ


6.Amazing Grace~赤とんぼ

作詞:John Newton・三木露風
作曲:John Newton・山田耕筰

Amazing grace how sweet the sound
That saved a wretch like me.
I once was lost but now am found,
Was blind but now I see.

Through many dangers, toils and snares
I have already come.
'Tis grace hath brought me safe thus far,
And grace will lead me home.

夕焼け小焼けの赤とんぼ
負われて見たのはいつの日か

山の畑の桑の実を
小籠に摘んだはまぼろしか

十五でねえやは嫁に行き
お里のたよりも絶え果てた

夕焼け小焼けの赤とんぼ
止まっているよ竿の先


7.友輝 ~Red Sky Homeland~(アルバムバージョン)

寂しくて 悲しくて
この胸が痛むとき
澄んだきみの瞳を
描けば強くなれる

遠く離れても 見えない糸でふたり
おなじ空の下 結ばれてるから

いまどこにいるの?
浮かぶ君の笑顔
その夢が叶うように
ずっと願ってます

もしもいま 夢破れ
雨に濡れ 迷っても
つぎの光(みち) きみならば
必ず見つけ出せる

都会の隙間で 迷い傷ついても
わたしの真心(こころ)を 風が運ぶから

勇気になりたい
きみを包むような
たとえ離れていても
ずっと想ってます

いまどこにいるの?
浮かぶ君の笑顔
今日も明日もいつまでも
ずっと待っています
ずっと待っています


8.風のとおり道

作詞:江崎とし子
作曲:江崎とし子

指先からこぼれ落ちた
幸せの種 一つ
手を振る暇もなく
君は旅立っていった

姿 形は見えぬとも
風を感じるごとく

記憶の中 この胸ん中
君は行き続けます

果たせなかった 君の想いよ
夢やぶれ 悔しかろう
風よ 風よ 強く吹きつけて
この涙 乾きますように

ここから僕は右の方へ
君は手のなる方へ
運命(さだめ)の道 違っていても
そばに感じています

雨露のしずくに 光る
淡い花びら 一つ
かすかに揺れた時
君が笑ったような気がした

何故ゆえに人は生まれ出でる
叶うなら 嬉しかろう
生きて 生きて 願い届くまで
この涙 微笑む時まで

吹く風の 通り道を
探して 僕は君の元へ

果たせなかった 君の想いよ
夢やぶれ 悔しかろう
風よ 風よ 強く吹きつけて
この涙 乾きますように

何故ゆえに人は生まれ出でる
叶うなら 嬉しかろう
生きて 生きて 願い届くまで
この涙 微笑む時まで
この涙 微笑む時まで