パープルスカイ

蜜 パープルスカイ歌詞
1.パープルスカイ

作詞:木村ウニ
作曲:橋詰遼

難題 爽快 あんた いくんかい あたしひとりが幸せだったんかい
何ね? そうね ちょっとも零さんね 涙ひとつも あたしにくれやんね

強うなりました あんたといたから 長いこといたから

眠れない パープルスカイ パープルスカイ
薄目で眺めてる 開かれた空が 突然に落っこちてもいい 眩しい

動向 一手 繋ぎ合わせたはずの 縫い目のほとんどが
何時の間に磨耗していた? よくもったよね あたし楽しかったもの

そうと決まれば変えらんのやろう? 長いこと一緒にいたのに

眠れない パープルスカイ パープルスカイ
遠目で眺めてる うす紫の空が偶然に張り裂けてもいい 淋しい

交わって止めたり 彷徨って逢えたり
染みついて慣れたり 哀しくて泣けない

眠れない パープルスカイ パープルスカイ
遠目で眺めてる うす紫の空が偶然に張り裂けてもいい
手遅れのはずさ これしきの別れくらいで夜を明かしてしまうほど
やわなんて

なんだい そうかい
あんた いくんかい
あたしひとりが幸せだったんかい


2.自殺ウサギ

作詞:木村ウニ
作曲:橋詰遼

尻込みしている間に出遅れた 臆病な貧弱ウサギ
羽毛布団にくるまった場所から うまく出られない

与えられたエサ 食べて生きてるだけ
もう慣れちゃったんだよ ごめんなさい僕は ひとつも育たなくて

冷や汗で目が覚める怖い夢 悪魔のささやく声で
飼育係の優しいあの子に ベランダから落っことされた

物怖じしている間に出遅れた 臆病な貧弱ウサギ
羽毛布団に染み付いた温度に しがみついている

可愛がってくれるのも 束の間のことだったよ
もう飽きちゃったんだね ごめんなさい僕は 何も与えられなくて

冷や汗で目が覚める怖い夢 悪魔の舌なめずりで
飼育係の優しいあの子に 丸焼きにされてしまった

話しかけてもないのに 誰かと目が合ったよ
どこへも行かすもんかと 笑い黒い歯見せて
歩み寄ってきたのは 僕の顔した悪魔

目を背けても 背けても駄目さ 四六時中現れる
夢にしてはタチの悪い夢が 引き金をひいてしまった

冷や汗で目が覚める怖い夢 悪魔のささやく声で
飼育係の優しいあの子に ベランダから落っことされた


3.髭と口紅とバルコニー

作詞:鈴木慶一
作曲:鈴木慶一

線路を越えてあの人が来る 髭生やしバンジョー持って
あなたは私の心銜えて 夜空飛ぶ西部の鷲
あの谷間に流れさすらう 痩せたインディアンには
わかるでしょう 私の気持ち

君の懐しい 手を取って 今宵 窓辺で踊れば
午後の稲妻 しなやかな黒髪に火花散らす
今更 接吻してもいいって 淡い口紅のにおいがする
面影だもの忘れはしない

想い出のコルトを抜いて 最後のワルツと共に
崩れ落ちるあのバルコニー

流行遅れの 恋の唄 今も君は口ずさむ
季節はずれの 風が吹く 冷たい墓の上に

流行遅れの 恋の唄 今も君は口ずさむ
季節はずれの 風が吹く 冷たい墓の上に