望郷やま唄

花京院しのぶ 望郷やま唄歌詞
1.望郷やま唄

作詞:紺野あずさ
作曲:榊薫人

赤い 赤い夕日の向こう
遠い山並み ふるさとは しんしんと雪か
じさま晩酌 ばさまはこっくりこ
みんな達者か かあさんも
イヤー イディア 逢えず三年 また二年
三味が道づれ 望郷の ああ一人旅

泣いて 泣いて別れた駅の
空にひと筋 流れ星 遠ざかる汽笛
思い出すたび 頬ぬらすのは
涙なんかじゃ ありません
イヤー イディア かわいがられた あの夜の
夢はそのまま 夢のまま ああおんな旅

花が 花が咲いたら花に
りんごかじれば ふるさとに 春が来る匂い
指をまるめて 息吹きかけて
歌う山唄 三の糸
イヤー イディア はぐれかもめは どこの空
風に吹かれて 望郷の ああ流れ旅


2.流れて津軽


3.お父う

作詞:里村龍一
作曲:榊薫人

お父うナーヨー 帰って来やれ
故里(くに)の津軽を 忘れたか
逢いたさ辛さで 身もやせる
手紙書くにも わからぬ居場所
早くナーヨー
肩を寄せ合い 暮らそじゃないか

お父うナーヨー 帰って来やれ
いろりかこんで 温まろや
心配ばかりが 先にたつ
たった五人の 家族じゃないか
お父うナーヨー
風に吹かれて 飲んではないか

お父うナーヨー 帰って来やれ
生まれ故郷は いいもんだ
離れていくとせ ちぎれ雲
誰もお父うを 恨んじゃいない
やがてナーヨー
リンゴ花咲く 津軽は春だ