定番ベスト

菅原都々子 定番ベスト歌詞
1.月がとっても青いから

作詞:清水みのる
作曲:陸奥明

月がとっても 青いから
遠廻りして 帰ろう
あの鈴懸の 並木路は
想い出の 小径よ
腕を優しく 組み合って
二人っきりで サ、帰ろう

月の雫に 濡れながら
遠廻りして 帰ろう
ふとゆきずりに 知り合った
想い出の この径
夢をいとしく 抱きしめて
二人っきりで サ、帰ろう

月もあんなに うるむから
遠廻りして 帰ろう
もう今日かぎり 逢えぬとも
想い出は 捨てずに
君と誓った 並木みち
二人っきりで サ、帰ろう


2.連絡船の唄

作詞:大高ひさを
作曲:金海松

思い切れない 未練のテープ
切れてせつない 女の恋ごころ
汽笛ひと声 汽笛ひと声
涙の波止場に
わたし一人を 捨ててゆく
…連絡船よ

お国なまりが 今さら悲し
あれが形見か 別れの船唄よ
翼あるなら 翼あるなら
行きたい思いの
わたし一人を 捨ててゆく
…連絡船よ

霧の海峡の 航海燈は
いつか港に 返って来るものを
返るあてない 返るあてない
恋ゆえ身を焦(や)く
わたし一人を 捨てて行く
…連絡船よ


3.憧れは馬車に乗って

作詞:清水みのる
作曲:平川浪竜

春の馬車が来る 淡い夢をのせて
花のかおる道を はるばると
おどる胸を寄せて行こう 山のかなた
わたしのあなた あなたのわたし
どこまでも どこまでも

春の馬車が来る 楽し歌をのせて
虹がもえる丘を はるばると
やさしい愛の調べ 君よともに唄を
わたしのあなた あなたのわたし
いつまでも いつまでも

春の馬車が来る 銀の鈴をのせて
風もかおる野辺を はるばると
空は青く澄みて のぞみ 溢れくるよ
わたしのあなた あなたのわたし
はてしなく はてしなく


4.江の島悲歌(エレジー)

作詞:大高ひさを
作曲:倉若晴生

恋の片瀬の 浜千鳥
泣けば未練の ますものを
今宵嘆きの 桟橋の
月にくずれる わが影よ

哀れ夢なき 青春を
海の暗さに 散らす夜
君は遥るけき 相模灘
漁(いさ)り灯よりも 遠き人

さらば情けの 江の島の
みどり哀しき わが恋よ
南風(はえ)の潮路の 流れ藻(も)に
明日は真白き 花と咲け


5.踊りつかれて


6.片割れ月

作詞:朝鮮民謡・河合朗
作曲:朝鮮民謡

胸のともしび 冷たく消えて
明しかねては 涙にうるむ
乙女ごころも 三歳の昔
一つ一つの ああ 想い出淋し

夢がほんのり 訪れました
星の数程 訪れました
忘れようとて 忘られましょか
雲間雲間の ああ 片割れ月よ

港出船の 舳先で泣いた
やるせないよな 片割れ月よ
今日もこのまま お別れしよか
想い想いの ああ 片割れ月よ


7.母恋星


8.佐渡ヶ島エレジー


9.散りゆく花


10.北上夜曲


11.広東エレジー


12.木浦の涙


13.アリラン


14.トラジ


15.悲恋椿


16.憧れの住む町

作詞:清水みのる
作曲:平川浪竜

丘を越え 山を越え
あこがれの 住む町に
夢をだいて ゆくよ はるばると
鐘が鳴ります 遠い 遠い空で
旅ゆく身に やさしく しみじみと

りんどうの花の道
白樺の つづく道
影を慕い ゆくよ はるばると
鳥も呼びます 山の 山の彼方
旅ゆく身に やさしく なつかしく

愛の町 日昏れ町
ともしびの 見える町
峠こえて ゆくよ はるばると
乙女ごころに 降るは星のしずく
旅ゆく身に やさしく はてしなく