恋酒~加賀の夜

西尾夕紀 恋酒~加賀の夜歌詞
1.恋酒~加賀の夜

作詞:土田有紀
作曲:弦哲也

あなた待つ夜は 三十路が十九
恋は耳まで 紅をさす
名残り惜しんだ 香林坊に
ぽつり遣らずの 雨が降る
待てよと言えば 死ぬまで待てる
偲ぶ恋酒 加賀の夜

行かせたくない あなたは帰る
夜にまぎれて 闇の中
そっと手をふる 天神ばしの
うしろ姿が 目に残る
飲まなきゃ遠い 夜明けは来ない
未練恋酒 加賀の夜

女だかれて つくして女
だめねあなたを 困らせる
恋の金沢 涙をかんで
ひとりたっぷり あとで泣く
あふれるものに 幸せまぜて
夢の恋酒 加賀の夜


2.ヤンザラエ

作詞:池田充男
作曲:西條キロク

浜のおんなが 地団駄ふんでとめたって
聞かぬひとだよ 根っから漁師だよ
あんたの船は おんぼろだから
小泊しければ 気がもめる
ヤンザラエ ヤンザラエ
所詮かよわい おんなの負けよ
あんた魚群を 追いかける
わたしゃ一日 浜に立つ

津軽 西浦 北前船のゆめみなど
乾したスルメに 山背の風が吹く
わたしを後家に しないでおくれ
かもめよつたえて きておくれ
ヤンザラエ ヤンザラエ
海の天気を ラジオで聞いて
やぶれはじけた 網を縫う
浜の番屋の 祈りうた

ヤンザラエ ヤンザラエ
熱いこの肌 ほしくはないか
あんた荒くれ 波まくら
わたしゃ一人寝 夢まくら
ヤンレサヤンレサエ ヤンレサヤンレサエ
ヤンレサヤンレサエ ヤンザラエ