雨情話

西方裕之 雨情話歌詞
1.雨情話

作詞:岡みゆき
作曲:徳久広司

誰の残り香 あなたの枕
知らぬふりして すがる胸
そんな人では なかったはずと
燃える身体の 裏側で
雨 雨 雨が降る
別れの音も しのび足

のぼりつめれば 男のこころ
冷めるものよと 聞く噂
あなたお願い 違うと云って…
指をからめば 窓の外
雨 雨 雨が泣く
夢みた夢も とぎれがち

愛し方さえ いつもと違う
怖いくらいに やさしくて
泣いて叫んで 泣きたい訳を
云えばどうなる この恋に
雨 雨 雨が降る
悲しみ色に 染まる夜


2.風やまず

作詞:久仁京介
作曲:徳久広司

岩手山から のぞめば遥か
南部盛岡 おれの郷(さと)
裸ひとつで この世に生まれ
夢に向かえば 苦労が荷物
決めた道でも 迷うけど
行けばわかるさ その先は

馬鹿をする時ゃ 死ぬ気でやって
悔いを残さず 歩きたい
丸くなるほど 揉まれた命
意地を捨てずに ここまできたが
惚れていながら つらくする
女房(おまえ)ひとりが 気にかかる

街をうるおす 北上川も
流れ果てない 幾十里
腹をくくった 男の値打ち
歩き終れば その時決まる
今日もあしたも この人生
南部おろしの 風やまず