雪夜酒

西方裕之 雪夜酒歌詞
1.雪夜酒

作詞:水木れいじ
作曲:市川昭介

宿の蛇の目傘(じゃのめ)に 身をよせあって
渡るこの世の 罪の橋
逢うが別れの いで湯の郷(さと)で
人目しのんで 燃える恋…
あなた酔わせて…酔わせて…雪夜酒(ゆきよざけ)

まわり道でも 倖せ探す
肩にひとひら 冬紅葉(ふゆもみじ)
寒くないかと 両手で包む
そんな情(なさけ)が ただ欲しい…
あなた泣かせて…泣かせて…雪夜酒

あれは始発の 汽笛の音か
こころ乱れる 虎落笛(もがりぶえ)
雪見障子を 背中で閉めて
すがる女の 夢ひとつ…
あなた抱いてて…抱いてて…雪夜酒


2.男鹿半島

作詞:丹まさと
作曲:市川昭介

波に打たれて さまよう舟は
愛をなくした わたしです
未練でしょうか 叱りますか
心ボロボロ この身も痩せて
今も恋しい あなた待つ
海鳴りふるえる 男鹿半島

三つ月過っても 涙は枯れず
白い吐息の 北の旅
抱いてくれますか あの日のように
甘い仕草も やさしい声も
風に吹かれて 海に散る
面影ひきずり 男鹿半島

愚かでしょうか 笑いますか
はぐれ鴎よ 教えておくれ
恋の傷跡 何時とける
明日を探して 男鹿半島